骰子の眼

stage

東京都 墨田区

2009-03-09 17:37


舞台と客席が同化する!? 若手アーティスト集団・群々『あたらしい世界』3/13より

パフォーマーと同じように衣装を着て、舞台空間に入って自由に鑑賞する一風変わった作品が、アサヒ・アートスクエアで繰り広げられる。
舞台と客席が同化する!? 若手アーティスト集団・群々『あたらしい世界』3/13より
『あたらしい世界』リサーチ公演(撮影:松本和幸)

1980年前後生まれのアーティスト集団・群々(むれ)が、アサヒ・アートスクエアを拠点に一年をかけて作り上げた作品『あたらしい世界』を3月13日より上演する。本公演は、2008年4月より開始した「アサヒ・アートスクエア・レジデンスプロジェクト」の一環で、一年間のレジデント期間中、アーティストにアサヒ・アートスクエアを稽古場として提供し、新しい作品の制作支援を行っているもの。群々が初のレジデントアーティストとなる。

あたらしい世界
『あたらしい世界』リサーチ公演(撮影:松本和幸)
あたらしい世界2

本公演に先駆けて実施したリサーチ公演(2008年6月)では、パフォーマンス部分のみを発表。観客は始めに2階から入場し、ドリンクを片手にパフォーマーを見下ろす。その後、フロアに降立った観客は照明による誘導でグループ毎に移動。フロアでは、パフォーマーを間近で観ながらの鑑賞となった。目の前で繰り広げられるダンス、観客の隙間を縫うパフォーマンス。観客は作品の一部としてパフォーマーと並列にその空間に共存していた。

本公演では、リサーチ公演を元にメンバー内での話合いや公開稽古などを重ねて作品を進化させ、独自の空間と、群々独自のパフォーマンスを観客は自らの選択と足で体験する作品となる。


■群々(むれ)PROFILE

2007年、岩渕貞太と関かおりの呼び掛けにより結成。1980 年前後に生まれた同世代のアーティスト集団。メンバーは岩渕貞太、関かおり、長谷川寧、原田悠、松本梓、ミウミウ。それぞれダンサー・振付・演出・劇作・俳優・美術等、様々な出自を持つ。カンパニーではなく不定期に集まり、それぞれの舞台やアートに関する考えをぶつけあうための場として設立。2008 年6 月にアサヒ・アートスクエアにてリサーチ公演を発表。
『あたらしい世界』稽古日誌


群々『あたらしい世界』 作・出演:群々
2009年3月13日(金)~3月15日(日)

■出演:岩渕貞太、関かおり、原田悠、松本梓、ミウミウ
■会場:アサヒ・アートスクエア[地図を表示]
(東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒスーパードライホール4F)
■開演時間:13日(金)・14日(土)14:30/19:30 15日(日)14:30
■料金:前売3,000円/当日3,300円/群々チケット8,400円(3名様団体割引券 *前売のみ)※すべて1ドリンク付
【予約】JCDNダンスリザーブ  http://dance.jcdn.org/
(電話、E-mailではお取り扱いしておりません)
※本公演はパフォーマーと同様の簡単な服を着てご覧頂きます。また座席を設けておりませんので歩きやすい靴でのご来場をお勧め致します。
※詳細・お問合せはコチラをご覧ください。

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