映画『ウイグルからきた少年』はドキュメンタリー作品ではなく、カザフスタンを舞台にしたフィクション作品。ウイグル問題を風化させないため、そしてウイグル民族たちの「私たちのことを忘れないでほしい」という思いを届けるため、アップリンクではこの映画を緊急公開!10月3日(土)から、渋谷アップリンクで上映される。
物語は、新疆ウイグル自治区から逃げてきた少年アユブと、ロシア人の少女マーシャ、カザフスタン少年カエサルの3人の子供たちを中心に進む。民族も言葉も異なる彼らが、日々の生活の糧を得るべく懸命に生きる姿を描いている。
監督は、カザフスタン映画『ラストホリデー』(アミール・カラクーロフ監督)などのプロデューサーとして知られる、現役自衛官の佐野伸寿監督。自身のカザフスタンやイラクでの滞在経験がもとになっている。
映画『ウイグルからきた少年』
2009年10月3日(土)より渋谷アップリンク他、全国順次ロードショー
監督・脚本・編集:佐野伸寿
出演:ラスール・ウルミリャロフ、カエサル・ドイセハノフ、アナスタシア・ビルツォーバ、ダルジャン・オミルバエフ他
配給:アップリンク
2008年/日本・ロシア・カザフスタン/65分
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