「THE MIRROR」3Fの展示より、土屋公雄「会議室305」
銀座に新しいアートスペース「THE MIRROR」がオープンした。場所は、中央区銀座4丁目和光の近くにある名古屋商工会館。取り壊しが決定している銀座のど真ん中にあるこのビルを会場に、アートディレクター・美術評論家の清水敏男氏を総合ディレクターに迎え、期間限定の展示とアートセミナーが行われる。入場は構造的制約と同時に作品とじっくり対話してもらうため、1日400名限定で予約入れ替え制。6階建ての各部屋が展示スペースとなっており、浅葉克己氏、隈研吾氏、西野達氏らアーティストによるセミナーやパフォーマンスが連日行われる。なおこの「THE MIRROR」は、企業からの協賛とチケット収入により運営されるという。
中央区銀座4丁目和光近くの名古屋商工会館のビル全体が「THE MIRROR」会場となる。
1Fエントランス 小松宏誠+三好賢聖
1Fエントランス 小松宏誠+三好賢聖
各階を繋ぐ階段にも作品が。 枯山水サラウンディング「合せ鏡」
畠山直哉「Bonfim」
2Fのセミナールーム フランシス真吾「Bound for Eternity (red)」
2F 内田繁のお茶室展示風景
2F トラフ建築設計事務所による「THE MIRROR COLLECTION box」
2F フローリアン・クラール「The Wanderer」
3F さわひらき「envelope」
3F 藤森照信 ローランド・ハーゲンバ−グ「鸛庵」
3F タムラサトル「白熱灯のための接点 #16」
4F 流 麻二果
4F 森万里子「Higher Being III」
4F 宮田彩加「WARP×Knots -エルンスト・ヘッケルへのオマージュ-」
4F 渡辺元佳「The Mine #402」
4F ベー・ビヨンウ 「OM1A-032H」(右)「PLT1A-041H」(左)
松岡正剛 屋根裏ブックウェア(隈研吾デザイン)
5F 覺嚢(チベット仏画)三世仏、宮脇晴「自画像 17歳」、アニッシュ・カプーア「Untitled」
5F 中西夏之「受容/遠のく紫 OP IV」「背・円 - 背後からの白 I-a」
5F 浅葉克己「MARS屏風」
THE MIRROR
Hold the Mirror up to nature
会期:2014年11月9日(日)まで
※月曜休館ただし11月3日(祝)は開館
開館時間:13:00~21:00 ※2部入れ替え制 1日限定400人
会場:名古屋商工会館(東京都中央区銀座4丁目3番6号)[地図を表示]
料金:セミナー聴講料 各回で異なる
アート+デザイン+ブックのみの方 1,000円(1日400枚限定 事前予約 時間指定 総入れ替え制)
中央区に住民登録をされている方は、中央区民特別入場日に限り100円割引
公式サイト:http:http://the-mirror-ginza.com/
主催:THE MIRROR 実行委員会
共催:日本経済新聞社
協賛:アサヒビール株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社名古屋商工会館、株式会社 伊千呂、銀座グランドホテル
後援:中央区、銀座西4丁目町会銀友会
協力:博物館明治村、学習院女子大学、桑沢デザイン研究所、東京大学大学院隈研吾研究室、株式会社ビームス、日比谷エリアマネジメント準備会
認定:公益社団法人 企業メセナ協議会
総合プロデューサー:清水敏男
実行委員:実行委員長:柿崎孝夫 (元資生堂執行役員、学習院女子大学非常勤講師)
浅葉克己(アートディレクター、桑沢デザイン研究所長)
石澤靖治(学習院女子大学長)
隈研吾(建築家、東京大学教授)
小池一子(クリエイティブディレクター)
清水敏男(美術評論家、学習院女子大学)