骰子の眼

music

東京都 渋谷区

2015-07-07 21:35


イスラエル式サーフ・ロック!BOOM PAMの東京単独公演実現へ向けてクラウドファンド!

ベリーサンダーNOURAHのワークショップとイベントも開催
イスラエル式サーフ・ロック!BOOM PAMの東京単独公演実現へ向けてクラウドファンド!

クラウドファンディングサイトMotionGalleryとwebDICEとの連動連載、今回は、イスラエル・テルアビブで結成された地中海のサーフ・ロック・バンド、BOOM PAM(ブーム・パム)の東京単独公演実現を支援するプロジェクトを紹介する。

今回のプロジェクトでは、8月30日に静岡でのイベント「WINDBLOW'15」出演、小島麻由美デビュー20th記念ツアー『WITH BOOM PAM』出演の為に来日が決定している彼らの東京での単独公演実現のために、120万円を目標に2015年8月14日23:59までクラウドファンディングを行なう。集まった資金は、渡航費、ギャランティー、バンドのPR費、ホスピタリティー、公演の宣伝、運営費に使用される。

クラウドファンディングでは、3千円から30万円までの支援を受け付けており、3千円で彼らの7月にリリースされるニュー・アルバムをサイン入りで進呈、5千円でライブとバンドメンバーとの交流会を行うパーティーに招待、8千円でバンドとベリーダンサーNOURAH(ノーラ)さんが出演するライブで一緒に踊ることができるワークショップへの参加権、1万5千円で東京・青山月見ル君想フでのワンマン・ライブ招待とサイン入りCD&TBSシャツをプレゼント、そして30万円で東京ワンマン・ライブの冠クレジット権と、金額に応じて様々な特典が用意されている。

webDICEでは今回のプロジェクトを企画した青山「山羊に、聞く?」の朝河俊介さんからのメッセージと、昨年の来日時に共演し今回は彼らのライブパフォーマンスに出演可能となるワークショップを実施するベリーダンサーNOURAH(ノーラ)さんによるメッセージを掲載。さらに、よろずエキゾ風物ライター/中東料理研究家/DJのサラーム海上さんがBOOM PAMについて語った2014年のインタビューを抜粋して紹介する。

詳細はMotionGalleryのプロジェクトページまで。

BOOM PAMとは?

Boom Pam

ギター/リーダー:ウリ・ブラウネル・キンロト(Uri Brauner Kinrot)
チューバ:ユヴァル“チュービー”ゾロトヴ(Yuval “Tuby” Zolotov)
キーボード:ダニ・エヴァ-ハダニ(Dani Ever-Hadani)
ドラム:イラ・ラヴィヴ(Ira Raviv)

中東の音楽大国イスラエルを代表するオリエンタル・サーフ・ロック・バンド。ザ・ヴェンチャーズ直系のサーフィン・ギターと、ベースの代わりにチューバ、そしてドラムス&キーボードという編成で、中東ベリーダンス音楽から、エキゾティックなギリシャ歌謡、マカロニ・ウェスタン、バルカンのジプシーブラス、どこか日本の昭和歌謡にも通じるイナタく懐かしいイスラエル歌謡までを取り上げ演奏する。レッド・ツェッペリンの名曲を独自の解釈でカヴァーした「Black Dog」も話題を呼んだ。

2006年にバルカンビーツのDJ Shantelのレーベルからファースト・アルバムをリリース。WMCE(ワールドミュージックチャートヨーロッパ)のベスト10入りを果たす。その後、現在までに4枚のアルバムをリリースし、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、メキシコ、南アフリカなど全世界でライブを展開。

日本には2012年秋に初来日。2014年にはイスラエルのバンドとして「FUJI ROCK FESTIVAL'14」に初登場。東京、大阪、横浜でもライブを行った。

発売中のサード・アルバム『ALAKAZAM』と4枚目のアルバム『MANARA & SUMMER SINGLES』に続き、日本編集のベスト盤『The Very Best Of Boom Pam』と、小島麻由美とコラボレーションした『With Boom Pam』が2015年7月22日に発売。8月31日(月)梅田Shangri-La、9月1日(火)下北沢GARDENで行われる小島麻由美デビュー20th記念ツアー『WITH BOOM PAM』、そして「WINDBLOW'15」(静岡)出演の為に来日することが決定している。


「山羊に聞く?」朝河俊介さんのメッセージ
「唯一無二のパフォーマンスにノックアウト!」

山羊に聞く?

「現時点、地球上で最も濃い”音楽の場”は、テルアヴィヴだろう。もの凄い才能が次々と現れる様は、まるで60年代のUKやサンフランシスコかニューオーリンズ、70年頃のキングストンのようだ。
BOOM PAMは、チューバがベースラインを吹くレトロなサーフ・ロック、涼やかでエキゾなメロディーが命。」
~久保田麻琴(ミュージシャン/プロデューサー)~

久保田麻琴さんに御紹介頂き、昨年ツアーを決行。東京、大坂、フジロックと全ての会場を沸かし、その唯一無二、想像以上のサウンド、パフォーマンスにノックアウトされた。

世界でも有数の「ライブ大国」日本での海外アーティスト公演の中でもかなり希少な内容、体験となる本公演の企画。

知られざる音楽大国、イスラエルから、今最も招聘すべきアーティスト、「BOOM PAM」の東京単独公演実現の為に、是非お力をお貸し下さい!!


