映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
フランソワ・オゾン監督の新作『婚約者の友人』が10月21日(土)より公開される。オゾン監督は、エルンスト・ルビッチ監督が『私の殺した男』として映画化したモウリス・ロスタンの戯曲をもとに、ドイツとフランスを舞台にパートカラーで新たな物語を作り上げている。webDICEではオゾン監督のインタビューを掲載する。
第一次世界大戦後のドイツ、婚約者フランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナの前に、フランツと戦前のパリで友人だったという男アドリアンが現れる。アドリアンにアンナは次第に惹かれていくが、彼はフランツとの“ある秘密”を打ち明け、突然行方をくらましてしまう。パートカラーの丹精な映像美のなか、ミステリーの要素だけでなく、戦後のヨーロッパ社会の混乱や市民の中に漂うナショナリズムについて描くとともに、アンナの成長物語としても観ることができる作品となっている。
「アドリアンとアンナは、フランツを失った悲しみでつながっているが、ふたりは愛し合うことができるだろうか?僕は古典的なメロドラマ風のテーマである罪と赦し、そして互いの気持ちがすれ違っていく様を描きたかった」(フランソワ・オゾン監督)
嘘についての映画を作りたかった
──本作を撮ろうと思ったきっかけは?
真実やわかりやすさばかりが求められる時代に、嘘についての映画を作りたかった。尊敬するエリック・ロメールの教え子として、嘘がストーリーを動かすための刺激的なネタになるのではないかと思ったんだ。友人からモーリス・ロスタンの戯曲のことを聞いて、その案についてじっくり考えた。よく調べてみると、エルンスト・ルビッチが1932年に映画化していることがわかった。とっさに頭に思い浮かんだのは、この企画はお蔵入りだってことだ。ルビッチに勝てるわけがないからね。
映画『婚約者の友人』フランソワ・オゾン監督
──どうして気が変わったのですか?
ルビッチの映画を観て確信した。彼が戯曲と同じようにフランス人青年の視点から描いたのに対し、僕は女性側から描きたかった。観客と同じように、「どうしてフランス人の青年が、自分の婚約者の墓に訪れるのかわからない」という女性側の気持ちだ。戯曲とルビッチ版では、フランス人青年の秘密は、冒頭で神父に罪を告白するシーンで明らかになる。僕は彼の罪よりも嘘の方に興味を惹かれた。
ルビッチ版は美しいし、戦後の平和主義的、理想主義的な背景から考えても十分に見る価値のある作品だ。僕もいくつか彼のシーンを取り入れた。彼の作品の中でも知られていないものだし、これだけがシリアスで、客も入らなかった。たしかにこの作品の監督として彼は評価に値するし、作品にはルビッチならではの独創性がある。でも第二次世界大戦の足音が迫ってきたことを知らない、ドイツ出身でアメリカで活躍した監督が作った楽観的な映画だ。第一次世界大戦があまりにも酷かったから、フランスやドイツにいるたくさんの政治家やアーティストが平和主義を訴えた。「二度と繰り返すな」と。僕のアプローチは、2つの大戦を経験していないフランス人として、全く違ったものになるだろう。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──オリジナルのストーリーに第2部を付け加えましたね。
戯曲とルビッチ版では、青年の嘘はアンナの婚約者の両親にはバレないし、彼はその家族にも受け入れられる。亡くなった婚約者の代わりとなって、家族のためにバイオリンを弾いてあげつつ、ハッピーエンドで終わる。
僕の映画では、アドリアンは家族の輪に入ろうとするが、ある段階で、嘘をついたことと罪の意識に耐えきれなくなり、アンナにすべてを打ち明ける。ルビッチ版との違いは、アンナは自分を見つめるための長い旅のあとでようやく、彼の嘘を受け入れることだ。その旅は僕が付け加えた第2部で、アドリアンが姿を消し、アンナが打ちのめされるところから始まる。
──メロドラマなら普通、アドリアンはアンナに恋をしないでしょう。もしそうだったら、彼はその恋に向き合うことができないはずです。
