骰子の眼

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東京都 中央区

2015-07-17 14:35


4頭のラクダと愛犬と砂漠を旅した実録ベストセラーが映画化、『奇跡の2000マイル』

ミア・ワシコウスカ主演、『英国王のスピーチ』製作陣による壮大なロードムービー
4頭のラクダと愛犬と砂漠を旅した実録ベストセラーが映画化、『奇跡の2000マイル』
映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

1977年、ラクダ4頭と愛犬とともに、オーストラリアに広がる砂漠を7ヵ月かけて横断した女性ロビン・デビッドソンの旅行記を映画化した『奇跡の2000マイル』が7月18日(土)より公開される。

女性の砂漠での冒険譚というと、過剰にドラマティックなものを想像されるかもしれないが、今作は大仰な演出を廃し、美しさと厳しさを持つ自然のなかを歩き続ける彼女の姿をひたすら追っていく。家族や友人といった周囲の不安をよそに、ロビンは出発するにあたり、まず野生のロバを手に入れるために牧場で住み込みで働くところからはじめ、助成を得るために「ナショナル・ジオグラフィック」の取材を受け入れるものの、旅の途中でポーズをとって写真を撮られることを嫌う。「自分を変えたい」というシンプルな行動原理に基づき旅を実行に移す、飾らない彼女の姿にきっと清々しさを覚えることだろう。

今作は、製作を『英国王のスピーチ』のイアン・カニングとエミール・シャーマンが担当、主人公をオーストリア出身のミア・ワシコウスカ(『アリス・イン・ワンダーランド』『マップ・トゥ・ザ・スターズ』)が演じ、旅の記録を担当した「ナショナルジオグラフィック」のカメラマン、リック・スモーランをアダム・ドライバー(『フランシス・ハ』)が演じている。

今回はジョン・カラン監督が製作の経緯、そして俳優陣について語ったインタビューを掲載する。

僕の境遇は主人公ロビン・デビッドソンに似ていた

──まず、原作となる書籍『TRACKS(邦題:ロビンが跳ねた―ラクダと犬と砂漠 オーストラリア砂漠横断の旅)について教えてください。

1975年、数頭のラクダと砂漠を横切り、大洋まで行く決心をした少女の物語だ。この映画でその理由が描かれる。ロビンは僕の境遇によく似ていた。24歳で、オーストラリアに来る決心をした。その理由ははっきりとは思い出せない。バックパックを背負って旅してまわっていた頃にこの本を紹介されたんだ。その当時は読まなかったが、何の話かは知っていた。それから数年後、この作品のためにエミール(・シャーマン/プロデューサー)が僕にアプローチしてきた時に、ほかの人からも時を同じくしてアプローチされ、僕はこの本を読んだ。この本と彼女の旅が、本当に時代や場所や経験を捉えていることに驚き、少し行き詰りを感じている時に、人生で何かドラマチックなことをするというアイデアに強い親近感を覚えたよ。

映画『奇跡の2000マイル』ジョン・カラン監督
映画『奇跡の2000マイル』のジョン・カラン監督

──彼女の旅を記録した「ナショナルジオグラフィック」誌のカメラマン、リック・スモーランの写真集「From Alice to Ocean」について教えてください。

制作にあたっては「From Alice to Ocean」が参考になった。影響を受けたかどうかわからないが、この旅の素晴らしいビジュアルの参考になっている。オリジナルの「ナショナルジオグラフィック」誌の記事をはるかに超えるたくさんの写真が載っている。それにリックはとても気前よく、参考用として、これまで見たことのない追加の写真も送ってくれたんだ。

──ミア・ワシコウスカとの仕事についてはいかがでしたか。

完璧な容姿に完璧な女優が一体化している。僕は俳優がキャラクターを自分のものにし、それを守り、なぜ僕の説明に効果がなく、それがいいやり方ではないのか、彼らの視点からはっきり主張することができる俳優が好きだ。僕にとって心地良い衝突だった。ロビンというキャラクターと僕が見た彼女は、とにかく、自分だけで出発することを認めてもらうために、人々とそういう衝突が必要な女性だったんだ。

映画『奇跡の2000マイル』より、ミア・ワシコウスカ © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

──アダム・ドライバーをリックにキャスティングした理由は?

