映画『A FILM ABOUT COFFEE』より © 2014 Avocados and Coconuts.
コーヒーをとりまく文化の新たな潮流を描いたドキュメンタリー映画『A FILM ABOUT COFFEE』が2015年12月12日(土)より新宿シネマカリテにて公開。webDICEでは、公開を記念して10月17日に下北沢B&Bで開催されたイベント「ニューヨーク~東京のコーヒーカルチャー」のレポートを掲載する。
この日は、東京で人気のコーヒーショップ「PADDLERS COFFEE」オーナーの松島大介さんと「ONIBUS COFFEE」の坂尾篤史さん、そしてニューヨークの現在進行形で変化していくコーヒーカルチャーをまとめたリトルプレス『New York Coffee Shop Journal』の編集長で、駒沢にあるブックストア兼ギャラリー「Snow Shoveling」の店主・中村秀介さんが、東京コーヒーカルチャーの今と、『A FILM ABOUT COFFEE』の見どころについて語った。
コーヒーを飲むことが目的の一つとして
大きくなり始めた
──そもそもこのイベントのきっかけは、9月下旬に都内で行われたTOKYO ART BOOK FAIRで『A FILM ABOUT COFFEE』の配給元メジロフィルムズと、駒沢公園の本屋「Snow Shoveling」の店主であり、ニューヨークのコーヒーカルチャーをまとめたリトルプレス『New York Coffee Shop Journal』の編集長でもある中村秀一さんが偶然出会って、コーヒーのことでイベントしようというのが始まりでした。本の祭典で、本というキーワードから実現したイベントですね。本屋の中村さんはコーヒーカルチャーにはどのような印象をもっていますか?
中村秀介(以下、中村)僕は本屋なので、コーヒーカルチャーというと、かなり私的な目線になってしまうのですけれど、サードウェーブという言葉が入ってきたのは5年ぐらい前ですかね。スタバ以降、2000年前後に、東京はカフェブームっていうのがあって、いろんなところにカフェができて、趣味がカフェ巡りみたいな人が増えた時期がありました。それが飽和して、その後、サードウェーブというムーブメントが来たと思うんです。それはすごく新しい試みで、今まで「ちょっとコーヒーを飲みに行こう」ということはカッコよくなかったのに、少しカッコよくなってきた。目的の一つに、コーヒーを飲みに行くことが大きくなり始めたかんじがあります。そういう意味では、大きな貢献、大きなムーブメントになっているんじゃないかなと。
下北沢B&Bで行われた映画『A FILM ABOUT COFFEE』イベントより、中村秀一さん(左)、松島大介さん(中央)、坂尾篤史さん(右)
──「Paddlers Coffee」の松島さんは、いかがですか?以前お店にお邪魔した時、「サードウェーブって言われるのが苦手なんだよね」という言葉が印象でした。
松島大介(以下、松島):僕はバリスタの加藤と共同代表で、2人でコーヒー屋をやっているんですが、加藤は10年以上ずっと一線でコーヒーの現場でやってきたんです。海外で経験もあるし、大会にも出てる。逆に僕は「Paddlers Coffee」を始める以前、コーヒー屋さんでも飲食店でも働いたことないんですが、縁あってポートランドの 「Stumptown Coffee」 の豆を仕入れられるようになり、加藤ともたまたまタイミングがあったので、一緒にコーヒーショップをやろうということになりました。今、店ではギャラリースペースみたいな場所を作って、コーヒー以外の料理人を呼んだり、藍染のワークショップをしたりしています。スペースがあればいろんな人を呼べるんじゃないかなと思って作ったんですけど、声かけたらみんな乗り気になってやってくれていて楽しいですね。僕は、コーヒーに関することも……生産地に行ったり、中南米に行ってみたりするのも好きなんですけど、コーヒーと関係ないこと、例えばいろんな人と会ったり、音楽を聴いたりすることも、すごく好きなので、店ではコーヒーを飲んでもらう以外の楽しみ方もあってもいいのかなということで、率先して色々なことをやっています。
「サードウェーブ」というファッション的な流行としてコーヒーを捉えられると、どうしても、流行る→廃れるという印象がある。でも本当はそうじゃない。
「サードウェーブ」という言葉のことでいうと、流行るとどうしてもファッション的な要素で、コーヒーが捉えられる。そういった意味で、「Stumptown Coffee」には色々教えてもらっていて、彼らも、サードウェーブや、スペシャルティーコーヒーという言葉を自分から発信していない。どうしても流行ると廃れる、“流行ってた”と言われる。それも、悪いことではないとは思うんですけど、僕らのお店に来てくれる人は、ポートランドやサードウェーブ、「Stumptown Coffee」とかいうことは知らないで、近所だから来てくれる人もいるし、コーヒー屋さんって自由だと思うんですよね。内装にしろ家具にしろ、自分の感覚でお店ができるというのは、すごく自由度が高いと思います。
映画『A FILM ABOUT COFFEE』より © 2014 Avocados and Coconuts.
