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7月

20

終了連続レクチャー&シンポジウム 世界の優れた幼児教育 創造的な教育を求めて 海外教育の国内事例から学ぶ

イタリア/レッジョ・エミリア、オランダ、日本「遊びとくらしの環境をデザインする」

  • 日程
    2014年07月20日

  • 時間
    04:00

  • 会場
    国立新美術館講堂

主催:子ども未来塾実行委員会
日時: 2014年 7月20日(日)
場所:国立新美術館講堂(東京都港区六本木7−22−2)
http://www.nact.jp/information/access.html

12:30-16:30 
第1部 レクチャー 伊藤史子 「環境との対話から生まれるコンセプチュアルデザインの視点」
第2部 第2部 レクチャー 宮前幼稚園園長 亀ヶ谷忠宏 「子どもの遊び、表現過程から」
第3部 鼎談   佐藤学、秋田喜代美、伊藤史子、亀ヶ谷忠宏
第4部 絵画表現からのアプローチ:パネルディスカッション(聴講者参加型)
    子どもたちの原画約50作品鑑賞 作品とその成立背景を考える
    
料金  4000円(会員3500円) 学生3000円※当日学生証提示あり

お申込み、お問い合わせは①氏名 ②人数 ③メールアドレス④電話番号をご記入の上
Codomo.creative@gmail.comまで

【登壇者】
佐藤学(学習院大学教授)
秋田喜代美(東京大学)
伊藤史子(デザイナー、アトリエリスタ)
亀ヶ谷忠宏(宮前幼稚園園長)
野瀬佳枝(月島アートスクール主宰)
玉田俊雄(Museum at Tamada Projects 主宰)

内容 :
■レクチャー 「環境との対話から生まれるコンセプチュアルデザインの視点」
オランダでコンセプチュアル・デザイナーとしての活動、また、レッジョ・エミリアでアトリエリスタしての実践経験がある伊藤史子氏によるレクチャー。
■レクチャー「子どもの遊び、表現過程から」川崎市の宮前幼稚園園長亀ヶ谷忠宏氏から豊かな保育現場での実践を踏まえ、遊びから発見できる子どもの表現活動をテーマにしたレクチャー。
■鼎談 佐藤学氏、秋田喜代美氏、伊藤史子氏、亀ヶ谷忠宏氏による鼎談。実践を踏まえ、教育哲学、保育など多角的な視点から意見交換。

■絵画表現からのアプローチ:パネルディスカッション(聴講者参加型)
自身も画家である月島アートスクール主宰野瀬佳枝氏より3歳‐5歳児の絵画作品を通してレクチャー。および、聴講者も参加型でディスカッション。

■登壇者プロフィール
佐藤学
1951年広島生まれ。学習院大学文学部教授、東京大学名誉教授。教育学博士(東京大学)。日本教育学会前会長。主な著書に『カリキュラムの批評―公共性の再構築へ』(世織書房 1996年)、『教育改革をデザインする』(岩波書店 1999年)、『学びから逃走する子どもたち』(岩波書店 1999年)『学校改革の哲学』(東京大学出版会 2012年)など多数。共著、編集に『子どもたちの想像力を育む―アート教育の思想と実践』(東京大学出版会 2003年)、監修に『驚くべき学びの世界 レッジョ・エミリアの幼児教育』(ワタリウム美術館編 東京カレンダー 2011年)など。

秋田喜代美
東京大学大学院教育学研究科教授、同副研究科長。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(教育学)。東京大学教育学部助手、立教大学文学部助教授を経て現職。専門は教育心理学、保育学、授業研究。日本保育学会会長。国立教育政策研究所評議員。内閣府子ども子育て会議委員。文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会委員、厚生労働省社会保障審議会委員。保育所や幼稚園、小中高等学校という制度的な教育の場での子どもと専門家としての保育者や教師の成長を園内研修や校内研修に関わりながら研究を個なっている。最近の著書としては「保幼小連携:育ち合うコミュニテイ作りの挑戦」(ぎょうせい 2013)「学びの心理学」(左右社 2012) 「保育の素顔」(フレーベル2011)論文に「レッジョ・エミリアに学ぶ保育の質」こども学1巻8-28.2013等。

伊藤史子
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院修了。フリーランス・デザイナーを経て、2008年渡欧。”本当のluxuryとは何か?”をテーマとして、スイス・ローザンヌ美術大学/ECAL修了。オランダのデザインアカデミー・アイントホーフェンにて薫陶を受けたコンセプチュアルデザインの視点から幼児教育に関わりはじめる。イタリアのレッジョ・エミリアでレッジョ・チルドレンにおける作品展示や、アトリエリスタとしての実績を経て、2014年帰国。現在、東京藝術大学美術学部特任助手として、ラーニング・デザイン・プロジェクト「 Museum Start あいうえの」に参画、アトリエリスタとして活躍。プロセスを大切にし、ものごとの本質の追求をモットーとした活動を行っている。

亀ヶ谷忠宏
宮前幼稚園園長。「幼児期に、あそびの中で味わう充実感、友達と共感できる喜び、信頼する心など、その後の生活を支える豊かな感情や情緒、意欲、意志、態度をしっかり育てることこそが大切」という理念を持つ。自然を取り入れた園の環境つくり、あそびを充実させる過程における子どもの気持ちや発想が素直にステキに表現される造形活動を目指して保育に取り組んでいる。

野瀬佳枝
武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業 。化学メーカーでの都市計画・公共・個人住宅のカラーコンサルティング、大手人材派遣企業のCSR障害者雇用促進事業において知的障碍者の絵画制作・商品企画制作指導等を経て、現在月島アートスクール(東京都中央区)主宰。「多くの人に美術・造形の時間を」をコンセプトに活動中。

玉田俊雄
Museum at Tamada Projects主宰、Art&public(NPOシンクタンク)主宰。アートプランナー、アートコンサルタント、アートプロデューサー。ピカソアジア巡回展、ミロ展プロデュースなど美術館展覧会の企画多数。また、1989年の世界初サテライトオークション『パリ―東京』企画、経団連・国際メセナ(フランス15世紀のサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂「林檎の礼拝堂」総合プロデュースなど、アートフィールド全般で活動中。

子ども教育立国連続レクチャー&シンポジウムは世界の子ども教育の事例を紹介し、参加された聴衆の方々とレクチャー後の「Q&A」でより深い討議を進めながら、ベストな創造力教育のプログラムを多くの方々の参加で生み出すプロジェクトです。

キーワード:

子ども / アート


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