(c)「罪とか罰とか」製作委員会
いまいちイケテないグラビアアイドル、円城寺アヤメ(成海璃子)が、ひょんなことから“一日警察署長”になり、コンビニ強盗事件の解決に乗り出す! 舞台演出家として数々の賞を受賞しているケラリーノ・サンドロヴィッチ監督3作目となるオリジナル脚本。え!?まさか!という笑撃の連続だ。アヤメの元カレ、刑事にして連続殺人鬼というユニ-クなキャラクタ-に新鋭・永山絢斗。段田安則、犬山イヌコ、串田和美、山崎一、奥菜恵、大倉孝二、安藤サクラ、市川由衣、六角精児、麻生久美子、佐藤江梨子ら豪華キャストが想定外のはじけた役どころで熱演するのも見逃せない。
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(以下、完成披露試写会での成海璃子さんとケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の挨拶)
成海:今回はアヤメという役で今までの現場とは違い、楽しみながら演じることができました。
監督:神童を観るまで成海を知りませんでした。子供の表情と大人の表情ができる人を探していて、実際成海に会ってみて、感心することが本当に多かったです。成海は撮影中も人を観察していて、スタッフが間違ったことをすると、それがウケたのかいつまでも笑ってる感じの子でした。
成海:脚本を読んだときは全く想像できなかったから、現場に入って演技をするのがとても楽しみでした。撮影中はコメディと思わずに演じていました。
監督:今までのモデルケースに当てはまらないくらい変わっている映画です。始めはまじめだけど、どんどん変わっていく、そんな面白さを感じてほしい。それに、今までに見たことのない成海が見れます。4年に1度くらいのペースで今後もやっていきたい。16回くらい撮ると成海が76歳になるころだけど、そのころには俺はもう死んでるかもね。
成海璃子(左)とケラリーノ・サンドロヴィッチ監督
成海:今回の体当たりの演技はとても面白かったです。難しい演技のところもあったけど、そんな時には負けたくない!と思って頑張りました。署長やセーラー服など着ましたが、コスプレの趣味はありません!今後も役があれば着るが、プライベートではやりません!
監督:とても自由奔放にやった映画が完成してとても満足してます。今までにない作品だし、今までにない成海が見れる。びっくりする人もいるだろうけど、やわなアイドル映画ではないです。ぜひ楽しんでほしいです。
成海:本当に楽しんで演じることができた映画でした。ちょっと浮いてる人がたくさん出てくるけど、とても面白いので1つ1つのシーンを楽しんでください。
『罪とか罰とか』
2009年2月28日(土)よりシネマライズ、テアトル新宿他にて全国公開
脚本・監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:成海璃子、永山絢斗、段田安則、犬山イヌコ、山崎一、奥菜恵、大倉孝二、安藤サクラ、市川由衣、徳井優、佐藤江梨子、六角精児、みのすけ、緋田康人、入江雅人、田中要次、高橋ひとみ、大鷹明良、麻生久美子、石田卓也、★、串田和美
2008年/日本/110分
配給:東京テアトル