──日本で唯一、「Stumptown Coffee」のコーヒー豆を扱えるようになったその経緯を教えていただけますか?
松島:もともと15歳から21歳までポートランドに住んでいたんですが、当時からのスケボー仲間が「Stumptown Coffee」で働いていて。
僕は今29歳なんですけど、27歳でコーヒー屋を始めようと思った時に、コーヒーについて勉強しようと、ポートランドにいた友達・グレッグに会いに行って焙煎器を見せてもらったりしてたんです。いろいろな人を紹介してもらう中で、たまたま「Stumptown Coffee」のスタッフと出会って、いろいろと話していたら、その人はゼネラルマネージャー、つまりトップの人で。ほかの店に卸したこともないし、海外にも出したことないし、共通の友達がいるし、勢いで「やってみようか」と、なったんです。「ダイスケがコーヒーショップやるみたいだから助けてあげようよ」みたいな雰囲気になって。今でも僕だけが卸してもらえています。特に独占契約という形を結んでいるわけではないんですけどね。助けてもらっている、という感じです。
『New York Coffee Shop Journal』
──人とのつながりがあったからこそ、今に至るということですね。
中村:僕もこの話を詳しく聞いた時、彼の魅力があってこそだと思うんです。行動力があって、下心を持っていないからできる、言葉悪いけど人たらしというか(笑)。
松島:当時は、「Stumptown Coffee」の事周りは誰も知らなくて、いま代表を一緒にやっている加藤も、もともとキャンプ仲間だったんです。加藤なら「Stumptown Coffee」のこと知っているんじゃないかと思ってこの話をしたら、とても驚いてくれて(笑)。彼もちょうど独立を考えていたということでタイミングが合って、お互い「やろう」ということになりました。その頃に雑誌などでもコーヒーやポートランドが1つのカルチャーとして扱われるようになって、いろいろなタイミングが良かったですね。
▲PADDLERS COFFEEのInstagramより
コーヒーカルチャーの変化は、消費の変化のひとつ
──奥沢や渋谷お店を展開し、コーヒーの生産地にも足を運んでいる坂尾さんは、現代のコーヒーをめぐる様々な現象について、どういう印象をおもちでしょうか?