アドリアンとアンナは、フランツを失った悲しみでつながっているが、ふたりは愛し合うことができるだろうか?アンナは最初できると思うが、真実を知った時にそれが急に不可能に思えた。そのうち、だんだんと愛を信じられるようになるが、違う角度からフランスの現実を目の当たりにする。アンナのすばらしいところは、周りを見ていないこと。彼女はアドリアンが何をしたか分かっているが、何に一番傷ついたかと言えば、彼に対する抑えがたい気持ちだった。だからふたりの愛を信じたいと願いながら、最後に彼を探しに行くんだ。一方で、アドリアンの願いは語られない。僕は古典的なメロドラマ風のテーマである罪と赦し、そして互いの気持ちがすれ違っていく様を描きたかった。
──自分はフランツの友人だったと嘘をついたことで、アドリアンは彼自身の願望のようなものに向き合っているように思えます。
アンナはアドリアンの母親に「あなたの息子さんを苦しめているのは私ではなく、フランツです」と言う。フランツとは、ドイツ人兵士であるフランツであると同時に、フランツから生み出されたもの、つまり彼の友人かも知れないし、彼の恋人かも知れない。
アンナの感情が育つ過程を追う
──アドリアンは複雑なキャラクターですね。
アドリアンは苦悩を抱えた青年だ。何がしたいのか分からず、罪の意識に苦しみ、自分の家族ともうまくいってない。冒頭では彼がどういう人間かほとんど分からない。かなり謎の多い人間だ。ストーリーが進むにつれ、アンナは次第に彼に失望していく。彼は戦争で負った心の傷で気力をなくしている。勇気がなく、日常的な神経症で心がすり減っている。フランツへの執着のような愛情の虜になり、それに溺れていく。
──ある意味、アンナはアドリアンがドイツを去ったあと、フランツをやっと心から悼むようになりましたよね。フランツの写真が入った写真立てを墓に置いて、悲しみにくれるようになりました。
それまでアンナは、フランツの両親の前では気丈に振る舞っていた。ある時フランツの父親が彼女に「息子を失った時、君は私たちを救ってくれた。今度は私たちの番だ」と言う。
しかしアドリアンの嘘と失踪によって、アンナの苦しみがまた表面化してしまい、置き去りにされたことがさらに酷い仕打ちになった。おそらくアドリアンとの関係がより性的なものだったからだ。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──アンナは単に悲しみを乗り越えて許す方向に踏み出すだけでなく、愛を見出し、愛とは何かについて学んでいます。
脚本は教養小説、つまり成長小説のように作られている。夢や現実逃避の世界を描くのではなく、むしろアンナの感情が育つ過程を追い、彼女が現実や、嘘、願望に対して幻滅するさまを通過儀礼のように描いている。アンナはフランツと一緒になるはずだった。ロマンチックで、若さあふれる恋だが、おそらく事情あっての婚約で、決して性的に満足のいく関係ではない。その恋人がいなくなり、突然、奇跡的に理想の男性が現れる。今度はさらに情熱的だ。アドリアンは運命の人ではないが、彼を通して、アンナは人生の大きなテーマに向き合うことになる。死、愛、憎しみ、他者性だ。
───映画の冒頭はアンナに焦点を当てています。アンナがフランツの墓と自分の家を行ったり来たりしている様子を描いていますね。
僕は人がひとつの場所から他の場所に移る映画が好きなんだ。それはキャラクターの成長を暗示させるものだし、映画と主人公の地理的な設定を決めるものだ。ドイツの小さな町で、家々や墓地、酒場の間を行き来する様子を描く必要があった。アンナが場所を移動する様子を見ながら、私たちは彼女について思いを馳せ、彼女が成長していることが分かり始める。初めのうち、アンナは流されるままに小さな町で同じ日常を繰り返している。そしてしがらみを捨ててフランスに行くという、大きな旅に出るんだ。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
敗戦国であるドイツ側の視点から物語を語ること
──本作にはあなたの作品のテーマがたくさん入っています。『まぼろし』における悲しみ、『危険なプロット』で見せたストーリーを語る上での心地良いあいまいさ、『17歳』の中にある、若い女性の感情が育っていく様子……それでいてたくさんの新しいことにも挑戦しています。
