骰子の眼

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2016-11-19 07:00


20世紀最悪の独裁者の子供時代とは?心理ミステリー『シークレット・オブ・モンスター』

ノンフィクションは政治的に正しい必要があるが、私はそこに興味がない―コーベット監督語る
20世紀最悪の独裁者の子供時代とは?心理ミステリー『シークレット・オブ・モンスター』
映画『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

1910年代のフランスを舞台に、やがてヨーロッパを席巻する独裁者となる少年の変貌を描くミステリー『シークレット・オブ・モンスター』が11月25日(金)より公開。webDICEでは、ブラディ・コーベット監督のインタビューを掲載する。

物語は、アメリカ政府高官のひとり息子として一家でフランスの郊外で暮らすことになった主人公の少年プレスコットが次第に狂気をはらませていく姿と、ベルサイユ条約締結から第二次世界大戦勃発までのヨーロッパの歴史を並行させて描いていく。ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」から着想を得たというコーベット監督だが、原題である「独裁者の子供時代」を、ゴシックな映像美によりイマジネイティブに捉えた作品だ。主演の本作が映画デビューとなったトム・スウィートの美しさだけでなく、母親役のベレニス・ベジョ(『アーティスト』)、フランス語の家庭教師役のステイシー・マーティン(『ニンフォマニアック』)など豪華な俳優陣に加え、ロバート・パティンソン(『コズモポリス』)も重要な役どころで出演しているので注目してほしい。そして音楽を担当するのはスコット・ウォーカー。重厚なスコアがこの緊張感に満ちたストーリーを彩っている。

“エクソシズム”のような初監督作品

──長編作品初監督ということですが、撮影中などで困難な事や印象的な事は?

壁にぶち当たってばかりでした(笑)。この作品を作るまでの過程は、人生で最悪の体験の一つです。全く楽しい経験ではありませんでした。妻もプロデューサー、そして共同脚本家としてこの作品に参加したのですが、彼女は当時妊娠していて、お金もなく、形にするまでに長年かかったので多くのキャストやスタッフが外れてしまい、ファイナンスもなかなかまとまらず、予算はどんどん少なくなり、極度のストレスを感じていました。ですが、今はとても幸せです。5つ星のレビューもあれば、1つ星のレビューもあり、作品への反応は賛否両論ですが、それは何となく予想していました。そして、今はやっと穏やかさを取り戻しました。12月から準備に入る次回作はとてもスムーズに進んでいます。初監督作品は、特に複雑で意欲的な作品を生み出すというのは、“出産”というよりは“エクソシズム”のようでした。

©Agatha A. Nitecka
『シークレット・オブ・モンスター』ブラディ・コーベット監督 ©Agatha A. Nitecka

──撮影や製作期間はどのくらいの日数をかけましたか?

脚本を書き終えてから作品が完成するまでに4年間かかりました。

──日本の試写でも、伏線などの詳細をもう一度確認するために二度三度と観たいと言ってくる方が多くいます。観客に対してそのような仕掛けをあえてしていますか?

そうですね。私が好きな映画は音楽に似ていて、繰り返し聞きたくなる曲のような感じです。長い間愛されている作品はそういった音楽的要素があると思います。途中から観ても、終わりから観ても、また繰り返し観たくなってしまうような。この作品は、観客がもう一度観たくなるように構成されています。明確な答えを提示している箇所と詩的要素として、もしくは観客を刺激する為に盛り込んだ要素が混在します。

個人的にとても興味深いのが、一般の観客、批評家関係なく、この映画を観てくれた人と話をすると、10人中9人の人が正しく理解してくれていると感じることです。色んな捉え方がありますが、ほとんどの場合、みんな正しいのです。人は自分の直感を信じることにナーバスになりがちです。作品をみせる前は観客が全く理解してくれないのでは、と心配でしたが、情報を詰め込みすぎると、スピルバーグの映画のようになってしまうと思いました。そういう作品を作ることには興味がないんです。この作品のファンではない人でさえ、作品の中にちりばめた要素を理解してくれ多様に感じました。そして、観客に解釈を委ねる部分も盛り込んでいます。よくカーテンが燃えているシーンの意味を問われますが、「色んな意味が込められている」と答えます。