坂尾:僕は、コーヒーカルチャーっていうのは全体の消費の中の一つだと思っていて。特に震災以降って、これからの自分たちの生活をどうするんだろうとか、自分たちの自由って何なんだろうっていうのを凄く考えるようになったと思うんですよね。その中の一つにコーヒーカルチャーっていうものがあると思っています。僕たちがやっているスペシャルティコーヒーってすごく素材が良いんです。それって震災の後にみんなが考えた「自分たちの食べる食材はどこから来たんだろう」っていうことに繋がっていて。その点で言うとスペシャルティコーヒーは400円~550円くらいのワンコイン前後で買えるものなのに、すごく透明性のある、ストーリーのある食材なんです。しかも目の前でそれを手作りしてくれていて、そこには作る人の思いが詰まっていて。そういう密接さを持ち合わせているからこそ、ライフスタイルカルチャーの中でもコーヒーカルチャーが盛り上がっているのだと思っています。自分たちのお店もいろいろな人とのつながりを大切にしています。
──アメリカでサードウェーブコーヒーが始まったきっかけに、9.11があったという説を聞いたことがあります。日本では3.11以降の「ライフスタイルを変えていきたい」というみんなの思いが反映されているのかもしれせん。
中村:少し脱線してしまうかもしれないんですが、マスプロダクトをたくさん作ってどんどん流通させるというのがアメリカの資本主義の基本なんです。それが今ではどんどんクラフト化している。つまり、9.11あるいは3.11以降は企業が嘘をつけなくなっていったと思うんですね。企業がどんなにきれいな言葉で広告を打っても人々がそれにフォローしていかなくなっていて、広告を打たなくてもTwitterやinstagramなどのSNSによる発信を元にお客さんが来る時代になっています。そういった個人間でのシェアや価値観のコミュニケーションっていうのが大きなキーワードになっていると思いますね。
映画『A FILM ABOUT COFFEE』より © 2014 Avocados and Coconuts.
Instagramでは、パーソナルな部分を出すのが面白い
コーヒー屋が発信するSNS
──「Paddlers Coffee」のSNSはいかがですか?
松島:Instagramはどんどん増えていますね。一人で行商していた頃は300人くらいしかフォロワーがいなかったんですけど、今はおかげさまで2万人くらいいますね。それも、影響力のある人が写真をアップしてくれたり、僕ら以外の配信によってどんどん人々が知ってくれたんですね。今ホームページに行くのって営業時間やアクセスを知りたいときくらいで、例えば「おいしいごはんあるかな」とかはinstagramのハッシュタグの方が利用しますよね。
中村:おもしろいのが、こういった状況を受けて企業がinstagramをマーケティングに活用するぞと考えて企業がinstagramを始めてフォロワーを増やそうとしても思うように増やせないことです。個人の発信力に企業が勝てないという構図が面白いですよね。
映画『A FILM ABOUT COFFEE』より © 2014 Avocados and Coconuts.
坂尾:僕もFacebookもinstagramも両方活用していて、「ABOUT LIFE COFFEE」の方は、Instagramが大体8,000ほどのフォロワー数で、基本的には英語で投稿をしています。SNSは絶対に人柄が見えてくると思うんです。だから企業がSNSを活用しても、どうしても仕事でやっているというのが見えてきてしまう。でも個人がやっているとその人の情熱とかが文章にも表れてくるんです。その点(松島)大介君は、人の心をつかむタイミングっていうのがすごくうまくて、一緒にいるとそれがすごくよくわかりますね。
中村:多分ですけど、instagramのおもしろさというのはパーソナルな情報だと思うんですよね。例えば靴下が破けちゃったとか、それくらい、その人のパーソナルが見える部分を発信していた方が刺さる。広告の手法って今まではいわゆるマスでしか考えていませんでしたが、大分フォーカスが狭くなってきていて、今では100人に刺さる手法になればいいとなっている、Instagramでは。そういう意味ではパーソナルな部分を出すのが一番だと思います。
▲ONIBUS COFFEEのInstagramより
