骰子の眼

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東京都 渋谷区

2015-04-03 11:00


いま世界に遊牧民が生きる場所はあるのか?初のジプシー女性詩人描く『パプーシャの黒い瞳』

モノクロの映像でポーランドのジプシーの生涯捉えたアンナ・コス=クラウゼ監督語る
いま世界に遊牧民が生きる場所はあるのか?初のジプシー女性詩人描く『パプーシャの黒い瞳』
映画『パプーシャの黒い瞳』より、パプーシャ役のヨヴィタ・ブドニク(左)、イェジ・フィツォフスキ役のアントニ・パヴリツキ(右) © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

「パプーシャ」(人形)という愛称で呼ばれる史上初となるジプシーの女性詩人プロニスワヴァ・ヴァイスの波乱の人生を、ナチスからの迫害を受けたポーランドのジプシーの歴史を背景に描く映画『パプーシャの黒い瞳』が4月4日(土)より公開される。書き文字を持たないジプシーに生まれた彼女が読み書きを習い、ポーランドの詩人イェジ・フィツォフスキとの交流を経て、詩人として注目を集めるなかで彼らの社会に波紋を投げかけていく過程が、モノクロの静謐な映像により綴られている。今回は、昨年12月24日に死去した夫のクシシュトフとともに共同で監督したヨアンナ・コス=クラウゼのインタビューを掲載する。

タル・ベーラ監督が励ましてくれた

──これほどのスケールを持ったモノクロ映画を、いまこの時代に観られることにまず驚きがありました。

たしかに、台詞の多くがジプシーの言葉で、モノクロで、131分の長編叙事詩というのは、いまの時代には大きな冒険です。なかなか製作予算が集まらず苦労は多かったんですが、でも、旧知の友人であるタル・ベーラ監督が、「意思を曲げずに作るべきだ」と強く励ましてくれたのが心強かったですね。

映画『パプーシャの黒い瞳』ヨアンナ・コス=クラウゼ監督
映画『パプーシャの黒い瞳』のヨアンナ・コス=クラウゼ監督

──主人公である“パプーシャ”というジプシーの女性詩人について知ったのはいつのことですか?

高校時代の詩の授業で、先生がパプーシャについて教えてくれました。最初は、彼女の詩に興味をもったというよりも、彼女の人生、たとえばポーランド人作家のイェジィ・フィツォフスキとの出会いなどに惹かれたんです。その詩の素晴らしさにあらためて感動したのは、その後です。

──ポーランドではパプーシャはよく知られている人物なんですか?

私たちの映画が公開された事で、彼女の詩集が再び出版されたりして、今ではかなり知られるようになりましたが、私がパプーシャのことを初めて知った頃は、多くの人は彼女について知りませんでした。私が授業を通して興味を持ったときも、他の生徒は関心を持ったわけではなかったので、もしかしたら、興味を持ったのは私一人だったのかも(笑)。

今ではもちろん、パプーシャがどれほど素晴らしい詩人か理解されていますし、彼女はポーランドの歴史の中で最も重要な60人の女性にも数えられています。

映画『パプーシャの黒い瞳』 © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013
映画『パプーシャの黒い瞳』より © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

──初めて知ってから、ずっとパプーシャのことが心の中にあったのですか?

あまり昔の事なので、もうはっきりとは覚えてないのですが、ただクシシュトフ(夫で共同監督、昨年12月24日に死去)と、パプーシャについていつか取り上げたいとよく話していました。でも、どんな映画にすればいいのか、その“鍵”のようなものが見つからなくて製作に踏み切るまで時間がかかってしまいました。そして今から6、7年前に、ある友人が“パプーシャのハープ”というオペラがあると教えてくれたことがきっかけで、その “鍵”が見つかったんです。

──その“鍵”とは?

パプーシャを描くには、彼女が属していたジプシーの社会を描かずにはできないと思っていました。これまでの映画の中のジプシーという題材は、たとえばエミール・クストリッツァやトニー・ガトリフの映画に代表されるように、とてもカラフルなフォークロアというか、たとえば「自由を愛し音楽を愛する流浪の民」というエスニックな魅力で描かれるか、あるいは社会問題として描かれることがほとんどでした。私たちは、そのどちらでもない映画が作りたかったんです。また、ガトリフは自分自身がジプシーの血をひいているので、彼らを内側の視点で描く事が出来る。でも私たちはポーランド人です。だから彼らを外側から見ているのだとしっかり意識して、適切な距離をとることが大切だと考えていました。

それで、本作の音楽監督でもあるヤン・カンティ・パブルシキェヴィチがパプーシャ本人の詩に曲をつけた“パプーシャのハープ”を聞いたときに、閃いたんです。フォークロアでも社会問題でもなく、ある意味で、オーセンティックな芸術としてジプシーを描けるのではないか。それによって、ポーランド人である私たちが外部から適切な距離をとってその世界を見つめる事ができるんじゃないかと。その事に気づいてから、初めて脚本に取りかかる事ができました。

──なるほど。外側の人間であるという意識を持つ事が、この映画に誠実さを与えているのかもしれませんね。ところで、“ジプシー”という呼称は蔑称なので使用しないという考え方もありますが、監督はこの映画では“ジプシー”か “ロマ”か、どう呼ぶべきとお考えですか?