リックというキャラクターは、企画段階で大きくなり、のちの脚本執筆段階を通してさらに成長した。僕は本から離れたかった。ある意味、ミアは実物のロビンと似ているが、リックは映画版の物まねにしたくない。本からこのキャラクターを抜き出し、参考にするものもたくさんあり、彼自身やロビンからも十分話を聞けた。僕は彼がどんな人か、はっきりとしたビジョンがあった。彼はどことなく、肉体的にも社会的にも不器用なところがあるが、とても知的な好青年だ。彼はとてもエネルギッシュに早口でしゃべる。彼が部屋に入ってくるとすぐにミア演じるロビンの次に重要な役だとわかるし、二人が一緒に砂漠にいる様子を思い浮かべると、観てとても面白くて魅力的な雰囲気を醸し出すんだ。

映画『奇跡の2000マイル』より、ミア・ワシコウスカとアダム・ドライバーミア © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

──アダム・ドライバーの演技についてはどのように評価しますか?

彼は即興形式の仕事やコメディ作品をたくさんやっていると思う。それがとても役立った。脚本では大きな役じゃないし、かなり不十分な書かれ方だから、それを理解し、何かもっと付け加えて、脚本になかった立体的なキャラクターにしてくれる俳優が必要だった。彼に多くの自由を与え、脚本から離れて即興演技ができるように彼を勇気づけたよ。彼はシーンを演じながら、自分がしてみたいと感じたことをやった。彼はそんなふうに少し制御不能なものを愛するタイプの俳優で、コメディを真剣に考えている。そこがアダムについて気に入っているもう一つの特徴だ。喜劇は間抜けたことじゃない。コメディを知的すぎるほど知的に捉える。そこが素晴らしい。彼は茶番と知的なユーモアの微妙な差をちゃんとわかっているんだ。

──ロビンの道案内を務めるアボリジニの長老ミスター・エディ役に、エディの親戚でもあるローリー・ミンツマを起用していますね。

エディ役として、最初にローリーと会った。ほかの俳優とは会っていないと思う。ほかの候補者のテープは見たかもしれないが、早い段階で彼と会い、彼の優しさや感じの良さに感銘を受けた。そのとき彼は何も言わなかったが、とてもやりたそうに見えた。僕にはそれで十分だった。本の中に書かれた彼は、物静かで、何の言葉も発していない。でもローリーはよくしゃべる人で、僕はそこが好きだったから、彼の地のままでいこうと思ったんだ。

映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
ミスター・エディ役のローリー・ミンツマ(右) 映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

脚本は出発点に過ぎない

──ドッカーリバーのアボリジニの集落についてはどのように描こうとしましたか?

映画に登場する1977年頃のドッカーリバーの様子は、我々の解釈なんだ。当時、そこは安定した集落だった。ロビンにとってそれは、アボリジニの人たちや彼らの文化と私的レベルで交わるチャンスだったのだと思う。本の中で、彼女はリックの同行をひどく嫌がっている。その体験で、リックがカメラマンとして自分の仕事を押し付け、彼女と地元民を対立させてしまうからだ。地元民は写真に撮られることを歓迎しなかった。だから彼女の経験の足を引っ張ることになる。二人の忍耐の限界だった。映画ではそう描かれる。

映画ではダンサーや歌手の女性たちといった多くの人を登場させている。彼女たちがミアを何かに参加させる。彼女たちがあるダンスを選んで僕たちに見せてくれた。そしてミアを引き入れ、一緒にダンスを踊らせたんだ。僕にとってそれは大きな意味があった。自由になって幸福そうなロビンを見られるシーンの一つだからね。

──ラクダにはどのように演出をしたのですか?

最高の経験だった。素晴らしいラクダの専門家アンドリュー・ハーパーがいてくれたからだ。彼と何度も砂漠をトレッキングしたロビン・デヴィッドソンの紹介だった。アンドリューは素晴らしい良識をもち、系統だって考える人で、いろんな意味で完璧だったよ。4頭のキャラクターを配役しなくてはならなかったし、その1頭は赤ちゃんラクダでなくてはならなかった。簡単な仕事ではなかったはずだ。アンドリューがこれらのラクダをキャスティングして、そっくりな代役まで用意した。だからワイドショットが必要な時や、何かうまくいかない時は、代役を使うことができた。彼の並外れた能力のおかげだ。その上、ラクダの1頭は去勢される前の、冒頭のシーンで雄牛のような攻撃的な演技をしなくてはならなかった。アンドリューはモーガンという名前の素晴らしい雄のラクダを見つけてくれた。モーガンは合図でうなり声をあげ、かみつく。でも本当は大人しくて、すべて演技なんだよ。

映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

──ロビンと共に旅をする忠犬ディギティについては?

