骰子の眼

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2011-05-21 23:00


“それ”を探し、見つけ、出会って☆メディスン・カード・リーディングによる「自分で選ぶ運勢ガイド」5月22日~6月4日版

みなさまこんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。

今週もいろいろですよねーほんとにいろいろ。総じていえるのは、とりあえず余地がある。なんだかんだ言ったって、あたしたちこうして生きて文句言ったり訴えたり悲しんだり喜んだり絶望したり、なんか感じる考える、やれる余地があるんですよね。で、その余地をいったい何につかうんだと。

どうしてもどうしても安心できないとき、とりあえず安心できることをしたらいいと思います。余地を混乱と不安で満たしたままでは、素敵なところへたどり着く気がしない。言い訳って、言うのも聞くのも疲れるよね。批判も文句も、ほんとくたびれる。怒りのエネルギーって解放と自尊心と正当性、みたいなものと結びつくと快感につながりやすくおそろしい。

お天気の日にはなるべく外に出るようにしてます。だいたい自転車なんですが、最近は歩くようにしてる。おかげで、生まれてはじめて見る花によく遭遇するようになりました。誰かがすずめを全然見なくなったと言ってたけど、いやいやすごいいるよ。ほかにもいろんなやつが。水はBRITAで水道水飲んでる。すごいねBRITA。カルキ臭ほんとに消える。直ちに健康に被害はない。確かに生きてるあたしは今日も。そして、余地がある。

ほんと、誰かの目で自分をはかっても仕方ない。ミネラル・ウォーター飲んだらいいし、会社だって辞めたらいいじゃん。引っ越したいひとはこどもがいようがいまいが、落ち着ける場所へ行ったらいい。正しさを証明しようとすると争いが起きる。そしてそれは、愛でも自由でもなく、また自由でなければならない、と課した時点で自由ではなくなってしまう。

というわけで、いきますね。

今回は、ほんとは3月13日号のときにつかうはずだった「明治神宮内の地面」です。
ちょうど御朱印はじめた友だちとひさびさに行ってきて、「いまなら空いてます」と係の方におすすめされたので、よくわからないまま清正の井戸にも寄ってみたんですが、うーん、なんかみんな真剣にお願いごとを、自分をよくしたいという想いあふれる感じに感動しましたね。そしてやっぱり場所やもの、それ自体が幸せにしてくれるのではないと改めて思った。
自分にとって、理由も根拠もないここちよさ。これがいちばん☆

では、Let's medicine☆.。.:*・゚゚



使い方は、あなたの自由!!

使い方ガイド

*ベーシックな使い方
これから14日間の自分をイメージしながら、ぴん、ときた画像をひとつ選んでクリックしてください。
そこに書かれているテキストが、あなたの14日分のガイドになります。

*自由な使い方
・いま、知りたいことをイメージしてクリック!
・恋愛、仕事、健康など、自分で決めたテーマごとにクリック!
・毎朝、起きたときに今日1日をイメージしてクリック!
・全部クリックして、好きなテキストを選ぶ!
など、自由に、フレキシブルにつかってください。

また、「全体のメディスン」も組み合わせてみてください。

▼直感でクリック!(1クリックでテキストが開き、再度クリックで閉じます)

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▽この画像を選んだあなた

たとえどんなに他者やきまりごとに従っているように思えても、最終的に方向を決めているのは自分。それが本意ではないとしても、選ぶのは自分。つまり、どんなときでも、あなた自身が人生を決定しているのだということ。
だから、誰かの言いなりにならなくてはいけないのなら、どうぞあなた自身の言いなりになってください。誰かの意見や、“そういうものだから”という雰囲気なんかではなく、あなたのほんとうの声に従って。
そしてリーダーシップをとる立場にある方。支配と統率はちがうものだし、それは愛ではない。従わせなければならないという思い。従わなければならないという思い。それは、いったいどんな理由からくるのでしょう。
あなたの人生のリーダーシップをとるのは、あなたしかいません。あなたは、どんなリーダーに導かれたいのか、そして、どんなリーダーで在りたいのでしょう。


▽この画像を選んだあなた

早くこの現状を変えたい、そうでなければ安心できない。でも、じたばたしてもどうにもならない。そんなことはわかっていて、それでもここから脱したいと切望する。
けれど、どんなに切迫しているように思えても、そこに「焦り」という感情をもつ必要性やメリットは特にないということ。ないばかりか、感情をはさむことで状況がより見えづらくなり、とにかく楽になれるなら…と、むしろ望まないところに飛び込む可能性のほうが高くなってしまう。さらには他者を責めたり、自分に対する嫌悪感を抱くことで、ますます焦りや怒りを助長させもして。短気は損気、とはよくいったものです。
「焦りキタ!」と思ったら一回立ち止まって、ニュートラルな「本来のあなた」の立ち位置に戻ってください。早くしなければ…という思考を捨てて、いまできること、状況を楽しんでみる。プロセスを信じて。