“ロマ”という呼称は、1970年代のロマ会議でバルカンのロマたちが主張した事から世界に広がって行ったものなので、1910年代からを描くこの映画では“ジプシー”と呼ぶべきでしょうね。また現在でも、自分たちはロマではないとう人やロマと呼ばれる事を嫌がる人たちもいるので、単にジプシーをロマに変えれば差別的ではないとは言えません。いずれにしても彼らが困難な差別の中で生きてきた民族であることを忘れないことが大切だと思います。

映画『パプーシャの黒い瞳』 © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013
映画『パプーシャの黒い瞳』より © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

世界の誰もがジプシーのナチスによる虐殺を問題視しなかった

──この映画はこれまであまり知られていなかった“ポーランドのジプシー”という存在を教えてくれました。とくに第二次大戦前後の彼らの暮らしはこれまで映画にはあまり描かれて来なかったと思います。

第二次大戦中、ジプシーはナチスによって虐殺されました。ある統計によれば、殺されたユダヤ人の数と殺されたジプシーの数では、ジプシーの方がパーセンテージとしては高いとされています。でもジプシーは、戦後になってもユダヤ人のように訴える事をしなかったし、世界の誰もがそのことを問題視しようとしなかった。

パプーシャを映画にするために、私たちはありとあらゆる文献にあたり、またジプシーたち本人や研究者に話を聞いたり、とにかく勉強できるだけのことはすべてやったと思いますが、私は、ジプシーたちが経験した悲劇には大きな2つの悲劇があったと思っています。1つがナチスによる虐殺。そしてもう1つは定住化政策です。映画では、ジプシーたちが定住化を強要されていく過程も描いていますが、この映画は「いま世界にノマド(流動民)の人々が生きるスペースはあるのか」という問いかけにもなっています。

映画『パプーシャの黒い瞳』 © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013
映画『パプーシャの黒い瞳』より © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

──映画が始まり、まず観客が目を奪われるのは、驚くほどに美しいモノクロの映像でしょう。この映画をモノクロで撮った理由は?

先ほどカラフルなフォークロアではないものを撮りたいと言いましたが、それが大きな理由です。もちろん予算的な問題もありました。私たちはこの映画で、今はもう失われてしまったものを描いているんです。今はもうない世界を再現するために私たちが一番参考にしたのが、50年代、60年代に撮影されたモノクロの写真でした。たくさんの写真を集めました。撮影者が誰なのかわからない写真が多いのですが、有名な写真家では一時期ジプシーたちを撮影していたヨゼフ・クーデルカの写真に特に影響を受けました。

実はこの映画は全編デジタルで撮影し、CGも使用しているのです。この映画には二人の撮影監督がいますが、その一人、大ベテランのクシシュトフ・プタクはポーランド映画界におけるデジタル撮影の先駆者です。私たちは、たとえば戦時中のジプシーの村や戦後のワルシャワなど、今は再現ができない場面などはモノクロの写真を背景に使い、人物をグリーンバックで撮影して重ねる手法をとりました。このようなCGの場面では、モノクロの方が、CGを使っている部分と使っていない部分のつなぎ目が自然に見せられるのです。

──そして冒頭のロングの俯瞰ショットに始まり、この映画では引きの画が圧倒的ですが、その引きの画を現場で“ブリューゲル・フレーム”という符牒で呼んでいたとか?

そうですね。あらゆるものが映り込んでいる、画家のブリューゲルにちなんだ呼び方をしていました。これは、より多くの事前準備も必要になりますし、ある意味、精神的な忍耐を必要とする選択です。でも、この物語はパプーシャ個人の人生だけでなく、ジプシー社会全体を描く必要があったので、ラクな作り方はできませんね。

映画『パプーシャの黒い瞳』 © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013
映画『パプーシャの黒い瞳』より © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

ロマニ語で彼らの歴史を語る最初の映画

──衣裳や小道具にも相当なこだわりを感じました。

美術部の努力で、博物館にたった2台しか残っていなかったという当時の本物の馬車を使用する事ができました。パプーシャの夫であるハープ弾きが使っているハープも博物館から借りた本物です。これは音楽の専門家が用意してくれました。ですが、私たちの一番大きな冒険は言語の再現かもしれませんね。

──映画の中でジプシーたちが話している言葉は、どんな言葉なんですか?

