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演劇

投稿者:yanvalou


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終了土方巽1960 しずかな家

1960年〜61年、土方巽は横浜・黄金町に暮らしていた。町の表層を剥ぐように、五人の舞踏家が観客を非日常へと誘う。

  • 日程
    2014年11月08日 ~ 2014年11月09日

  • 時間
    01:00

  • 会場
    黄金町一帯

「アートの町」としてなにやら騒がしい横浜・黄金町。
このイベントは黄金町の地域資源として、前衛舞踊表現である「舞踏」の創始者・土方巽(ひじかた・たつみ)に光を当てるものです。

土方が黄金町(正確には横浜市中区赤門町1-12赤門荘)に越してきたのは1960年のことです。
前年に当たる1959年、土方は初期の代表作「禁色」(原作=三島由紀夫)を発表。同作品において、やはり舞踏の創始者の一人である大野一雄の息子・慶人と共演しています。
 
黄金町時代の土方を語る際、大野一雄を無視することは出来ません。土方は、当時反町(横浜駅から一駅の距離)に住んでいた大野を訪ね、ともに稽古を重ねたそうです。
 
「黄金町バザール」を開催する度に、アーチストのうち何名かが、現在上星川(横浜市保土ヶ谷区)にある大野一雄舞踏研究所を訪れるそうです。舞踏は横浜のアートシーンにとって地域資源と言えるでしょう。この資源を使わない手はありません。しかし、ミナトヨコハマが「舞踏の父」こと土方巽と「舞踏の母」こと大野一雄の二人がどちらも暮らした世界でたっ た一つの町だということを、いったいどれだけの人が知っているでしょうか?
 
当日は五人の舞踏家が街に出て踊りますが、舞踏の鑑賞と同時に、黄金町一帯のまちあるきを楽しむことも重視しています。同地区は土方巽が暮らした当時の面影を色濃く残しています。街に所縁の故人を偲ぶことで見慣れた街角が異化され、黄金町の再発見に繋がっていくことでしょう。

もちろん土方が暮らしたアパートの跡地もお教えいたします。
 
【日時】
2014年11月8日(土)〜9日(日)
両日とも13:00-15:20頃

【集合場所】
黄金町かいだん広場[地図を表示]
〒231-0066 横浜市中区黄金町1-2番地先(京急線高架下)
http://koganecho.net/air/short_term/2011/12/short-term-36.html

アクセス:
1)京浜急行「黄金町」駅下車。ひたすら線路(高架)沿いを横浜/日ノ出町方向に直進。大岡川の末吉橋近く。

2)京浜急行「日ノ出町」駅下車。ひたすら線路(高架)沿いを久里浜/新逗子/上大岡方向に直進。大岡川の末吉橋近く。

【参加費】
1,500円(当日・前売り同額)

【出演者】
・成瀬信彦
・細田麻央
・成田護
・川村信博
・PANCHA

【予約方法】
以下のURLにて予約を受け付けます。

http://peatix.com/event/56560/view

予約者には、町のエピソードを吹き込んだ音声データ( mp3ファイル)をお送りいたします。
当日、町歩きしながら任意の場所で再生して下さい。

*音声ファイルの有無によって、作品体験が大きく異なります。より深く作品を体験して頂く為に、前売り券の購入を推奨いたします。

キーワード:

土方巽 / 大野一雄 / 舞踏 / 黄金町 / アート / 演劇


レビュー(0)


コメント(1)


  • yanvalou   2015-01-23 14:29

    この公演のオンライン・アーカイブをつくりました。
    ぜひ御覧下さい。

    http://koganecho-hijikata.tumblr.com/tagged/%E5%9C%9F%E6%96%B9%E5%B7%BD-1960-%E3%81%97%E3%81%9A%E3%81%8B%E3%81%AA%E5%AE%B6

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