▲手前にはアパレル、奥にディスク。アパレルはヨーロッパのレアなブランド、バッグは神戸ブランドが中心。
渋谷駅西口から歩いて4分ほどの距離ながら、駅周辺の喧騒とは打って変わって閑静なエリア鶯谷町。ここにオープンしたのが、音楽とグッド・デザインを集めたデシネ・ショップ。
ショップに入ると奥行のある空間が広がる。入って手前には品の良いカジュアルウェア、その奥にはアナログレコードやオーディオ用品、そして「プロダクション・デシネ」レーベルのCDが壁一面に陳列され圧巻である。お店のラインナップは神戸時代の「ディスク・デシネ」とまったく変わらない。オーナー独自の観点でセレクトされた新・旧・洋・邦・メジャー・インディそしてジャンルを超えた良質なCD/アナログレコード。買い付け時に発掘したヨーロッパを中心とした海外の書籍や雑貨。
自社ブランド「production dessinee/プロダクション・デシネ」で制作した音源からアパレルなどなど。さながらワンダーランドである。
東京への移転理由をオーナー丸山氏に訊ねたところ、「なんとなくです。」とサラリ。スタッフ達がショップをやめてゆくタイミングが重なり、身軽になったので東京へ行ってみようと思い立ったのがきっかけ。神戸にありながらも、お客さんは日本全国から(まれに海外からも!)やって来ていたので、東京にあった方が色々なひとにとって便がよくなるのでは、という考えもある。
渋谷とはいえディスクショップが集中する宇田川町からは駅を挟み真反対なので、「わざわざ行く」立地だが、それゆえじっくりと商品を吟味することができる。
お店のポリシーにどこか反骨精神を感じながらも、なにより音楽ファンにとって心地よい場所を提供する心意気が伝わる。
▲シューズやポスターも。
▲「プロダクション・デシネ」レーベルのディスク。タイトルは現在140以上!
▲左は「プロダクション・デシネ」のコンピレーション。右はマルチェロ・マストロヤンニ、モニカ・ヴィッティ主演のイタリア映画『ジェラシー』のサウンドトラック。
▲オーナーが発掘した良質な中古アナログレコード。
▲書籍も豊富。
▲グッドデザインなオーディオ製品。オーストリアの『Pro-Ject Audio』社のターンテーブル、イタリアの『Audel』社の小型プリメインアンプ。
▲ディスクに囲まれた視聴コーナー。
▲デシネ・ショップ外観。
デシネ・ショップ
住所:〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町17-7[地図を表示]
TEL:03-6873-4062
営業時間:14:00-20:00 ※当面は週末のみオープン
公式サイト:
http://www.dessineeshop.com