本年もwebDICEの購読、利用ありがとうございました。年末、年始にwebDICEにアクセスしていただいた方に今年アップした記事の中でこれは読んでおいてほしいという記事を編集部でセレクトしました。(webDICE編集長 浅井隆)
pick up 01ガザの支援船へのイスラエル軍の攻撃
ウィキリークス問題もそうだが、5月31日このガザの支援船へのイスラエル軍の攻撃、射殺で世界中で抗議デモが起きた。フリッカーから写真を集めて掲載。各都市と東京都の圧倒的な抗議に対する問題意識の差が一目瞭然できる記事。
pick up 02ウィキリークス
今年の世界の重大ニュースに絶対入るウィキリークス問題。webDICEではもちろん直接取材はできなかったが、ネット上に溢れる情報から、内部の写真、NHKやスウェーデンのTV局のネットで見る事のできる番組を紹介した。現在も見る事ができるのでリンク先へ。
- TOPICS - SF映画以上のウィキリークス本部の内部写真
- TOPICS - 日本語翻訳版ウィキリークスのサイトはこちら
- TOPICS - NHKクローズアップ現代「機密告発サイト・ウィキリークスの衝撃」(11月4日放送)
- TOPICS - ウィキリークスのドキュメンタリーがネットで公開
pick up 03映画『ザ・コーヴ』上映反対の抗議
社会問題になった映画『ザ・コーヴ』。上映反対の抗議の主体となった「主権回復を目指す会」の西村修平氏にインタビューを試みたメディアはwebDICE以外どこもなかった。東京で一時どの映画館でも上映ができなくなったのでアップリンクで上映をすると配給会社に手を挙げたので自分の日記と共に読んでほしいインタビュー。
pick up 04デジタル時代のアメリカ自主映画資金集め事情
webDICEコントリビューターを一般のユーザーから募集し連載が始まった中の、ニューヨーク在住のタハラレイコさんの記事。どれも興味深いがネットでインディー映画の資金を集める方法はぜひ読んでほしい記事。景気の悪い話が多いなかで、未来の可能性を感じさせる記事。
pick up 05写真で綴る世界の旅行記
同じくwebDICEコントリビューターの山本佳奈子さんと東知世子さんのキューバとアルゼンチンの旅行記。写真付きのレポートを読むと旅に出たくなる。それぞれユニークな視点での観察が面白く、リアルなそれぞれの都市の状況がわかる。
pick up 06映画『スプリング・フィーバー』
今年アップリンク一押しの作品『スプリング・フィーバー』。監督のロウ・イエと脚本家のメイ・フォンのインタビューは、ぜひ読んでほしい。あわせて二人の俳優のインタビューも。ハンディのデジタルビデオでゲリラ的に撮影した本作を個人的には今後映画製作をしていく時の基準として、これを超える作品を作らなければと思い知らされた。
pick up 07映画『ANPO』
同じくアップリンクで配給したリンダ・ホーグランド監督の『ANPO』、公開を記念してトークショーを催した。それらを全てテキストに書き起こしたので、ここにまとめた。どれも長いが内容がある対談なので興味のある人から読んでほしい。
pick up 08鈴木祥子
アップリンク・レコーズを立ち上げCDとDVDをリリースしたので鈴木祥子さんのインタビューを2回掲載した。今の時代にどういう姿勢で作品を創り続けるべきか、各自それぞれ違う方法論があるだろうが精神の部分で最も共鳴したインタビュー。「孤独」についての言及は、今の日本のポップシーンに一番ない事をいい得ているので、心に留めておきたい。映画『スプリング・フィーバー』とも呼応するものを感じたのでパンフレットに原稿を依頼しました。
pick up 09Phew
インタビューに力を入れて編集しているが、その中でも読んでほしいインタビューの一つでアクセスも多かったPhewのインタビュー。村上春樹について「彼の作品で夢というのは恋愛で、私はそういう夢を持てない」という言葉にはっとした。
pick up 10DICE TALK
まだ読んでほしいインタビューはたくさんあるので、気になる人から読んでほしい。
番外編1渋谷HMV閉店
ランキング番外編の1位は、閉店した渋谷HMVがローソン傘下で再び渋谷に復活するが、最後の非常階段のイベントレポート
番外編2BLANK MUSEUM at 原美術館
番外編の2位は、アップリンクと原美術館の共同主催により行った『BLANK MUSEUM』。イベントの模様を動画にまとめたので、観て下さい。今年の夏は異常に暑かった、今、冬は普通に寒い。