骰子の眼

cinema

東京都 港区

2010-01-18 15:50


[CINEMA] 矢崎仁司監督が再び狗飼恭子とタッグを組み江國香織の恋愛小説を映画化、『スイートリトルライズ』レビュアー募集

『ストロベリーショートケイクス』に続く最新長編は、すれ違う2組の男女が織りなす大人のラブストーリー.
[CINEMA] 矢崎仁司監督が再び狗飼恭子とタッグを組み江國香織の恋愛小説を映画化、『スイートリトルライズ』レビュアー募集
(c)2009 /「スイートリトルライズ」製作委員会

人気テディベア作家の瑠璃子は、好きなものだけに囲まれた自分の世界の中で、穏やかで充実した日々を過ごしている。夫の聡とは結婚して3年になる。子供はおらず、いつまでも恋人同士のような雰囲気さえ残す2人。自宅でベアの制作作業に没頭しながらも、夫の帰宅時はいそいそと出迎え、今日一日の出来事を報告する瑠璃子。毎朝2人そろってとる朝食、たまにする微笑ましいデート。はたから見ると誰もが羨む理想の夫婦であるけれど、自然と体の関係はなくなり、聡は鍵をかけた自室でTVゲームをして過ごす時間が圧倒的に増えている。ただ、自分と聡は繋がっていると信じる瑠璃子は、決して不幸ではない。けれど、時々感じるどうしようもない飢餓感。
「あなたといると、ときどきとても淋しくなるの」
そして、突然現れた青年・春夫の存在が、瑠璃子の孤独と飢餓感を緩やかに解き放つ。そんな時、聡もまた、自分に好意を寄せる後輩・しほと再会するのだった。それぞれ別の相手と恋を始める2人。だがそこには醜い修羅場もなければ、身悶えるような罪悪感との戦いも描かれない。ただ真摯に、貪欲に恋をする瑠璃子と聡。2人の間には、甘やかな嘘が静かに積み重なってゆくだけ。やがてその嘘が、夫婦をそっと元いた場所に引き戻していく…。

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(c)2009 /「スイートリトルライズ」製作委員会

原作は人気作家・江國香織の同名小説。江國作品に共通する透明感、優雅さに加え、強烈な孤独とわずかの死の匂いが散りばめられた本書は、初版から5年以上経った今でも尚、多くの読者に愛され続けている。本作にはそんな江國ファンをも納得させるであろう、魅力的なキャスト、スタッフ陣が揃った。
監督は06年に公開された『ストロベリーショートケイクス』以来となる映画作家、矢崎仁司。『三月のライオン』、『花を摘む少女 虫を殺す少女』など、これまでの作品にも共通する“死”の匂いを散りばめながら、繊細な演出と深い映像美で、嘘と優しさが共存する夫婦の姿を描く。そして『ストロベリー~』でも矢崎監督とタッグを組んだ、小説家・狗飼恭子が本作でも脚本を担当。瑠璃子と聡それぞれの恋の結末、そして2人が辿り着く夫婦のその後を映画的なアプローチで加えることに成功した。夫婦であることの中で自分らしく生きようとする瑠璃子。彼女のモラルを超えることを辞さない愛の覚悟と、根元的に抱える孤独。矢崎監督は映画としか言いようのない表現で、本作を原作とは別の形で見事に昇華させた。秘密と嘘、愛と孤独。美しく切ない、新しい恋愛映画の傑作が誕生した。
(以上、プレスより引用)



映画『スイートリトルライズ』

2010年3月シネマライズほか公開
原作:江國香織(幻冬舎文庫)
監督:矢崎仁司
脚本:狗飼恭子
製作:GLORY GROUP+ブロードメディア・スタジオ+日音+ポニーキャニオン +ハリウッドチャンネル
製作プロダクション:グローリープロダクション
出演:中谷美紀、大森南朋、池脇千鶴、小林十市、大島優子、安藤サクラ、黒川芽以、風見章子
助成:文化芸術振興費補助金
宣伝:ブロードメディア・スタジオ
宣伝協力:Lem
配給:ブロードメディア・スタジオ
2009年/日本/カラー/117分/ヴィスタサイズ/DTS

公式サイト



試写会に5名様ご招待

公開に先立ち、本作品の試写会を観て400~600字程度のレビューを書いて頂ける方、5名様をご招待します。応募方法は下記から。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)

『スイートリトルライズ』試写会5名様ご招待
日時:2010年2月3日(水)18:00開場 18:30開映
場所:アスミック・エース試写室(東京都港区六本木6-1-24ラピロス六本木3F)[地図を表示]

【応募方法】

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■応募締切り: 2010年1月27日(水)午後3時

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