2008年のオープン以来、webDICEは情報を自ら探す人、自ら発信する人に 自分の生活をクリエイトするためのカルチャーサイトとしてご利用いただいてきました。トップページの半分が『ブログ』『イベント告知』『クラシファイド』で占められているように、〈読者が作るサイト〉という特色を打ち出してきましたが、スタートから2年を迎え、さらにこのコンセプトを拡大していきたいと思います。
これまで編集部スタッフがメインで執筆していた〈骰子の眼〉の第一期(2010年4月~9月)コントリビューターを募集します。あなたのアイディアによる企画をwebDICEで実現してください。
◎いまこの人を世の中に知ってもらいたいので自身でインタビュー記事で紹介したい
◎この現場の状況をルポルタージュとしてまとめたい、
といった内容以外にも、既成概念にとらわれない企画をお持ちの方をプロ・アマ、ジャンルを問わずお待ちしております。
編集長からのメッセージ
ゼロ年代、雑誌休刊のラッシュだった。嘆いていてもしょうがない!
言いたい事、伝えたい事があるのなら紙のメディアがなくなろうと自分たちで作るしかない。
webDICEをより面白いメディアにするしかないと強く思う。
大体メディアなんてなくたってブログが有るし、ツイッターがあるじゃないと人は言うかもしれない。確かに個人が情報を発信出来る時代ではある。
でもそれだけの世界になったら、例えば、優れたインタビューというのは存在しなくなる。優れたインタビュー記事には優れたインタビュアーと、優れた編集者がかかせない存在だ。
ほっとおくと、その存在が今無くなっていこうとしている。当事者からだけのダイレクトの情報でなく、第三者の目を経た記事が、批評が、観客を育て、クリエイターを鍛え、シーンを作っていくと信じている。webDICEはそのための存在でありたい。
いわゆるサブカルチャーを紹介、評論して来た雑誌が続々休刊したので、それらの情報は、ネットから得るしかないのが現状だ。紙が終わり、ネットのメディアに未来が有るのか?! ネットの大半は購読に関しては無料だ。無料で読まれるサイトで、ライターも編集部も問題は、どうやって喰っていくか、継続していくかだ。
結局、記事のように見せかけたタイアップ広告を集めてしのぎを削っていくしかないのか。タイアップを全面的に否定はしないが、メインの記事がそればかりだと、それはもはや広告媒体でしかない。広告媒体となる事を非難しているのではない。昔の雑誌だって広告がないとやっていけなかった。タイアップ記事も多かった。でも編集者の意地はあったように思う。タイアップとは別の記事がまだ存在していた。
ただ現状のカルチャー系のサイトでは、他人や他社のブログやHPを巡回し、著名人のツィッターをフォローし、送られてくるプレスリリースをリライトして記事として流すだけ。インタビューをがっちりして掲載する場合はお金をもらったものが大半だ。これでは、ライターも読者もクリエイターも編集者もダメになる。オーバーにいって本当に「カルチャー」は死んでしまう!
嘆いていてもしょうがない!
webDICEで、できる事はなにかと考え、"コントリビューター”を募集することにした。
webDICEというメディアを使い、言いたい事を伝えたい人を募集します。 タイアップとかではなく編集部の価値観で記事を作成する量を増やさないとだめだという思いからこの企画を考えました。全く赤字のwebDICEですが「骰子の眼」の一記事に付き5,000円の原稿料を支払います。
記事の内容は、「インタビュー」「ルポルタージュ」に限定します。基本的に誰かを、何かを、取材するノンフィクションということです。内容はこれまでのwebDICEの記事を読んでください。多種多様な人物のインタビューやイベントの取材をやってきました。それらに通低するのは「既成の価値観に捕われない」「世界を均質化する力に対して抗う姿勢」そして「美しいこと」を基準とします。
「世界はこんなに面白い」と信じるライターによるwebDICEのユーザーを「リアルにコネクト」するための企画を募集します。
テキスト、写真はもちろんのこと、USTREAM、Youtube、twitterなどネットならではの方法論による企画も歓迎します。
webDICE編集部ではまず月5万円の原稿料の予算を組むので、月10本、コントリビューターの記事をアップします。
第一期は5名を募集します。最終的にコントリビューターは、国内外あわせて30名位になれば面白くなると思っています。
雑誌がなくなって、嘆いてばかりじゃしょうがない、わたしがやってやるという方の応募をお待ちします。
そして、webDICEに広告価値があるのではと思う方にお願いしたいです。
5万円でも3万円でも、広告を出稿する事を検討していただきたい。webDICEはtwitterと連動することにより、アクティブに記事や告知、広告が読者に伝える事のできるメディアです。例えば、イベントやライブや上映やCDやDVDや書籍の宣伝のチラシを1万枚印刷して配布するコストと手間とその効果を考えれば、webDICEに広告を出稿する方が価値があると思うので、よろしく検討お願いします!
浅井隆 webDICE編集長
広告についてはこちらをご覧ください。
コントリビューター募集要項
募集にあたっては、以下の内容をご明記ください。
お名前、ご連絡先(電話番号・住所・メールアドレス)
現在持っている企画についての説明(概略)
合わせて過去の作品をお送りください。
ご応募はメールにてお送りください。
お送り先 info@webdice.jp
初回締切日:2010年3月31日(水)24時まで
その後編集会議で審査のうえ、コントリビューターを決定いたします。
採用となった方には、締切から2週間以内にご連絡差し上げます。
コントリビューターは取材から原稿作成・撮影までをしていただき、編集部の確認後、記事が公開されます。隔週の水曜日を企画持ち込みの締切に設定いたします。企画ご応募数の制限はございませんが、選ばれた方には隔週の企画持ち込みにご参加いただき、月1本必ず企画を実現していただきます。掲載された方には1コンテンツ当たり、5,000円(税込)の原稿料をお支払いいたします。(お支払いは当社規定により、末日〆の翌々々5日払いとなります)
【応募企画規定】
今回は以下の内容に当てはまる企画につきまして受け付けいたします。
●未発表の企画であること
●独自の取材、撮影を経る企画であること(小説、詩など取材なしで完成可能なコンテンツは選考外となります)。
●取材にかかる交通費などを経費は執筆者がご負担いただける企画であること。
この件に関するお問い合わせ 03-6821-6821 担当:駒井(こまい)
info@webdice.jp