あの夜、あの少年は家と一緒に燃えてしまっていたかもしれない、それにより20世紀の歴史が大きく変わっていたかもしれない。あるいは、「家を呪う」と言い放ったメイドの鈍いが現実になったのかもしれない。同時に、彼女はこの家を呪うといったのに、その呪いは効かなかったという皮肉ともとらえることができます。「こうなっていた可能性がある」という事柄をある意味ユーモアを交えて描いているのです。

映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

──主人公の少年、プレスコットが予知夢を見ているシーンがありますが、これは独裁者とは、一種の先天性のものであると暗に示しているようにも捉えられます。一方で彼が独裁者になってしまったのは家庭環境や時代のせいでもあるように映画の中から捉える事ができるかと思います。監督ご自身は、生まれたときは同じであるはずの人間がなぜに変貌してしまうと思いますか?

この作品はプレスコットの将来を決めるきっかけになったかもしれない全ての可能性を提案していると思います。形而上的な可能性もあれば、心理学的な可能性もあるでしょう。しかし、最後にそれまでに提案されてきた全ての可能性が否定されるのです。ロバート・パティンソンが2役演じているのはそれが目的です。そこまで信じてきた生物学的可能性も完全に否定されてしまうからです。歴史はフィクションです。観客はこの映画を最後までみて、歴史(過去)を紐解くことが出来なかったフラストレーションを感じるでしょう。

──この映画の主人公プレスコットは悪魔や怪物のような「特殊な子供」なのか、それともいつでも存在しうる「普通の子供」なのでしょうか。

プレスコットは特殊な子供だと思います。誰もがそうだと思いますが、「Nature (本質) vs. Nurture (養育)」というシンプルな話ではないと思います。「Nature (本質) & Nurture (養育)」だと思います。その両方なのです。

──プレスコットを演じたトム・スウィートは、非常に鮮烈な印象でした。オーディションはありましたか?

トムは近所の公園でサッカーをしている時に発掘されました。私たちは少女のような容姿の男の子を探していたんですが、キャスティングディレクターがトムを見かけてスカウトしたんです。実際に彼に会って、容姿はもちろん、彼は素晴らしい声をしていたんです。容姿も声も完璧だと思いました。更に、彼はとても賢いんです。なので、演出するのが楽でした。正直、子供の演出は大変だろうと予想していました、特にこの役は。ですが、製作過程で一番簡単だったのはトムを演出することです。

映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より、プレスコット役のトム・スウィート Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

スコット・ウォーカーに「好きにやってくれ!」と言った

──豪華な俳優陣が出演されていますが、印象的なエピソードは?

ベレニス・ベジョの作品は、アスガー・ファルディ監督の「ある過去の行方」をはじめ沢山観ていて、素晴らしい女優だと思っていました。母親役を演じるには、37から48歳で英語も仏語も話せるバイリンガルである必要があったので、対象となる女優は5?6人しかいませんでした。更に私の頭の中で役のイメージがあったので、それに合い、かつ演技力がある女優となると自然と絞られてきました。

映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より、母親役のベレニス・ベジョ(左)、夫婦の友人チャールズ役のロバート・パティンソン(右) Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

リアム・カニンガムに関しては、ケン・ローチ監督やスティーヴン・マックイーン監督の作品を観ていました。父親役にはアイルランド系のカトリック系の俳優を捜していました。その独特な語調を持つ俳優を探していたのです。リアムは彼の独特な話し方があの時代にピッタリだと思いました。

映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より、父親役のリアム・カニンガム Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

──ステイシー・マーティンをキャスティングした理由は?

ベレニスと同様、完璧な英語とフランス語を話す女優は少ないので、検討出来る女優は限られていましたが、とにかく私はステイシーの声が大好きなんです。素晴らしい声をしていると思います。彼女の出演作はいくつかみていたので、とにかく提案してみよう、と思いました。彼女はあの世代の中で最も才能のある女優の1人だと思います。一緒に仕事をして、感銘を受けました。

映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より、家庭教師アデレイド役のステイシー・マーティン Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

──スコット・ウォーカーへ音楽を依頼しようと思ったきっかけは?またどのようにアプローチを?

彼に手紙を書きました。お互い面識はありませんでしたが、興味を持ってくれるかも、 と思いました。この作品を作るにあたり、彼の音楽にとても影響を受けたと伝えました。彼は似た題材を扱うアルバムをたくさん発表しています。この30年間、ルーマニアのチャウシェスクやムッソリーニなど20世紀を代表する暴君を題材にした曲を書いています。なので、興味があるかも、と思ったのです。そして、彼はすぐに「イエス」と返事をくれました。彼は、ほぼ頭から参加してくれました。

──具体的に、どういった指示をしたのでしょうか?

