骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2010-06-03 23:54


『ザ・コーヴ』市民活動団体からの街宣活動予告により東京での上映中止が決定

東京メイン館であるシアターN渋谷での上映が急遽中止、その他の劇場での公開も現在協議中
『ザ・コーヴ』市民活動団体からの街宣活動予告により東京での上映中止が決定

2010年6月3日(木)23:30頃、配給会社アンプラグドより『ザ・コーヴ』の東京での上映が中止となるニュースが入った。詳細は以下の通り。


『ザ・コーヴ』東京での上映中止のお知らせ

6月26日(土)に公開を予定しておりました映画『ザ・コーヴ』につきまして

東京メイン館である、シアターN 渋谷での上映が急遽中止となりその他の劇場での公開も現在協議中となりました。配給会社アンプラグドとしては、何らかの形で上映を実現させたいと考えております。

●現状の公開表記は、下記のように変更させていただきます。

初夏、全国順次ロードショー予定

すでにご紹介いただいている皆様には大変なご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。

●上映中止の理由
・度重なる抗議の電話が劇場にあったこと
・抗議による街宣活動の予告が劇場及び本社・日本出版販売(株)宛てにされたこと

●今後の対応
シアターN渋谷以外の上映館に関しましては、今後、協議を進めてまいります。
東京での公開が決定次第、ご案内させていただきます。
また、予定をしておりました出演者のリック・オバリー氏の来日は当初の通り、6月8日からの滞在を予定しております。

●配給会社代表・加藤より皆様へ
昨年末より準備をしてきました、『ザ・コーヴ』のシアターN渋谷での上映が中止となり関係各所にご迷惑をお掛けしております。
アカデミー賞受賞以来、市民活動団体から配給会社、拙宅などで執拗に街宣活動が行われてきましたが、今回、その活動が劇場に及んだため、このような事態となりました。『ザ・コーヴ』は決して反日映画ではありません。
映画の内容について深く建設的な議論をすることが必要であると考えています。
日本を舞台に描かれた映画を日本の映画館で観る機会が失われることを残念に思います。
今後は、すでに決定している劇場と慎重に協議をしつつ上映を続行できるように努力してまいります。



街宣活動の正当性を主張する「主権回復を目指す会」と西村修平代表のHPより

西村修平代表は映画『ザ・コーヴ』は日本人の食文化を意図的に歪めた作品であり、これを上映することは多くの国民の感情を傷つける。よって一国民は己の名誉を守るため、上映中止を求める街宣活動は憲法で保障された言論の自由に値する。
http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100511.html





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映画『ザ・コーヴ』より(c)OCEANIC PRESERVATION SOCIETY. ALL RIGHTS RESERVED.

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映画『ザ・コーヴ』より (c)OCEANIC PRESERVATION SOCIETY. ALL RIGHTS RESERVED.

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映画『ザ・コーヴ』

初夏、全国順次ロードショー予定
監督:ルイ・シホヨス
出演:リック・オバリー、ルイ・シホヨス、サイモン・ハッチンズ、チャールズ・ハンブルトン、ジョー・チズルム、マンディ=レイ・クルークシャンク、カーク・クラック
プロデューサー:フィッシャー・スティーヴンス ポーラ・デュプレ・ペスマン
脚本:マーク・モンロー
提供:メダリオンメディア
配給・宣伝:アンプラグド
2009年/アメリカ映画/91分/アメリカンビスタ/ステレオ/PG-12/原題:The Cove

公式サイト


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