最近人気がでてきた野外映画上映、その中でも複数のスクリーンで一晩にわたり同時にフェス形式で行う、今年2回目となる「夜空と交差する森の映画祭2015」に山梨県白州まで行って見た。
東京から車で2時間半、会場は白州・尾白の森名水公園「べるが」。一周すると昼間なら小一時間くらいの広さと思われるが、まっ暗闇の中でランタンの明かりを頼りに歩くと全く距離感がなく大きさが把握できず、まさに森に紛れ込んだ感覚になった。会場は圧倒的に若い女性ばかり。20代中心で、男女比は女性が7割以上だろうか、参加者合計は2,300人だったという。足元のランタンの明かりをたよりに、合計4か所のスクリーンで上映される映画を探し歩く旅に出て見た。(事務局に問い合わせましたが、来年の開催は現時点では未定だそうです)
エントランス・ゲート。期待感が盛り上がる電飾。
受付でリストバンドをもらう。
この映画祭の主催者、佐藤大輔さん
まず、一番大きい会場「ミッドナイト・ガーデン」へ。
外まで溢れているお客さん、客席が外なので、正確にはゲートの外まで溢れている。
オープニング上映はティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』。
雨が心配されたが当日は晴れたので、まさに映画祭のタイトル通り、「夜空と交差」していました。
いろんなところに光物のディスプレイが可愛く飾られている。
おなががすいいたらフードコーナーへ。
夜は冷えるけど、ビールがおいしい。
テント持参の森さんと鍋谷さん。
森の中のフォトスポット。
落書き黒板。
「映ガール参上!!」、こんな言葉あるの?と聞いたら「今、思いつきました」という返事が。
テント・エリア。
まず、テントを設置して、映画フェスを楽しむ。
一番奥にあるステージ「バーニング・スクエア」。
外から飲食持込禁止らしいけどピクニック気分で映画鑑賞。
芝生の後ろにはティピーが幾つか設置されている。
夜はこれから冷えてきます。防寒の準備は必須。
道の両端に置かれている電池式のランタンに導かれ、次のステージへ。
夜道で遭遇したポップコーンの売り子さん。
サブ・ステージの「ロマンティック・ヴァレイ」。
珍しい、男子グループ参加者でした、フィルム・メーカーかな。
木が多くまさに森の中。
これから映画鑑賞、ピース。
目の前をリスが走ってるかも。
ハンモック、客席に幾つか設置してあります。
準備万端、椅子持ち込んでます。
映画祭マップをみて、次はどこに行こうかな。
マーケットプレイスに移動。
キャンドルを作るワークショップ。
夜のマーケット。
ディジュリドゥのワークショップもありました。
オリジナルTシャツ1,000円。
最後に移動したのは「ミステリー・フォレスト」。
ゲートからさらに道を歩いていきます。
このステージは一番演出が凝っていました。
「ミステリー・フォレスト」の演出を手がけた輪輪シネマの高林さんとスタッフ。
写真ではうまく写ってないけど、シャボン玉発生器でシャボンがいっぱい飛んでいました。
白い布に、色の照明と舞台的演出。
映画が始まる前に、寝ておきます、おやすみ。
深夜になる程、気温が下がります。
フォトスポット。
お姫様になれる。
布がステージとの境界線。
施設の建物で休憩。
一周して入り口に戻ってきました。
上を見ると夜空の星が降ってくる。
(文・写真:浅井隆)
夜空と交差する森の映画祭 2015
日時:2015年10月3日(土)オールナイト開催
10月3日(土) オープン 15:00 上映開始 18:30
10月4日(日) 上映終了 05:00 完全閉場 12:00
後援:山梨県/北杜市/公益社団法人やまなし観光推進機構
青山学院大学総合文化政策学部
主催:森の映画祭実行委員会(代表・佐藤)
会場:山梨県 北杜市 白州・尾白の森名水公園「べるが」
〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須8056
公式サイト:http://forest-movie-festival.jp/
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