骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2012-01-09 23:24


『生きてるものはいないのか』レビュアー募集

石井岳龍(聰互)が新機軸を見せる12年振りの長編新作、前田司郎の戯曲を染谷将太主演により映画化
『生きてるものはいないのか』レビュアー募集
映画『生きてるものはいないのか』より (C)DRAGON MOUNTAIN LLC.

『狂い咲きサンダーロード』(1980年)、『爆裂都市BurstCity』(1980年)、『逆噴射家族』(1984年)、『ELECTRIC DRAGON 80000V』(2001年)などジャンルを超越した世界観で、世界中で熱狂的な支持を受ける映画監督・石井岳龍。遂に『五条霊戦記 GOJOE』(2000年)以来、実に約10年ぶり、待望の劇場用長編新作が完成した。彼が題材に選んだのは32歳という若さでありながら劇作家として岸田戯曲賞を受賞、小説家として芥川賞候補作を持つ新鋭・前田司郎の傑作戯曲『生きてるものはいないのか』。怪しい都市伝説が囁かれるとある大学を舞台に次々と謎の最期を迎える18人の登場人物たち。人間の【生と死】をパンクでオフビートな世界に凝縮し、スクリーンが爆発!今まで見たことのない、斬新な映画空間が創出される。

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映画『生きてるものはいないのか』より (C)DRAGON MOUNTAIN LLC.

全編を通して脱力系ギャグ、不条理ギャグとも言えるコメディ会話劇と石井監督ならではのパンク表現が飛び交い、それが緻密な構成で積み重ねて描かれる。そしていつの間にか大きなテーマを時限爆弾のように仕掛けられ、観客は言葉では説明できない大きな問いを受け取る。それは誰もが見ないようにしている「生と死の当たり前の関係」への疑問であり、本作ではその真理の核心がクールに炙りだされるのである。
主演には先頃のベネチア国際映画祭で新人賞を受賞した染谷将太を起用。その他オーディションで選ばれたというフレッシュな出演者たちの若い才能も見物である。ビジュアルではなく<会話劇で見せる>という今までの作品ではあまり見られなかった新しい取り組みにもチャレンジ。常に進化を遂げる鬼才・石井岳龍の待望の新作にふさわしいインディペンデント・スピリットが溢れる異色作となっている。(以上、プレスより引用)

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映画『生きてるものはいないのか』より (C)DRAGON MOUNTAIN LLC.



映画『生きてるものはいないのか』
2月18日(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開

監督:石井岳龍
原作・脚本:前田司郎
出演:染谷将太、渋川清彦、村上淳 他
協力:神戸芸術工科大学
製作:ドラゴンマウンテン
配給:ファントム・フィルム
宣伝:ミラクルヴォイス
(C)DRAGON MOUNTAIN LLC.
2011年/日本/ビスタ/HD/113分/5.1chステレオ
公式サイト:http://ikiteru.jp/




試写会に5組10名様をご招待

公開に先立ち、本作品の試写会を観て400~600字程度のレビューを書いて頂ける方、5組10名様をご招待します。応募方法は下記から。ご応募の際、webDICEのアカウントをお持ちでない方は新規登録が必要です。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています。ご執筆いただくのは当選ご本人のみで結構です)

『生きてるものはいないのか』試写会5組10名様ご招待
日時:2012年1月24日(火)18:35開場/18:45開映

場所:ユーロスペース(東京都渋谷区円山町1-5-3)[地図を表示]
※上映後、監督・出演者による舞台挨拶あり

【応募方法】

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■応募締切:2012年1月17日(火)23:00

※当選者の方のみ、ご応募いただいたアカウントに1月18日(水)中にメッセージにてご連絡いたします。

▼『生きてるものはいないのか』予告編



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