彼ら(松島&坂尾)のお店でも、おそらくフォロワーは、松島くんが作っているコーヒーよりも、松島さんが聴いている音楽に、坂尾君が出しているコーヒーのことより、坂尾君が乗っている自転車に興味を持っていて、そういう側面を見たいんだと思うんですよね。コーヒーじゃなくて、SNSの話になってきてしまいましたね(笑)。
──コーヒーの話に戻りましょう(笑)。ところで、日本以外でも、中村さんはニューヨークでカフェめぐりをしたり、松島さんはポートランド、坂尾さんにはオーストラリアでのコーヒーカルチャーを体験されてきたと思いますが、そのあたりのお話しをお伺いできればと思います。
中村:はい、ニューヨークのコーヒーカルチャー、といっても僕は単純にユーザーなんですが。僕は本屋なので、ニューヨークにいって本屋とか巡っていて、そのときお店とお店の間にコーヒー屋に入ること多くて、せっかくなのでいろいろな店に行こうと思ってコーヒー屋に行くことも楽しみにしているんですけど。ニューヨークはとにかく家賃が高いのでいろいろな工夫をしていて、おそらく東京でコーヒーショップをやる場合に一番参考になると思っています。東京もいわゆる坪単価の家賃が、かなり高いですよね。そういう意味では例えば土地が十分にある西海岸のコーヒーショップは参考にしにくくて、限られた坪数の中でどうやって自分らなりの表現をするかっていうせめぎ合いをニューヨークのコーヒーショップはやっていますね。アメリカを西と東で分けると、西のほうはいわゆるアメリカンクラフトとかDIYが今のサードウェーブを作っていて、反対に東のニューヨークは、例えばお店をやっている人自体がアーティストだったり、デザイナーだったりするんです。だからインディペンデントな発信をしているのがニューヨークのお店のおもしろさで、あとはカクテルタイムがあったり、昼間からワインを出してたりだとか、すごく柔軟に、上手にお酒を出すなあというのが感じるところですね。
映画『A FILM ABOUT COFFEE』より © 2014 Avocados and Coconuts.
ポートランド、オーストラリアの
7時半からオープンするカフェ
友人と過ごす充実の朝時間のコーヒー
松島:僕は多分、ポートランドという場所に誰も見向きもしなかった時代に住んでいたんですけど(2001~08年)、コーヒーを飲み始めたのもポートランドに住み始めた頃でした。それまでコーヒーってただ苦い飲み物だっていう意識しかなくて特に好きでもなかったし、20歳ぐらいまでほとんど飲んだことなかったんですよ。
ポートランドは一つのブロックがすごく狭くて、道と道の間が他の都市の半分ぐらいなんですけど、そこにいっぱいコーヒーショップがあって、よく友達に連れてってもらいました。21歳で日本に帰ってきて、あそこのお店が「Stumptown Coffee」だったんだと、今更気付いたというか。わざわざ飲みに行くっていう感覚じゃあ全くなくて、ただ内装がカッコよかったり、おいしいコーヒーがあるっていうので行っていました。今では縁あって、豆の販売をさせてもらっているんですけど、当時はたまたまだったんですよね。アメリカには缶コーヒーはないので、喉渇いたり、ちょっと休むならカフェになるんです。安くて2ドルくらいでコーヒーが飲めるし、ゆっくりできて、Wi-Fiも繋がってるから作業もできるし、あと朝早くからやっているのが、日本とはまた違ったところなのかなと思っているんです。僕はそこをすごくいいなと思っていて、今自分の店は朝7時半からやっているんです。日本だと夜に飲みに行こうよって誘いはいっぱいあるんですが、朝早くからカフェ行こうよ、みたいな誘いってないですよね。出勤前の8時頃にゆっくりコーヒー飲んで朝ご飯食べてから仕事するとなると、色んなことがもっとポジティブに変わっていくと思うんですよ。
坂尾:オーストラリアも朝文化、ブランチ文化で、カフェは朝7時くらいから開いて、昼3時、4時には閉まっちゃうんですよね。オーストラリアのバリスタの時給はすごく高くて、30ドルくらい貰えるので、年収600万、700万ぐらいの人がざらにいます。サードウェーブコーヒーと言われる動きも、もう10年ぐらい前に始まっていて、その頃からやっている人はもうコーヒー御殿みたいなものを持っているんです。バリスタっていう職業がすごく地位の高いものになっているのが一つの特徴だと思います。
映画『A FILM ABOUT COFFEE』より © 2014 Avocados and Coconuts.
──12月12日から新宿シネマカリテにて公開になります映画『ア・フィルム・アバウト・コーヒー』はいかがでしたか?
