骰子の眼

cinema

東京都 中央区

2013-06-20 18:08


テレンス・マリック監督最新作にベン・アフレックらが集結

“愛の移ろい”を映し出す残酷で切ない愛の物語『トゥ・ザ・ワンダー』レビュアー募集
テレンス・マリック監督最新作にベン・アフレックらが集結
映画『トゥ・ザ・ワンダー』より (C)2012 REDBUD PICTURES, LLC

1978年、『天国の日々』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、世界中の賞賛を集めながら、その後20年にわたり沈黙を守り、98年の『シン・レッド・ライン』でベルリン国際映画祭金熊賞(最高賞)を獲得して劇的な復活を遂げた"生きる伝説"テレンス・マリック。2011年、『ツリー・オブ・ライフ』ではカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)の栄誉に輝き、今後もブラッド・ピット、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベイルら出演の新作が相次ぐ、現代最高の監督による待望の最新作が『トゥ・ザ・ワンダー』だ。

40年を越えるキャリアのうち監督作はこれまで6本と寡作ながら、そのひとつひとつが芸術作品としての高い完成度を誇る巨匠のもと、ハリウッド屈指の俳優たちが贅沢な共演を果たしている。主人公ニールを演じるのは、自ら主演した監督作『アルゴ』(12)でアカデミー作品賞を受賞し、名実共に今後の映画界を担う中心的存在となったベン・アフレック。マリックとは以前から知人であり、しばしば彼に仕事の助言を求めてきたというアフレックは、敬愛する監督とのコラボレーションによって、かつてない深く静謐な演技を披露している。

テレンス・マリック監督最新作にベン・アフレックらが集結
映画『トゥ・ザ・ワンダー』より

ニールが恋に落ちるマリーナには、トム・クルーズと共演する『オブリビオン』(13)を始め、注目作への出演が続くオルガ・キュリレンコ。ニールが愛するもうひとりの女性、ジェーンに扮するのは『きみに読む物語』(04)、『ミッドナイト・イン・パリ』(11)のレイチェル・マクアダムス。そして、『ノーカントリー』(07)、『007 スカイフォール』(12)のハビエル・バルデムが、信仰の前に葛藤するクインターナ神父を厳かに演じている。

テレンス・マリック監督最新作にベン・アフレックらが集結
映画『トゥ・ザ・ワンダー』より (C)2012 REDBUD PICTURES, LLC

物語はフランス西海岸に浮かぶ小島、モンサンミシェルで幕を開ける。アメリカからやって来たニールは、そこでマリーナと出会い、互いに深く愛し合う。しかし、アメリカへ渡り、オクラホマの小さな町で生活を始めたふたりの、幸せな時間は長く続かなかった。マリーナへの情熱を失い、やがて幼なじみのジェーンに心奪われるニール。そして、彼との関係に苦悩するマリーナはクインターナ神父のもとを訪れる。愛とは何か? 永遠の愛は可能なのか? 愛は彼らの人生を変え、破壊し、そして彼らを新たな人生に向き合わせる。激しく燃えた愛が、次第に熱を失い義務感や後悔へと移ろうさまを、マリックはモンサンミシェルやオクラホマの広大な景観の中に映し出していく。真実の愛の物語ははかなく、残酷で、だからこそ切ない――。

テレンス・マリック監督最新作にベン・アフレックらが集結
映画『トゥ・ザ・ワンダー』より (C)2012 REDBUD PICTURES, LLC

アカデミー撮影賞を受賞した『天国の日々』を始め、その壮大なスケールと息をのむような映像美によって人々を魅了してきたマリック作品。『ニュー・ワールド』(05)、『ツリー・オブ・ライフ』に続き、撮影監督にエマニュエル・ルベツキを起用した本作でも、フランスで"西洋の驚異"と称されるモンサンミシェルの光や風が、あるいはオクラホマ州バートルズビルの荒涼とした自然や家並みが、スクリーンにまばゆく描き出される。ワーグナーやチャイコフスキーの楽曲を使用した音楽と共に、そこに織り成される究極の映像体験は、圧倒的な美しさで観客の心を揺さぶるだろう。(以上、プレスより引用)




『トゥ・ザ・ワンダー』
8月9日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

監督・脚本:テレンス・マリック プロデユーサー:サラ・グリーン、ニコラス・ゴンダ
出演:ベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ、レイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデム、 タチアナ・チリン、ロミーナ・モンデロ、トニー・オーガンズ
撮影:エマニュエル・ルベツキ
プロダクションデザイン:ジャック・フィスク
衣装デザイン:ジャクリーン・ウェスト
音楽:ハナン・タウンゼント
2012年/アメリカ/112分/カラー/英・仏・西・伊語/シネマスコープ/5.1ch 
原題:TO THE WONDER
字幕:丸山垂穂
(c)2012 REDBUD PICTURES, LLC
提供:東宝、ロングライド
配給:ロングライド
宣伝:クラシック
公式サイト:http://www.tothewonder.jp




試写会に5名様をご招待

公開に先立ち、本作品の試写会を観て400~600字程度のレビューを書いて頂ける方、合計5名様をご招待します。応募方法は下記から。ご応募の際、webDICEのアカウントをお持ちでない方は新規登録が必要です。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)

映画『トゥ・ザ・ワンダー』試写会
日時:2013年7月3日(水)12:30開場/13:00開映

場所:松竹試写室(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル)
2名様ご招待
………………………………
日時:2013年7月25日(木)18:00開場/18:30開映
場所:スペースFS汐留(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
3名様ご招待

【応募方法】

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■応募締切:
7/3(水)の回→6/26(水) 23:00
7/25(木)の回→7/18(水) 23:00

※当選者の方のみ、ご応募いただいたアカウントに締切翌日にメッセージにてご連絡いたします。


▼映画『トゥ・ザ・ワンダー』予告編


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