アップリンクが運営するクラウドファンディング・サイト「PLAN GO」にて、スーパーホスト(Airbnb)俳優と「サラヴァ東京」元料理長が、劇場・宿泊・食・アトリエを有機的に結び付けた施設「Mountain of Arts & Entertainment SHODOSHIMA KAI」の改築新設費用88万円を募るクラウドファンディングを4月21日まで実施中。小豆島に世界から愛される文化拠点を創るこのプロジェクトに4月5日現在、54%、47万8千400円の支援が集まっている。今回は現地からの進捗状況をお届けする。
【PLAN GO:小豆島にアートとエンターテイメントの山を作る】
http://plango.uplink.co.jp/project/s/project_id/76
舞台俳優の松之木天辺さんが旅行のつもりで小豆島を訪れたのは2017年。ブックデザイナーの平野甲賀さんご夫妻をはじめ、運命的な出会いが重なり、島に移り住むことを即決、「Theater 箱舟」と「民泊 teppen」をオープンし運営してきた。
3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が開幕する今年春、料理人:古田 一州さんをパートナーに迎え、「食卓 disshu(ディッシュー)」と「Atelier tatin(アトリエ タタン)」を増設し、劇場・宿泊・食・創作を有機的に結び付けたMountain of Arts & Entertainment「Shodoshima 开 KAI」を展開する。
3月は青蛾館『毛皮のマリー』公演(東京芸術劇場シアターウエスト)の振付と出演のため、ほとんど東京で過ごした松之木さんと、拠点を東京から小豆島へ完全に移す準備を完了させた古田さん、3月25日にレンタカーで移動し小豆島入り。
早速、「Atelier tatin(アトリエ タタン)」に使う建具の搬入にとりかかる。
内海(うちのみ)湾を眼下にのぞむ宮山に自生する金柑は、金柑酒、シロップ、生食用に採取。
ご近所との交流もさかん。海の見えるレストラン「kaina」ではヨガ教室を開催中。ふたりともハードワークに備えて身体を整えている。
工事中でも「民泊 Teppen」は営業中。ふたり体制になって初のお客様は俳優ご一家。池田港の朝市と魚伝さんにて調達した新鮮な食材を古田さんが腕を振るう。
▲オリーブサーモンのカルパッチョ、瀬戸内あじ南蛮、島の野菜
「民泊 Teppen」の予約はAirbnbから → https://www.airbnb.jp/users/show/80949412
クラウドファンディングは4月21日終了。工事は瀬戸内国際芸術祭がはじまる4月26日までに、完成予定だ。