意識はしていないが、僕のこだわりがこの映画に入っていることは間違いない。だがフランス語以外の言語やフランス人以外の役者、フランスではない場所で映画作りをしてみると、自分自身が変わる必要があるし、自分のテーマにも新しい力が生まれて、新しい次元になればいいと思う。戦争についての映画は初めてだし、戦場のシーン、ドイツの小さな町、白黒で撮るパリ、ドイツでの撮影も今までなかった。
ベルサイユ条約によって屈辱を味わった人々の目線で、敗戦国であるドイツ側の視点からこの物語を語ることは僕にとってとても大事なことだ。あの時代にドイツがいかにして広がりつつあるナショナリズムを増幅させていったかを描くことができた。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──あなたのドイツへの関心は、ファスビンダーの戯曲を映画化した『焼け石に水』で垣間見ることができました。
ドイツは僕が子供の頃に行った初めての外国で、言葉や歴史、文化に強く興味を持ったと同時に、すっかり魅了されてしまったのを覚えている。その後しばらくの間、そのヨーロッパの2つの国の人々が分かち合う絆や友好関係をずっと表現したかったんだ。この映画が絶好の機会を与えてくれた。
僕はキャストやスタッフと直接やりとりができる程度のドイツ語を話せる。さらに僕は役者を信頼していて、彼らにセリフについてのアドバイスをお願いした。みんなとても協力的だったよ。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
モノクロ映画への初挑戦
──どのように歴史的背景を再現しましたか?
『エンジェル』の時とはかなり違ったよ、あれは若いヒロインの想像の世界というか、夢の世界を作り出そうとしたからね。『婚約者の友人』では独自の世界観を作るという意図的な挑戦は一切なかった。それどころか、リアリズムを追求しなければならなかった。あの時代設定が理想的だったのは、たくさんの写真や映画が残っていることだ。しかし予算の都合で、僕が求めたレベルで歴史に忠実に再現するのは難しいとわかった。美術担当のミシェル・バルテレミとロケ地を探している時、興味深い候補地がたくさんあったが、どこも費用がかさむ工事が必要だった。ある日、今まで撮った写真を白黒にしようと思いついた。奇跡的にどのロケ地も美しく生まれ変わり、皮肉なことに、より高度なリアリズムと正確さを表現することができた。なぜならあの時代の参考資料はすべて白黒だからね。
プロデューサーはあまり乗り気でなかったが、芸術面でも、予算の面でも見合った選択だったし、最終的には白黒にしたおかげでいいことがたくさんあったと思う。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──いくつかのシーンをカラーにしたのはなぜ?
モノクロ映画への初挑戦は面白かったけれど、心苦しいことでもあった。僕にとって色味や鮮やかな色彩を強調することは自然なことだからね。特にドイツのロマン派の画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの絵を参考にした、湖を歩いているシーンには色を入れたかった。だから強い感情を表現する要素として、回想シーンや嘘のシーン、幸せなシーンなどにカラーを使うようにした。この時代が、モノクロで表現する哀悼の期間だったことを暗示するためだ。血液が血管を流れるように、カラーはモノクロの映画を活性化させる。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
ピエール・ニネは女性的な一面やもろさを持っている
──アンナを演じたパウラ・ベーアはいかがでしたか?
ドイツでオーディションをして、大勢の若手女優に会った。パウラには、きらめきと同時に、ある種の物悲しさを感じた。撮影当時はまだ20歳だったけれど、演技はとても成熟していた。少女の無邪気さと、女性の力強さの両方を表現できた。演技の幅の広さが素晴らしく、キャラクターを素早く作り上げる能力があった。カメラ映りも文句なしだ。
映画『婚約者の友人』アンナを演じたパウラ・ベーア© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──アドリアン役のピエール・ニネは?
