「アンダーグラウンド」(2006年)(C)田中亜紀 Aki Tanaka
劇団公演で発表した戯曲が二年連続で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート、外部演出では古典戯曲と真正面から向き合う精巧で質の高い演出成果を挙げる劇作家・演出家タニノクロウ。今作は、タニノの幻想を具現化する集団、庭劇団ペニノによる新作公演となる。庭劇団ペニノの“イメージの演劇”では、現実には存在することのない奇想の数々=タニノの妄想が分断されたイメージとして観客に届けられる。「人は勝手に関連性を持って頭でつなげてしまうもの。そのこと自体が人間としての自由、そして権利だ」とタニノは語る。さまざまな仕掛けとたくらみをもって、劇場空間全体を巧妙に構築する。タニノのあふれるイマジネーションと観客自身の想像力とがからまり合うとき、観る者は脳内の構成物を書き換えられたかのような感覚に襲われ、舞台上の幻想は圧倒的に“リアルなもの”として浮かび上がってくるに違いない。
「星影のJr.」(2008年)(C)田中亜紀 Aki Tanaka
■演出ノート タニノクロウ
このフェスティバルに参加するに値する、十分な作品を作りたいと思っています。同時に、多くの方に楽しんでいただけるような作品を作りたいと思っています。今回の作品は、ずっとあたためて、いつか実現させたいと思っていた作品です。タイトルは「太陽と下着の見える町」です。女性の下着が見えるさまを舞台芸術にすることが主な目的ですが、物語のあるダイナミックな作品になると思います。(私の下着に対する愛情をすべて出すこと)つまり、この作品は究極のパンチラを求めるスペクタクルです。そして、この作品は大人のための巨大絵本です。参加できて光栄です。
(以上、プレスより抜粋)
「黒いOL」(2004年)(C)田中亜紀 Aki Tanaka
■庭劇団ペニノ カンパニープロフィール
作・演出のタニノクロウを中心に2000年、昭和大学医学部演劇部を母体として発足。「庭」という一つの抽象的イメージのもと奔放に広がる様々な表現形態を提示する集団として設立。劇団員は、代表のタニノクロウの他には構成を担当する3名のスタッフのみで、俳優・技術スタッフは所属していない。これまでに17 回の公演を重ね、大阪・精華演劇祭への参加、台湾・古嶺街小劇場の招きで台湾公演も行っている。また今秋には、ベルリン・HAU(ヘッベル)劇場の招聘も決定している。
※カンパニー公式サイトはこちら
フェスティバル/トーキョー2009秋
庭劇団ペニノ(タニノクロウ)「太陽と下着の見える町」
日時:2009年12月5日(土)~13日(日)
※日によって、14:00~/17:00~/19:30~のいずれかの開催
会場:にしすがも創造舎(東京都豊島区西巣鴨4-9-1)[地図を表示]
作:演出:タニノクロウ
出演:久保井研、山田伊久磨、五十嵐操、内田慈、笹野鈴々音、佐野陽一、森準人、間瀬英正、坂倉奈津子、大久保宏章、寺田ゆい、高橋ちづ他
料金:一般3,500円 学生3,000円 高校生以下1,000円
※フェスティバル/トーキョー2009秋公式サイトはこちら
公演に5名様ご招待
本公演を観て200字以上のレビューを書いて頂ける方、5名様をご招待します。応募方法は下記から。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)
庭劇団ペニノ「太陽と下着の見える町」公演5名様ご招待
日時:2009年12月7日(月)19:30開演
場所:にしすがも創造舎(東京都豊島区西巣鴨4-9-1)[地図を表示]
【応募方法】
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■メッセージ送付先
webDICE編集部
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■応募締切り:2009年12月1日(火)午後3時
※当選者の方のみに、ご応募いただいたアカウントにメッセージにてご連絡いたします。