この映画の台詞の半分以上はジプシーの言葉(ロマニ語)です。私たちは、地球上のどこで上映するときも字幕が必要という厄介な映画をつくってしまったわけですね(笑)。企画の最初の頃は、ジプシーの言葉を理解しない自分たちが彼らの言葉で映画をつくっていいのだろうかと悩みました。でも、ある友人がこう言ったのです。“君たちはロマニ語でこの映画をつくらなくてはいけないよ。彼らの物語はその困難に見合うものだし、この映画はロマニ語で彼らの歴史を語る最初の映画になるべきだよ”と。考えてみれば、アウシュヴィッツやゲットーのユダヤ人がもし英語を話していたら、私たちは見たいと思いませんよね。スピルバーグが『シンドラーのリスト』を全篇英語で撮ったと聞いて、とてもがっかりしましたから。

映画の中で使われているロマニ語は、当時のポーランド方言のロマニ語です。ポーランド方言のロマニ語はまだ存在していますが、当時のままではありません。それで私たちは、当時の言葉を再構築しようとしました。この映画は言語的価値も持たなくてはいけないと考えたのです。今から思うと気が遠くなる仕事でしたが、ポーランドで初めてジプシーのための学校をつくった言語学者をコンサルタントに迎えることができて、その方の献身もあって途方もない冒険を実現することができたんです。

──映画の出演者にはポーランド人の俳優もいますが、彼らもジプシーの言葉をマスターしたわけですね。

この映画でロマニ語の台詞がある出演者の中で、パプーシャを演じたヨヴィタ・ブドニク、その夫を演じたズビグニェフ・ヴァレリシ、フィツォフスキを演じたアントニ・パヴリツキの3人はポーランド人の俳優です。彼らは丸1年間、ジプシーの言葉を学んでから撮影に臨みました。特に、ディオニズィ役のズビグニェフの習得ぶりは見事で、決まった台詞だけでなく、話が出来るようになったほどでした。

また、ジプシーにとっても時代の違う言葉を話すことは、簡単ではなかったんです。特に、少女の頃のパプーシャを演じたパロマ・ミルガは、違う地域に育った子だったので台詞にはとても苦労していましたね。

映画『パプーシャの黒い瞳』 © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013
映画『パプーシャの黒い瞳』より、少女時代のパプーシャを演じたパロマ・ミルガ © ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

──ジプシーの人たちは俳優ですか?特に長老を演じた方は見事な存在感でした。

この映画でジプシーを演じているのは、今言ったパプーシャと夫のディオニズィ以外は、すべて演技経験のないジプシーの人たちです。演技経験はなくても、彼らは生活の中で演じていると言っていいくらいなので、演出するのに苦労はありませんでした。苦労したのは、私が女性なので、父系社会の彼らの社会で女が何かを指示するということを最初のうちは受け入れてもらえなかったことで、最初の頃は、私がクシシュトフに伝えて、それを彼が皆に説明する、という伝言ゲームのようでした。

でもしばらくすると、彼らは私を受け入れてくれました。それには長老役の方の力が大きかったですね。実はあの方は、戦時中、子供の頃に収容所へ連れて行かれる列車から飛び降りて九死に一生を得た人で、ドイツに住んでいたシンティ(15世紀頃からドイツ語圏に定住したロマと同根のロマニ系の集団)なんです。それでポーランドのジプシーの家族に育てられたんですね。彼は実際の長老ではないですが、年功序列の彼らの社会で、ある意味、長老と言っていい存在なので、彼が私を受け入れてくれたことで、彼らの裁判の様子など外部の人間が知ることのできないシーンも映画に加えることができたんです。

──ジプシーの人たちは映画を見てどんな感想を言っていますか?

彼らの中では、いまだにパプーシャを裏切り者と捉えている人もいて、そういう人たちは映画に良い印象を持っていません。でも、自分たちの歴史を映画に残すことができたと喜んでくれている人たちも多いです。

──映画の中でパプーシャは「文字を覚えなければ幸せだったのに」と呟きます。彼女の人生は悲劇だったのでしょうか?

