みなさまどうも。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は3月11日ということで更新することにしました。
たぶんみんな誕生日や何かの記念日とか、この日がくると、みたいに、なんとなく日々のどこかにピンが刺さっているような日があるんじゃないかと思うんですけど、わたしも3月11日がそのひとつになりました。
何度か書いたと思いますが、ちょうどあのとき、まさにここに掲載する原稿を書いてましたし、あの直後からの友人知人とのやりとり、揺れの最中、そして翌日の外の様子と空気感は、それまで体験したことのないものでした。いまも思い出すと、よくもわるくも思考が止まります。
絶対に忘れてはいけない、という考えがあります。誤解をおそれずに言えば、わたしにはわかりません。忘れたいことは忘れていいのだと思うし、覚えていることは勝手に覚えているし、ただ思うのは、目をそむけてしまうこと。それがよくない、というよりも、むしろ自分のなかに残り続ける。みないようにする、ということはつまり、“それ”は歴然と在るのだということ、そしてほんとうは自覚していることにほかならないからです。
もっといえば、それは3.11に限ったことではないし、忘れたいという思いはどこからくるのか、そして忘れてはいけない、という考えはどこからくるのか、なぜそうでなければならないのか、その根源をみつめることなんじゃないですかね。
わたしがあの日に感じたさまざまなことでいちばん大きいのは、不安でいようと楽しんでいようと何をしていようとも、一瞬ですべてが変わるのだ、ということです。「目を閉じて開いた瞬間、何が起こるかわからない。だから…」のあとに続く考え、行動はなんだろう。
ひとって、何かを失って後悔するでしょう、あのときああしておけばよかった、って。だったらいつもそうすればいいのに、とよく思います。その瞬間瞬間の自分の在り方が、肉体のある限り続く世界としてあらわれてくるのだから。。
ちょっと厳かな感じになってきましたけれども、どんな世界を体験したいのか、その体験を生み出している自分というものの在り方、その根本を知ることをテーマに、今月もワークショップを行います。よかったらいらしてみてください。
では、いきましょう。
今回は、いつも通りにひとつ選んで、よければ左から順番に読んでみてほしいです。前回もそんなことを書きましたけど、今回はちょっとつづきものとして読めるみたいな感じでやってみたので。
もちろん、読まなくっても全然問題ないんで、好きなようにやってください(笑)。
画像は、去年ひさびさに訪れた伊勢神宮、五十鈴川の水面にしてみました。いいっす、今年も行きたいっす。
では、Let's medicine☆.。.:*・゚゚
使い方は、あなたの自由!!
使い方ガイド
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ぴん、ときた画像をひとつ選んでクリックしてください。
そこに書かれているテキストが、あなたのガイドになります。*自由な使い方
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・恋愛、仕事、健康など、自分で決めたテーマごとにクリック!
・毎朝、起きたときに今日1日をイメージしてクリック!
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など、自由に、フレキシブルにつかってください。また、「全体のメディスン」も組み合わせてみてください。
▼直感でクリック!(1クリックでテキストが開き、再度クリックで閉じます)
■「全体のメディスン」(2014年3月11日~)
去年は引っ越し前の家探しや何かで更新しなかったんですけど、震災の次の回、そして2012年の3/11分に、今回出たカードが入ってました。面白いですよね。
ときどき、やり直したいとか、生まれ変わりたい、と思うことがあるかもしれません。それはいままで綿々と続いてきた日常みたいなものから解放されたいとか、自分自身のふるまいなどの性質、あるいは肉体や顔の造作もあるかもしれない、それは自分を含む現状の否定、つまり受け入れたくないということなんですよね。
眠っているとき、嫌なことを思い出しません。明日を憂うこともなければ、何かしなければ、と焦ったり何かの対策を練ったりすることもない。夢をみることはあっても、目を覚ませば終わります。
そう、起きて、その瞬間に背負います。眠る前までの自分のプロフィール、その役に沿ったストーリーを。
自分はこういう人間で、これからあそこへ行き、いまこんな問題を抱え等々、ほんとうはまっさらであって、新しい物語をはじめたってかまわないのに、自ら古いお話を生き続ける。
前回、ひとは常に生まれ変わっている、と書きました。
本来、わたしたちはまっさらです。
読み解ける未来などないし、過去の物語は参考になれど、すでに頭のなかにしか存続させられる場所はありません。
いまどう在るか、それ以外に必要なことはあるのだろうか。
新しく生きるための条件、なんてものはないです。
わたしたちは何かの基準に自分を合わせ、それをクリアしなければ、極端にいえば存在するに値しない、とまで追い込まれたりする。それこそまやかしだ。
全部はずしてみる。
本来、わたしたちはまっさらです。
生まれ変わる、という必要さえない。
それでも新しく生きたいというのなら、眠る前のすべての自分をボタンを押すようにリセットして、ほんとうに体験したい物語を、いまはじめてみてください。
読んでいただき、ありがとう。
結局、自分っすよ。
ワークショップ、よかったらきてみてください。
またね☆
■ANANYA(アナンヤ)PROFILE
'93年にネイティヴ・アメリカンの智慧を集約した「メディスン・カード」に出会い、それを元に自らカードを作成、ライフワークとして都内カフェ、雑貨店およびイベント等でリーディング・セッションをはじめる。「SONIC PLATE」暫定運営。タケ・ロドリゲス&ヒズ・エキゾチック・アーケストラにヴォーカリストとして参加。その他、チベットのマントラなどをモチーフとした手芸作品「prana」など。
・ANANYAのサイト
・webDICEのANANYAのページ
個人セッション受付中です
メディスン・カードをつかったリーディング・セッション行っています。
仕事、恋愛、人間関係等々、あなたが、いまいちばん知りたい情報をお伝えします。
大切なのは、「これからどうなるか?」ではなく、自分自身が「どう在りたいか」。
ここを起点として、ゴールに向かうためのポイントを一緒に探っていきたいと思います。
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※お問い合わせおよび詳細につきましては、ANANYAのサイトでご確認ください。