中村:まず単純に映像のクオリティが素晴らしい。色々話してしまうとネタバレになってしまうんですが、とにかくその……地味。地味なんですよね、コーヒーの話って(笑)。豆がどうのこうのとか生産者がどうのこうのどか。結局誰かが死んだり誰かがセックスするわけではないのですごく地味なんですけれど、その「地味」の深堀りがすごくおもしろい。あと、ハリウッド映画で渡辺謙とかが出ているとすごく誇らしい気持ちになるんですけれど、それと同じで、「Bear Pond Espresso」の田中さんとか「大坊珈琲店」の大坊さんがアメリカで作られた映画の中に東京のコーヒーピープルとして出てくるというのは単純に誇らしくありました。
▲Snow ShovelingのInstagramより
坂尾:一人のコーヒー屋として、自分たちが伝えたいことをこのクオリティで世界に広めてくれるということがすごく嬉しくて。これを見たとき、純粋に「コーヒーの仕事やってて良かった」と思ったので、そういう感動を皆さんと共有できたらなと思います。
松島:僕も今(坂尾)篤史君が言っていたように「コーヒーの仕事をやってて良かった」と思ったし、すごく「見てよかったな」と思いました。日本のコーヒーカルチャーをすごくリスペクトしてくれていて。「大坊珈琲店」の大坊さんが出てくるシーンで僕、鳥肌が立って。たまたま僕の友達の「Stumptown Coffee」のダレンという人が出ていたのもおもしろかったです。食というものの一つとしてのコーヒーであるというだけなので、コーヒーに興味がない人でも、食に興味がある人なら楽しめると思います。
(10月17日下北沢B&Bにて 司会・文:松下加奈[メジロフィルムズ])
PADDLERS COFFEE 松島大介
10代の大半をアメリカ・ポートランドで過ごす。経験と繋がりを活かし、2013年春、ポートランドを代表する「Stumptown Coffee」の日本唯一の正規取扱店、「PADDLERS COFFEE」を共同代表の加藤健宏と共にオープン。参宮橋と神宮前で1年づつ間借りという形でスタンドを構える。2015年の4月、初の独立路面店を渋谷区西原にオープン。
東京都渋谷区西原2-26-5
公式サイト:http://paddlerscoffee.com/
ONIBUS COFFEE 坂尾篤史
オーストラリアでカフェの魅力に取りつかれる。約一年のバックパッキングを経て帰国後、バリスタ世界チャンピオンの店でコーヒーの修業。焙煎やバリスタト レーニングの経験を積み、2012年に独立。奥沢に「ONIBUS COFFEE」をオープン。2014年5月には渋谷、道玄坂に「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」をオープン。 東京のコーヒーのスタンダードを変えるために活動中。
東京都世田谷区奥沢5-1-4
TEL 03-6321-3283
公式サイト:http://onibuscoffee.com/
Snow Shoveling 中村秀一
世田谷の駒沢で「ヒト・モノ・コト」との出会いを楽しめる場所というコンセプトで本屋とギャラリーを運営。コーヒーとビールが飲めて、Wi-Fiが飛んでいて、ソファがあり、お喋りも歓迎の自称“出会い系本屋”。
東京都世田谷区深沢4-35-7
TEL 03-6325-3435
公式サイト:http://snow-shoveling.jp/
映画『A FILM ABOUT COFFEE』
12月12日(土)より新宿シネマカリテにてモーニング&レイト公開、
他全国順次公開
「究極のコーヒー」とは何か?コーヒーに人生をかけるプロフェッショナル達の熱い仕事ぶりと哲学を追う、世界を席巻するコーヒーカルチャーの"今"を描いたドキュメンタリー
監督:ブランドン・ローパー
提供:シンカ/メジロフィルムズ
配給・宣伝:メジロフィルムズ
2014年/アメリカ/66分/16:9/DCP
公式サイト:http://www.afilmaboutcoffee.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/afilmaboutcoffee
公式Twitter:https://twitter.com/coffee_film_jp