『女の子が好き』で彼の活発さと何とも言えない魅力に感銘を受けた。コメディ・フランセーズの舞台も印象的だったし、『イヴ・サンローラン』の主演での演技もすばらしかった。ピエールはどんな役でもできる個性派俳優だ。コメディのセンスは天性のもので、間の取り方がうまい。だがアドリアンにとって肝になる、シリアスで苦しみを抱えた役を演じても違和感がない。彼の年齢にしては、とても貴重なものを持っていると思う。それは女性的な一面やもろさ、欠点などを声色や動きによって表現することを恐れないことだ。
映画『婚約者の友人』アドリアン役のピエール・ニネは © 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──フィリップ・ロンビの音楽について聞かせて下さい。
映画の冒頭はストーリー的にも音楽的にも荒涼とした感じだ。音楽は控えめで目立たないようにドラマティックな緊張を強調している。ラブストーリーが生まれるのに合わせて、だんだんとロマンティックな雰囲気が高まっていき、そしてアンナが幻滅するシーンになる。音楽は、時代に合わせてマーラーやドビュッシーなどの作曲家に倣って、音の強弱で変化をつけながら彼女の旅路を追う。
映画『婚約者の友人』© 2015 MANDARIN PRODUCTION – X FILME – MARS FILMS – FRANCE 2 CINEMA - FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU
──フランツという名前について聞かせて下さい。映画のタイトル(原題:FRANTZ)でもありますね。
自然に思いついた。「フランス」に響きが似ているよね。ドイツ語のスペルではTを入れない。フランス人がよくやる間違いさ。ドイツ人はそれに魅力を感じたり面白がったりするから、間違いを正さないことにした。フランツは大のフランスびいきだから、彼自身がTを付け加えたことにしたよ。
──劇中に登場するマネの絵画が印象的でした。
ロスタンの戯曲ではクールベが描いた、男の子が首を反らしている絵を取り上げていた。クールベの作品を見てみたが、僕が見つけたものはどれもロマンチックすぎて、僕の求めていた生々しさに欠けていた。それで、死についての絵を調べていたら、マネのあまり知られていない「自殺」が見つかったんだ。とても近代的に感じた。
劇中、あの絵画を登場させることはとても重要だった。芸術もまた嘘、つまり苦しみを何とか和らげようとする挑戦なんだ。だがそれは気高い嘘であり、仮の嘘であり、私たちを生きやすくするための嘘だ。
(オフィシャル・インタビューより)
フランソワ・オゾン(François Ozon) プロフィール
1967年、フランス、パリ生まれ。1990年、名門の国立映画学校フェミスの監督コースに入学。数々の短編映画を監督し、『サマードレス』(96)がセザール賞にノミネートされるなど、早くから秀でた才能に注目が集まる。1998年、『ホームドラマ』で長編映画監督デビューを果たす。続く『クリミナル・ラヴァーズ』(99)がヴェネツィア国際映画祭に正式出品され、『焼け石に水』(00)でベルリン国際映画祭テディ賞を受賞し、国際的にも高く評価される。シャーロット・ランプリングを主演に迎えた『まぼろし』(01)では、セザール賞の作品賞と監督賞にノミネートされる。2002年、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダンなどフランス映画界のトップに立つ豪華女優陣が集結した『8人の女たち』がベルリン国際映画祭銀熊賞を獲得、日本を始め世界各国で大ヒットを記録し、人気・実力共にフランスを代表する監督となる。その後も、再びランプリングとタッグを組んだ『スイミング・プール』(03)がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品される。再びドヌーヴを主演に迎えた『しあわせの雨傘』(10)では、セザール賞4部門、英国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる。さらに、『危険なプロット』(12)ではセザール賞6部門、『17歳』(13)では2部門、『彼は秘密の女ともだち』(14)では2部門、本作で11部門にノミネートされるなど、その稀有なる才能はますます磨かれ続けている。
映画『婚約者の友人』
10月21日(土)シネスイッチ銀座 ほか全国順次公開
1919年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナも、悲しみの日々を送っていた。ある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣いている。戦前にパリでフランツと知り合ったと語る彼の名はアドリアン。アンナとフランツの両親は彼とフランツの友情に感動し、心を癒される。だが、アンナがアドリアンに“婚約者の友人”以上の想いを抱いた時、アドリアンが自らの“正体”を告白する。しかしそれは、次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった──。
監督/脚本:フランソワ・オゾン
出演:ピエール・ニネ、パウラ・ベーア
原案:『私の殺した男』エルンスト・ルビッチ
提供:KADOKAWA、ロングライド
配給:ロングライド
2016年/フランス・ドイツ/仏語・独語/113分/シネマスコープ/モノクロ・カラー/5.1ch
原題:FRANTZ
日本語字幕:丸山垂穂
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本