ベテランPapa U-Geeが今年もワンラブジャマイカフェスティバルに登場。
日本とジャマイカの国際文化交流を目的に掲げ東京・代々木公園で行われているワンラブジャマイカフェスティバルが今年も5月21日(土)、22日(日)の2日間にわたって開催される。2004年のスタートから7回目となる今年も、メインのイベントとなる、ボブ・マーリーの楽曲をカバーするコンテスト「ボブ・マーリー・ソングスデイ」をはじめとした多彩なプログラム、そしてジャマイカゆかりのフードやグッズのブース出店が行われる。
今年の見どころとして、ワンラブジャマイカフェスティバル実行委員会の菊池氏は「今年の5月でボブ・マーリー没後30年です。今年のワンラブジャマイカフェスティバルではそれに伴うステージショーや写真展などが行われます」と語る。ジャマイカの風土や国民性、そしてレゲエ・ミュージックの奥深さについては、映画『ロッカーズ』、そしてその制作の舞台裏を捉えた写真集『ロッカーズ・ダイアリー』など数多くの作品が発表されてきたが、ジャマイカ文化をさらに様々な角度から捉え、そしてジャマイカの〈現在〉を知りそして楽しむことのできるフェスティバルとなっている。
■ボブ・マーリー・ソングス・デイ(22日)
ジャマイカが世界に誇るレゲエ・アーティスト、ボブ・マーリーの楽曲をカバーするコンテスト。日本屈指のレゲエ・バンド、ホームグロウンのサウンドをバックに行われる。さらにスペシャル・ゲストとしてランキン・タクシー、Mi-Iも登場。優勝者にはジャマイカ旅行が贈られる。
▼昨年のボブ・マーリー・ソングス・デイの様子
■ワンラブ・キッチン&マーケット(21日、22日)
ジャークチキン、アキ&ソルトフィッシュ、コーンブレッド、レッド・ストライプ、テキーラなどなどジャマイカ料理を中心に、アフリカやアジアのエスニックフードの屋台も出店。ラスタやレゲエをメインにしたジャマイカのファッション・アイテムやグッズも勢揃いする。映画『ロッカーズ』DVDや『ロッカーズ・ダイアリー』ほか、アップリンクからリリースのレゲエ関連作品を開催期間のみの特価で販売。またフリーマーケットも開催される。
■ジャマイカ・ヴィレッジ(21日、22日)
在日ジャマイカ人が教えるパトワ語やダンスのレッスン、ジャマイカ政府観光局によるジャマイカ旅行の手引き、ジャマイカコーヒー輸入協議会が本場のコーヒーの美味しさを伝えるコーナーなど、ジャマイカン・カルチャーをさらに深く知るためのまさに「ジャマイカ村」的スペース。
■ステージ・ショウ(21日、22日)
犬式a.k.a.Dogggystyleの元メンバーがラティールシーらと結成したアコースティック・アフログルーヴ・ユニットThe Tchiky'sが初登場(21日)。他にもおなじみのPapa U-GeeやMi-I & A SEH 1 TONES(21日)、在日ジャマイカンがジャマイカの音楽とダンスの歴史を綴るプログラム(22日)ほか、日本のレゲエ・シーンの実りを感じさせるラインナップ。
The Tchiky's
Mi-I & A SEH 1 TONES
ワンラブジャマイカフェスティバル
2011年5月21日(土)22日(日)9:00~22:00
会場:東京・代々木公園(東京都渋谷区代々木神園)[地図を表示]
入場無料
公式サイト
『ロッカーズ・ダイアリー』
写真・著:セオドロス・バファルコス
訳:浅尾敦則
2,990円
ISBN978-4-309-90876-2
菊判変形/ハードカバー/272ページ
発売中
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