ディギティは重要だった。これは動物たちだけを連れて旅する女性の物語だからね。それに彼女は必ずしも動物と交流したり会話したりするわけじゃない。でも、彼らとの信頼と力関係がなくてはならない。ラクダと犬、あるいは犬たちについては幸運だった。ディギティを演じた犬たちとミアは調和した素晴らしい関係を築き、それがスクリーンに表れている。

映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
映画『奇跡の2000マイル』より、ロビン・ デビッドソンを演じるミア・ワシコウスカと愛犬ディギティ © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

──砂漠での撮影の困難について教えてください。

僕は以前に砂漠で仕事をしたことがある。コマーシャル作品などでね。しばらく砂漠での撮影はなかったから、久々に見てとても驚いたことがあったんだ。僕の記憶では、砂漠は赤一色だった。幸か不幸か、過去8年間は記録的な雨が降り、今では緑一色になっている。どこにでもスピニフェックス(注:オーストラリア産の鋭い葉をもつイネ科の植物)や背の高いデザートオーク(注:ウルル周辺よく見かける針葉樹の一種)が生えている。藪だらけだ。僕が覚えていた光景とは全然違った。それに抗うつもりはなかった。砂漠がどうあろうと、砂漠は砂漠だ。この映画を企画した時は、僕の以前の記憶よりずっと青々とした、美しい景色に変わっていた。赤一色の単調な色彩をどうやって避けようかと考えていたけれど、そんな心配は全く必要なかったよ。

映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

──撮影監督マンディ・ウォーカーとの仕事については?

僕は長年オーストラリアに住んでいたから、戻ってオーストラリア映画をぜひやりたいと思っていたんだ。でも、オーストラリアの景色自体が映画のキャラクターになる映画を撮りたかった。それに僕はフィルムで撮影したかった。フィルムに撮影する価値のある映画を撮りたかった。今ではもうそれが簡単ではないから。フィルムは死にゆく媒体だ。でも、この映画はフィルムの豊かさに見合う作品だと思ったし、伝統的な映像がほしかった。クローズアップで全て賄うのではなく、ワイドショットを多用して撮影したかったんだ。

『奇跡の2000マイル』は、これまで僕がやったどの作品よりも、脚本は出発点に過ぎない。この映画は、砂漠で作られる。僕らはそこに映画を見つけに行くつもりだった。動物や、ミアや、アダムと一緒に何かが起こる。そこに同調できて、恐れるのではなく、イライラもせず、説明がむずかしいけれどある種の混沌とともに動ける人が必要だった。マンディはそういうことにぴったりの個性と技術をもっていると、僕は直感した。でも僕がマンディを選んだ一番の理由は、彼女が美しい映画を撮れる人で、僕がそれを望んだからだ。

(オフィシャル・インタビューより)



ジョン・カラン(John Curran) プロフィール

1960年、ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。24歳の時にオーストラリアへ移り住み、インディペンデント映画『Praise』(98)で長編監督デビュー。同作品はオーストラリア映画協会賞で10部門にノミネートされ、トロント国際映画祭で国際批評家賞を受賞した。続いて『夫以外の選択肢』(04・未)、『ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ち』(06・未)の2作品でナオミ・ワッツとのコラボレーションを実施。長編4作目のサスペンス映画『ストーン』(10)では、ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョヴォヴィッチと組み、マイケル・ウィンターボトム監督作品『キラー・インサイド・ミー』(10)ではジム・トンプソンの犯罪小説の脚色を手がけた。現在は探検家ルイスとクラークの物語を初めて描くTVミニ・シリーズ「Lewis and Clark」の準備に取り組んでいる。




映画『奇跡の2000マイル』
7月18日(土)有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
映画『奇跡の2000マイル』より © 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

砂埃が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングス。うまくいかない人生に変化を求め、家族や友だちから離れて、たったひとり都会からこの町にやってきた24歳の女性ロビン。彼女がこの地を訪れた目的は、とてつもなく広大な西部の砂漠地帯を踏破し、インド洋を目指す冒険の旅に出ること。町のパブで働きながら、牧場でラクダの調教を学び、旅の準備を整えたロビンは、荷物持ちとなる4頭のラクダと、いつも心の支えになってくれる愛犬を引き連れて、いよいよ町を出発。圧倒的な大自然のなかを、自らの足でしっかりと大地を踏みしめて一歩ずつ前進していく。やがてこの波乱に満ちた旅の道程で、ロビンは一生の宝物になるような出会いと経験を重ねていくのだった……。

監督:ジョン・カラン
製作:イアン・カニング&エミール・シャーマン
出演:ミア・ワシコウスカ、アダム・ドライバー
撮影:マンディ・ウォーカー
原題:TRACKS
2013年/オーストラリア/シネマスコープ/カラー/112分/一般G
配給:ブロードメディア・スタジオ
後援:オーストラリア大使館/西オーストラリア州政府観光局
協力:オーストラリア政府観光局
© 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL

公式サイト:http://www.kisekino2000mile.com
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