スコットに「5分の序曲を書いて欲しい」と具体的にお願いしました。どういった映像になるかを説明し、沢山楽器を使って壮大な音楽にして欲しい、と伝えました。そして、「好きにやってくれ!」と言いました。彼はその通りにやってくれました(笑)。彼にはとてもシンプルな指示を出しました。例えば、「ここは不安な気持ちになる音楽が欲しい」「ここはロマンチックな音楽にしたい」「差し迫った雰囲気が出したい」など。彼は本当に頭が切れ、才能があるので、細かく説明する必要はないんです。それに、彼は私がどれだけ彼の音楽のファンで、彼のことを信頼しているかわかっていました。なので、メールやりとりで、時々電話はなしたくらいです。

──尊敬する映画監督、もしくは人はいますか?ミヒャエル・ハネケやラース・フォン・トリアー監督は?

ミヒャエルとラースは世界で最高の映画監督の二人だと思います。私にとって、彼らの作品はとても理解しやすいんです。カール・ドライヤー、ルベール・ブレッソン、ジャン・ヴィゴ、小津安二郎の作品もそうです。本作に関して、一人の特定の監督に影響を受けた、と言うことはありませんが、ラースやミヒャエルと比較されたり、共通点があると言われるのは100%理解できます。

映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

プレスコットの進化を表現する要素をちりばめる

──いくつか謎のシーンがありました。ご説明頂けますか。家庭教師アデレイドとプレスコットが2人で歩いているシーンで、一瞬プレスコットが遠くを見ます。さらに、その遠くからの視点の画になる。これは何を意味しているのでしょうか?

アルベール・カミュの「異邦人」という有名な本があります。ある殺人犯の動機を探る物語なのですが、主人公は100ページの間、ずっと「どうして殺したんだ?」と問い詰められ続けます。そして、最後に、とうとう泣き崩れ、「あの日は暑かった。日差しが眩しくて、汗が目に入った。そして、朝、恋人とケンカをして動揺していた。偶々銃を持っていて、向こうから歩いてくる男に一瞬恐怖心を抱いた。だから、彼を5度撃ったんだ」と説明するんです。結局、天候が動機だった訳です。感情を説明するのは難しいですが、本作は全てのシーンが「彼(プレスコット)を独裁者にさせた動機は何だったのか?彼を暴力的にしたものは何だったのか?」その可能性を描いています。いつもこのシーンに関しては脚本の段階から「彼は風景を見つめていて、風景が彼を見つめ返している」と説明していました。彼が世界の中心なのです。とても詩的で感情に訴えるシーンです。私の個人的テイストで盛り込んだシーンがいくつかありますが、これらのシーンが本作を私らしいユニークなものにしてくれていると思います。このシーンに関して、私なりの解釈や理解はありますが、観客がそれぞれ独自の解釈をしてもらえればと思います。

映画『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

──プレスコットは、少女と見間違われる事を嫌っていたのに、なぜ髪を切ろうとしなかったのでしょうか?

プレスコットはナルシストです。 見た目をこんなに気にする美しい少年が、いざ大人になった時に髪もないみっともない容姿に成り下がってしまっているのは、ある意味啓示的な意味があると思います。髪を切ろうとしないことについて、彼は葛藤しているのです。どんな人間になりたいか、どう自分を表現すべきか模索しているのです。なので、自分の男らしさを疑うようなコメントをされると過剰に反応してしまうんです。色んな意味で、私はこのキャラクターに敬意を感じます。彼の母親もそうだと思います。彼女は彼のことを恐れつつも、ある種の敬意を感じていると思います。彼は自信に満ちあふれています。実在した人物を題材にしなかった理由がここにもあります。例えば、時代設定を30年早めてムッソリーニの伝記映画を作ったとしましょう。そうすると、色々とタブーが出てきてしまいます。まず、史実として多くの人を殺し、傷つけた主人公を称えるような描き方は決して出来ません。フィクションの場合、架空の人物なので、時には主人公側の気持ちを描くことが可能になるのです。ノンフィクションは道徳的、政治的に正しい必要がありますが、私はそこに興味がないのです。

──終盤の屋敷のシーンで、一人の女性から初対面で初めて「男」と認識されました。あれは独裁者として何かが生まれていた証だったのでしょうか?

