webDICE編集スタッフと、新しく立ち上げるクラウドファンド・プラットフォームの運営スタッフを募集します。
webDICEは、紙の雑誌を経て2008年にスタートしました。今秋、大幅にリニューアルする予定です。当時はまだスマホがない時代でしたので、PCメインの画面作りでした。現在のデバイス別セッションは、モバイル58%、PC36%、タブレット6%ですので、まずモバイルファーストのデザインに変え、編集と記事の更新頻度も改善します。
webDICEは、自社の作品の宣伝もですが、広く映画業界、アート系、インディーズ系映画のプロモーションに役立つために作ったサイトです。そして映画というメディアにとらわれることなく読者にシェアしたい情報やメッセージを伝えていくメディアです。
また、新たにクラウドファンドのプラットフォームも今秋立ち上げます。現在ベータ版の開発が終わっていて、携わるスタッフが決まり次第運用を開始する予定です。アップリンクでは、ホドロフスキーの『エンドレス・ポエトリー』でアメリカのキックスターター、インディーゴーゴー、日本のモーションギャラリーでは、ホドロフスキーのBOXセットや、アップリンクで配給した『蜃気楼の舟』の制作費や宣伝費の調達を経験して来ました。その経験で一番重要なのは当然ですがプロモーションだと改めて自覚しました。今回立ち上げるクラウドファンドのプラットフォームでは他との違いを打ち出すためにwebDICEの記事と連動させます。具体的には、クラウドファンドの起案者を取材し、その企画を記事としてwebDICEに掲載します。また、資金調達途中もその経過をアップリンクのSNSでサポートします。さらに資金調達が達成しプロジェクトが実行される際も記事として紹介しサポートを継続します。
映画に携わる仕事は配給や宣伝だけではありません。映画を紹介するため、取材、インタビューを行い記事を作成したり、また、映画制作や映画館を作りたいという人たちをクラウドファンドの形で応援する方法もあります。
以下が応募条件ですので、ぜひあなたの力を活かしてください。
浅井隆
アップリンク代表
■職種
(1)クラウドファンドサイト運営管理者
(2)WEBマガジン+映画パンフレット等 編集者
■雇用形態
正社員(試用期間有)
■募集人数
正社員 2名
■業務内容・待遇・勤務時間
▼正社員
(1)クラウドファンドサイト運営管理者
・クラウドファンドのプラットフォーム運営
・起案者の対応、取材、ライティング
社会人経験2年以上の方
基本勤務時間10:00~19:00(休憩1時間)
月給23万円から(基本給199,700円、みなし残業代 月20時間 30,300円を含む)
(2)WEBマガジン+映画パンフレット編集者
・WEBマガジン「webDICE」取材、ライティング
・配給する映画の宣伝チラシ・パンフレットの編集、印刷進行管理
社会人経験1年以上の方
基本勤務時間10:00~19:00(休憩1時間)
月給21万円から(基本給182,300円、みなし残業代 月20時間 27,700円を含む)
■勤務地
東京都渋谷区宇田川町37−18トツネビル4F
最寄駅:JR渋谷駅徒歩7分
■正社員基本待遇
【諸手当】
交通費全額支給(規定内)
【残業手当】
給与には、みなし残業代20時間を含む。
20時間未満の残業でも規定額を支給。
超過分は別途支給。
*繁忙期は40時間を超えることもあります
【休日・休暇】
土日祝、年末年始、夏季休暇、有給休暇。
*月1日以上の映画初日立会い、イベント等で週末の出勤があります。その場合、代休を申請。
【福利厚生】
・各種社会保険完備
・月3,000円までエンタメ鑑賞費支給
・併設のレストランTabelaでの昼食1,000円の内500円会社支給、夜食半額会社支給
【賞与】
業績に応じて年1回支給(2016年実績あり)
*給与は、それぞれ前職の経験を活かせるよう相談の上、当社規定により決定
*試用期間2ヶ月、給与は本採用と同じ
*勤続年数によりフレックスタイム制へ変更の可能性あり
■応募資格
職種により応募に必要な社会人経験年数を明記しています。
映画業界の経験は問いませんので未経験者の方の応募も歓迎します。
10月中に勤務を開始できる方。
■応募方法
写真添付の履歴書と職務履歴と次の作文をメールでPDFの形で送付ください。
締切:2017年8月28日(月)AM10:00
[作文1]アップリンク渋谷の施設を利用した感想。400字。
[作文2]アップリンクの配給作品2本を観た感想。800字。配給作品リストはこちらをごらんください。
[作文3]入社して自分の経験を活かしどのような仕事をしたいか。400字。
アップリンク・スタッフ募集に応募を考えている皆様へ
アップリンクの仕事は、映画監督やクリエイターのメッセージ、バイブレーションをダイレクトに観客に伝える事です。映画は考え方や感性を総合的に伝えられるメディアだと考えています。
7月に公開した『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』の宣伝は、日本の観客に彼の踊りを見てもらいたい、映画で描かれた以降のポルーニンを観客たちに伝えたいという想いからはじまりました。そして、セルゲイ・ポルーニンが来日、東京藝大の奏楽堂で「Take Me to Church」のパフォーマンスが実現、写真家のハービー・山口氏による写真集の発売と写真展の開催という形で、ロンドンで行われた最新公演「プロジェクト・ポルーニン」が日本で紹介されるに至りました。
また、11月公開のアレハンドロ・ホドロフスキー監督の最新作『エンドレス・ポエトリー』は企画制作の時点から参加、製作資金の一部を出資。さらにアメリカのクラウドファンドサイト「キックスターター」でキャンペーンを展開し、全世界から製作費の一部を集めました。チリのサンチャゴの撮影には、僕と日本人スタッフが参加しました。公開時には、再びホドロフスキー監督の来日計画を立てています。
また、アップリンクでは、常に新しい事業に挑戦をしています。その一つは、ベータ版の開発が済んでいるクラウドファンドのプラットフォームです。国内外のクラウドファンドで資金集めを実践してきた経験から、資金調達する企画の“宣伝”がもっとも重要だということを身に沁みてわかっています。そこで、自社で編集部を持ち運営するWEBマガジン「webDICE」と連動し企画を紹介し、SNSを駆使して宣伝を行います。また、昨年末に始めたVODサイト「アップリンク・クラウド」はいわばアップリンク版iTunesです。「アップリンク渋谷」がリアルな映画館だとすれば「アップリンク・クラウド」はネット上の映画館。今後、さらにラインアップを充実させていきます。 そして、WEBマガジン「webDICE」の大幅なリニューアルを行います。クリエイターの生の言葉、映画をはじめとしたカルチャーの情報を発信する力をさらに強めていきます。そのほか、リアルな空間での人と人の出会いがより重要になっている時代に、さらにリアルな映画館を作ることも模索しています。
今後の配給作品は、北欧の少数民族サーミの迫害を少女を通して描いた映画『サーミの血』が9月に公開。デヴィッド・リンチ監督が幼少期から美術学生となり助成金を得て『イレイザー・ヘッド』を撮るまでを語るドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』は2018年公開予定です。
過去の配給作品リストがここに掲載されています。アップリンクの配給作品に興味を持ち、映画に込められた監督たちのメッセージに心動かされた経験がある方と一緒に仕事をしたいと思っています。
浅井隆
アップリンク代表