ベリーダンサーNOURAHさんのメッセージ
「新しいのに切なく懐かしい」

NOURAHさん
昨年の来日公演で共演が実現したNOURAHさんとBOOM PAM

BOOM PAMの音楽はサーフ・ロックと中東音楽がミックスされた、ベリーダンス音楽の真骨頂です。
昨年のFUJI ROCKでのBOOM PAMとの共演は私にとってすごくスペシャルなステージでした。
トラディッショナルなのに新鮮。新しいのに切なく懐かしい。
イスタンブールと東京を行き来しながらベリーダンスを踊る私にとって、東京だからこそ生まれるベリーダンスがあるように、BOOM PAMの音楽も、イスラエルから生まれた中東音楽なんだと思います。
西海岸でサーフ・ロック、イスタンブールで中東音楽、そういうど真ん中では出会えない不思議なバランスに、東京でベリーダンスな私も共感します。
また政治的には対立しているけれど、文化的にはアラブと混ざり合っているイスラエルの中から生まれた彼らの音楽にはピースフルな想いも強く感じられます。

肌にまとわりつくような熱気に身を任せるように踊るベリーダンスとBOOM PAMの音楽の宴をお楽しみに!

Love&Peace ∞ NOURAH


【Ruhani BellyDance Arts主催、BOOM PAM&ベリーダンサーNOURAHによるライブパフォーマンス・ワークショップ&ベリーダンサーズハフラ(パーティー)!!!】

ライブパフォーマンス・ワークショップ
9月2日(水)16:00~18:00[会場:代官山「山羊に、聞く?」予定]
ダンサーズハフラ(パーティー)
9月2日(水)18:30~20:30[会場:代官山「山羊に、聞く?」予定]


イスラエルの寺内タケシ!
サラーム海上さんが語るBOOM PAM

サラーム海上さん
サラーム海上さん(fujirockers.orgより Photo:森リョータ)

― BOOM PAMにとって何故今サーフ・ロックなんでしょう?

サラーム:(BOOM PAMの取材をメンバーのウリの家で行ったときに)ウリの家で最初に見せられたのが、寺内タケシとバニーズの『レッツ・ゴー「運命」』っていうアルバムだったんです。1967年のレコード大賞で編曲賞を獲った曲が収録されているレコード盤を、彼が持っていて。ベートーヴェンの“運命”をエレキ・ギターでカバーしてる曲が入っているやつなんですけど、「学生のころにコレを聴いて、すごくビビったよ!日本人が西洋のクラシックを、しかもサーフ・ギターでやってるんだよ!」って(笑)。学生のときに寺内タケシに出会って、10年後ぐらいに日本人の僕にそのアルバムを見せて、彼の中で何か縁が一回りしたように感じたんじゃないかな。そういう感じがすごく伝わってきて。

ウリは、アメリカはもちろん日本や旧ソ連といった世界中のサーフ・ギターのレコード・コレクターでもあって。「なんでサーフ・ギターなの?」って訊いたら、「サーフ・ロックってギタリストなら1度は憧れるんだよ。メロディが主役の音楽だから。それに普通のロックだと、ヴォーカリストが主役だよ。ギタリストが主役なのはメタルかサーフ・ロックだから(笑)」って。彼は自宅で全部レコーディングしていて、エレキ・ギターも自分で作ってピックアップのコイルも自分で巻いているんですよ。

― サラームさん流のキャッチ・フレーズでいくと、BOOM PAMは?

サラーム: なんて言えばいいんでしょうね…“イスラエルの寺内タケシ”もしくは“イスラエルのザ・ベンチャーズ”じゃないですか(笑)。

【fujirockers.org】
「“地中海のビック・ウェーブ”BOOM PAMがフジに到来!中東音楽の伝道師・サラーム海上に直撃取材!」(2014年7月21日)より
http://fujirockers.org/?p=7196




Boom Pam

MotionGalleryプロジェクトページ:
知られざる音楽大国、イスラエル・テルアビブで結成された地中海のサーフ・ロック・バンド、BOOM PAM東京単独公演実現プロジェクト!!

https://motion-gallery.net/projects/BOOM-PAM-JAPAN-TOUR-2015




『The Very Best Of Boom Pam』

『The Very Best Of Boom Pam』
Boom Pam
2015年7月22日リリース

2,700円(税込)
UBCA-1047
Tuff Beats
http://www.amazon.co.jp/dp/B00XNRRJOW/webdice-22


『With Boom Pam』

『With Boom Pam』
小島麻由美
2015年7月22日リリース

2,800円(税込)
DDCB-12078
AWDR/LR2
http://www.amazon.co.jp/dp/B00XNRRJME/webdice-22

▼BOOM PAMによるレッド・ツェッペリンのカヴァー「Black Dog」

▼BOOM PAM「Neimat HaOud」

▼BOOM PAM「No Wave」

キーワード:

BOOMPAM / イスラエル / MotionGallery


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