そうです、全編を通して、そういったプレスコットの進化を表現する要素がちりばめられているんです。こう言った小さな要素が彼の自信、そしてエゴへと繋がっていくのです。最後に彼が神を拒絶するシーンがありますが、彼はあのとき自分と神が共存するにはスペースが足りない、と気がつくのです。そのシーンはまさに「ほとんどの観客がこの映画を理解してくれる」と思う理由です。シーンの重要度は観客によって変わってくると思いますが、ほとんどの観客が、どうしてこういったシーンが含まれているのか、その意味をきちんと理解してくれています。注意深く観察する必要がある映画です。

──次回作について教えてください。

次回作では13、14歳の少女がポップスターに成り上がってゆく様を描いています。『シークレット・オブ・モンスター』と似た要素も多く含まれていると思いますが、時代設定は1999年から現代までです。12月から準備を始めて、2月から撮影の予定です。ファイナンスが崩れなければ(笑)。特に楽しみにしているのが、65mmフィルムで撮影し、70mmで上映することです。65mmフィルムで撮影された作品は少ないので、色々試すことがあると思います。

──アニメ、アメコミ映画など“単純で分かりやすい”映画しか観ない人が増えている傾向にある映画業界に一石を投じる映画ではないでしょうか。

これは今までにない作品だと思いますし、とても挑戦的な作品だと思います。観客はその挑戦に挑まなければ行けません。パンクやオーケストラのように。私たちは同じ立場にいると思います。会社、そして個人として、もちろん利益を生まなければいけない。そうしなければ、生活をすることも、次の企画を進めることも出来ませんから。この作品にかなり投資したので、私個人としては赤字です。次の作品は妥協はしていませんが、本作よりも取っつき易い作品だと思います。ポップミュージックがテーマなので。私たちは文化の存続が非常に難しい時代に生きています。文化度の高い作品を好む観客がどんどん減っているように感じます。人口が減っている訳ではなく、こう言った企画で利益を出すのが難しく、ファイナンスの組み方が変わってきているのです。クソみたいな企画で溢れています。私も2歳の娘の父親なので、彼女の未来を考えると、クオリティの高いコンテンツを残していきたいです。彼女には自分と同じようにクオリティの高い作品を観ながら育って欲しいのです。刑事ドラマばかり観ていたら、つまらない子になってしまいます。クオリティの高い文化を後世に残そうとすることは大事なことです。

(オフィシャル・インタビューより)



ブラディ・コーベット(Brady Corbet) プロフィール

1988年8月17日アメリカ・アリゾナ生まれ。ニューヨークとパリに在住。2003年、俳優として映画『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』で映画デビュー。2009年に監督デビューとなる短編『PROTECT YOU + ME』がサンダンス映画祭で上映され、特別審査員賞を受賞。出演し編集も担当した『TWO GATES OF SLEEP』(2008)がカンヌ映画祭の監督週間で上映。また主演と共同脚本を務めたアントニオ・カンポス監督作品『SIMON KILLER』(2012)はサンダンス映画祭で上映。モナ・ファストボルドと共同脚本を担当した『THE SLEEPWALKER』(2014)に出演した後、再度ファストボルドと共同脚本を担当した本作で長編監督デビュー。妻は、そのモナ・ファストボルド。




映画 『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015
映画『シークレット・オブ・モンスター』より Ⓒ COAL MOVIE LIMITED 2015

映画『シークレット・オブ・モンスター』
11月25日(金)TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー

戦後処理に追われるフランスで、一人の怪物が目覚めようとしていた―1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、その不可解な言動の数々に両親は頭を悩ます日々。その周囲の心配をよそに、彼の性格は次第に恐ろしいほど歪み始める―。そして、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる―。

監督:ブラディ・コーベット
出演:ベレニス・ベジョ、ステイシー・マーティン、ロバート・パティンソン、リアム・カニンガム、トム・スウィート
脚本:ブラディ・コーベット モナ・ファストボルド
原題:the childhood of a leader
2015年/イギリス、ハンガリー、フランス/英語、フランス語/116分/カラー/ヨーロピアンビスタ/ドルビーデジタル
提供:日活、REGENTS
配給・宣伝:REGENTS

公式サイト

▼映画『シークレット・オブ・モンスター』予告編

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