誕生から半世紀を経た現在でも、最も知られた欧文書体として根強い人気を保ち続けている「ヘルベチカ」。2月5日(木)よりギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される企画展『Helvetica forever :Story of a Typeface ヘルベチカ展』では、幅広い用途に使える造形と調和性で、身近な街角の書体から多くのグローバル企業の指定書体まで、世界市場を席巻し驚くべき広範囲にわたり使用されているこの魅力的な書体を取り上げる。
会場では、日本人デザイナーを含む数多くの国のグラフィックデザイナーによってデザインされたポスターや数々のグッズなど、ヘルベチカを使用した様々な時代の作品や資料を展示。
その魅力と実績を、ラース・ミュラー社代表のラース・ミュラー、デュッセルドルフ応用技術大学のヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル、三氏のキュレーションにより紹介する。初日の5日には三氏によるギャラリートークもおこなわれる。
また展覧会に合わせ、ラース・ミュラー、ヴィクトル・マルシー両氏による著書『Helvetica forever』(ビー・エヌ・エヌ新社)の日本語版も刊行の予定。クラシックにして先端、ヘルベチカの世界を堪能してみよう。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第272回企画展
『Helvetica forever :Story of a Typeface ヘルベチカ展』
会期:2009年2月5日(木)〜2月28日(土)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)[地図を表示]
開館時間:11:00〜19:00(土曜日は18:00まで)
休館日:日曜・祝祭日
入場料:無料
■ギャラリートーク
日時:2009年2月5日(木) 16:00〜17:30
出演:ラース・ミュラー、ヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル
場所:DNP銀座ビル(定員60名/要予約)
詳細はギンザ・グラフィック・ギャラリー公式ホームページよりご覧ください。