人が人生で何かを残せるとしたら、その人の人生を誰が幸せか不幸かだけで判断できるのでしょうか。彼女は文字に出会い、フィツォフスキに出会い、素晴らしい詩を残した。たしかに彼女は自分が属していた社会を追われることになりました。ですが、詩を書いていたときの彼女が不幸せだったとは思えません。多くの画家も作曲家も、物を創造する人は多かれ少なかれ、パプーシャと同じ経験をしているのではないかと思います。

(オフィシャル・インタビューより)



クシシュトフ・クラウゼ(Krzysztof Krauze) プロフィール

1953年4月2日ワルシャワ生まれ。1976年、ウッチ映画大学撮影科を卒業。79年発表の短編『Deklinacja(語形変化)』が高く評価され、1988年に『Nowy Jork, czwarta rano(ニューヨーク、朝4時)』で長編映画デビュー。ポーランドで最も権威のあるグディニャ・ポーランド映画祭で新人監督賞を受賞。以来、寡作ながら、すべての監督作品が国際的な映画祭で受賞しているポーランドを代表する監督の一人。グディニャ・ポーランド映画祭では、『借金』(99)、『救世主広場』(06)で2度もグランプリに輝き、日本公開された『ニキフォル 知られざる天才画家の肖像』(04)では、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭やシカゴ国際映画祭でグランプリを受賞している。『借金』の脚本協力で知り合ったヨアンナ・コスは、2000年に手掛けたテレビ映画でも脚本を担当。『ニキフォル〜』では共同脚本、『救世主広場』で共同監督となり、ふたりで新たな映画世界をつくりあげた。2014年12月24日、前立腺ガンのため、永眠。まだ61歳の若さだった。本作『パプーシャの黒い瞳』が遺作となった。

ヨアンナ・コス=クラウゼ(Joanna Kos-Krauze) プロフィール

1972年12月8日オルシュティン生まれ。ポーランド・テレビでキャリアをスタートさせ、ポーランド・テレビ主催の脚本家のスカラシップを獲得し、脚本家としてデビュー。クシシュトフ・クラウゼとは、『借金』の脚本に協力したことから知り合い、2000年のテレビ映画『Wielkie rzeczy(素晴らしきもの)』でも脚本を担当。ヨアンナのアイディアで始めた企画『ニキフォル〜』では共同で製作し、2006年の『救世主広場』から共同監督となる。本作『パプーシャの黒い瞳』も彼女の企画である。昨年、クシシュトフを病で失ったが、ふたりで企画していた次回作、ポーランドとルワンダで、ジェノサイドの後にいかに生きるかを見つめた心理的な映画を撮影する予定。




映画『パプーシャの黒い瞳』
4月4日(土)より、岩波ホール他全国順次公開

1910年。ある小さな町で、ひとりのジプシー女性が出産した。人形が好きな、まだ若い母親は赤ん坊に「人形(パプーシャ)」と名付けた。少女に成長したパプーシャは、ある日、泥棒が森の木の洞に隠した盗品を偶然見つける。パプーシャはそこにあった紙が気になった。そこには文字が印刷されていた。文字はガジョ(よそ者)の呪文、悪魔の力だと、ジプシーたちはそう忌み嫌ったが、パプーシャは文字に惹かれる心を抑えられなかった。パプーシャは町の白人に読み書きを教えて欲しいと頼み、文字を覚えてしまう。パプーシャの父の兄であるディオニズィは、彼女のその輝く美しさに虜になり、結婚を申し込む。パプーシャはまだ15歳。はるかに年が離れた男との結婚を、彼女は拒むが、父の意向で結婚せざるを得なかった。1949年。パプーシャら旅するジプシー一族のもとに、彼らの楽器の修理を請け負っているポーランド人が、ひとりのガジョを連れてきた。男の名はイェジ・フィツォフスキ。作家で詩人だが、秘密警察に追われ、逮捕から逃れるためジプシーに匿ってもらおうというのだ。パプーシャの夫ディオニズィは、男を受け入れるが、パプーシャは悪い予感を感じる。だが、一方で、パプーシャは男の持っていた「本」に魅かれた。

監督・脚本:ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ
出演:ヨヴィタ・ブドニク、アントニ・パヴリツキ、ズビグニェフ・ヴァレリシ
撮影:クシシュトフ・プタク、ヴォイチェフ・スタロン
音楽:ヤン・カンティ・パヴルシキェヴィチ
原題:PAPUSZA
ポーランド/2013年/ロマニ語&ポーランド語/モノクロ/1:1.85/5.1ch/131分/DCP
字幕翻訳:松岡葉子
字幕協力:水谷驍、武井摩利
配給:ムヴィオラ

公式サイト:http://www.moviola.jp/papusza/
公式Facebook:https://www.facebook.com/moviolaeiga
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▼映画『パプーシャの黒い瞳』予告編

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