※前回も出たメディスンです。なぜ現状を変えたいのか、そのことを通じて得たいものは本当はなんなのか。問いかけてみてください。


▽この画像を選んだあなた

変わりたい。そう思ってはいても難しい。いまの状況がどんなにきびしくても、慣れ親しんだ習慣ですから、なかなか手放しがたい。苦痛を望んでいるはずもなく、むしろそこを変えたいわけなのに、ながらく同じ状態で在り続けると慣れちゃうんですよね、痛みでさえも。
些細なことでいいと思うんです。朝食が毎日パンならお米にしてみるとか、歯を磨くときだけ左手をつかってみるとか。北京の蝶の羽ばたきが、翌月ニューヨークで嵐を起こすというのがありますよね。何も一夜にしてすべて刷新しなくても、古いものと新しいものとをひとつずつ差し替えるようにしてもいい。
変化って、大がかりに見えるかもしれないけれどつまりは「新しい習慣へ移行する」こと。そして変わるそのときは“一瞬”であり、変えるもの、それは目の前の現状ではなく、こころ、感じ方、考え方、あなた自身の在り方なんです。


▽この画像を選んだあなた

いまあなたが望むことを、ちょっと書き出してみましょうか。
まず1枚紙を用意して、真ん中に1本、縦に線を引く。そして左側に「望むこと」右に「望まないこと」を書き出す。左右逆でも、何個書いても構いません。大事なのは、自分に対して「ド正直」になること。誤魔化さず正直に、どこまでも自由になることです。
この線が分けるものには、さまざまなバリエーションがあります。「自分の意志/他人の意志」、「やりたい/やらなければならない」など、分けてみると、いかに自分が対極にあるものの存在に揺れているか、そのパワーバランス、曖昧さ、そして、自分が選べる自由に気づくことができるはず。
選択権はいつだって自分にしかありません。もしも迷ったり、わからなくなったら、いつでもこの線に戻ってください。本当に望むことを選ぶために。


▽この画像を選んだあなた

インスピレーションって、突然くるもの、というイメージがあるかもしれませんが、いつでもとり出せるらしいです。お風呂やトイレにいるとアイディアがわく…というのも、ひとつのコツですね。
そこに共通するのは「遮るものがない」ということ。通路ががら空き状態。だからすぐに手に入る。
その通路を塞いでいるのは、自分の思考です。あれはこうにちがいない、だってあいつはああ言ったむかしはこうだった…と過去を踏まえ未来を予想しそこから何か新しいひらめきが導き出されたことがあったでしょうか。
分析、意味づけ、判断がはじまり、“ラベル”を貼る前に、神視点で上方から思考の数々とそれを生む自分の姿をとらえてください。すると、それらに信憑性のないことがよくわかる。
目の前を曇らせるものを手放し、視界をクリアにすること。それだけでこたえは浮かび上がってくる。メッセージは、いまこの瞬間、あらゆる場所に送られているんです。


▽この画像を選んだあなた

以前、今後情報の整理がどんどん重要になるだろうと書きました。誰が何を言い、どう動いているか。特に権威や影響力、いわゆる善いこと、すごいことをしてる風に見えると、あのひとが言ってるんだからそうだろう、と無条件で思ったりする。あるいは、信じられないと。
たとえば忍者が天井裏から何かをみるとき、そこで起こっている状態そのまま、ありのままにみる。殿様に伝えるときも、あいつはきっと悪ですぜ、などと自分の感情や推測、主観を入れない。わたしが忍者ならそうします。じゃないと本当のことが見えないから。
何か出来事を前にすると、<出来事X>→<感情y>→<結果z(~になるだろうという予測)>、という具合に自動反応になってると思うんです。ここから<感情y→結果z(予測)>をはずして、<出来事X>だけをみる。
本当のことを知るには「暴き、裁く」というやり方ではなく、忍者的視点で、状態そのものをただ観察することです。



■「全体のメディスン」(2011年5月22日~6月4日)

いまこそひとり自分と向き合いこたえを見つけるとき、な気がします。データ、という点では完全ではない、というか何をもって完全とするかを思えばそうはなり得ないけれども、パーツとしてはそこそこ、いや結構そろっているんじゃないか、と思います。

誰かと相談して見つけるときも、実際はひとりひとりが自分なりのこたえ、あるいはこたえになりそうなものを持ち寄って集まってシェアすることによってこれ、と決める。だいたい、そんな感じですよね。

混沌としてます。ほんとはいまにはじまったことじゃなかった。外も中も、鬱蒼としてる時間とそうでないときとがあるように、それは森を歩き、道に迷って迷ってふっとひろがりのある、見晴らしのよい場所に抜け出るように。あるいはたくさんの雲が流れ雨が降り嵐が起こり、やがて雲ひとつない青空がひろがるときが来るように。

ひとりで“それ”を探し、見つけ、出会ってください。
ひとりで、ですよ。
そして持ち帰り、そこではじめて誰かとシェアしてください。
決して背負わせるようなやり方ではなく。

見つけることができないときには、導かれるままに導いてくれる何かを見つけて。
それだけで、もうとても素晴らしい体験。

というわけで、Have a great the POWER OF NOW☆
ほんとうの意味で教えてくれるひとは誰もいないかもしれません。
気づき、見出す。それだけさっ。


ANANONUKES

■ANANYA(アナンヤ)PROFILE

'93年にネイティヴ・アメリカンの智慧を集約した「メディスン・カード」に出会い、それを元に自らカードを作成、ライフワークとして都内カフェ、雑貨店およびイベント等でリーディング・セッションをはじめる。通常はライター、編集、プランナー等、自由業。「SONIC PLATE」暫定運営。タケ・ロドリゲス&ヒズ・エキゾチック・アーケストラにヴォーカリストとして参加。その他、テキストをつかったプロジェクト「LAB.」など。

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大切なのは、「これからどうなるか?」ではなく、自分自身が「どう在りたいか」。
ここを起点として、ゴールに向かうためのポイントを一緒に探っていきたいと思います。

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