独裁者の時代を生きたある家族の悲劇、そして生き残ったものたちによる告発と懺悔を描いた『懺悔』が劇場公開時のフィルムから大幅に画質が向上したデジタル・リマスター版DVDとして2009年11月6日に発売される。
独裁政権の真の姿を鋭く見つめ、静かな語り口で怒りを表明するこの映画の監督はグルジア映画界の巨匠、テンギズ・アブラゼ。ソビエト連邦崩壊前の1980年代に公開されて話題になり、ペレストロイカの象徴となった本作は、1987年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。極めて社会性の高いテーマを扱いながら、幻想的な文体で芸術性の高い作品に仕上がっている点が高く評価された。
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『懺悔』
2009年11月6日、DVD発売
監督：テンギズ・アブラゼ
出演：アフタンディル・マハラゼ、ゼイナブ・ボツヴァゼ、ケテヴァン・アブラゼ、エディシェル・ギオルゴビアニ
1984年 / ロシア / 本編153分 / カラー
公式サイト
偉人として誰からも尊敬されていた市長（アフタンディル・マハラゼ）が死んだ。人々がその死を悼む中、まるで故人を冒涜するかのごとく毎夜、その墓が暴かれる。誰が？なぜ？遂に逮捕された犯人が法廷で口を開く。それは、狂気の独裁者に翻弄されたとある家族の物語であった。
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DVD発売記念
特別試写会に10組20名様ご招待
『懺悔』特別試写会10組20名様ご招待
日時：2009年11月12日（木）19：30開演
場所：アップリンク・ファクトリー（東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階）[地図を表示]
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