ども、演出です。
突然ですが、
団員のせいかちゃんは、
目がデカイです。
ビックリして目を大きく見開いた時なんか、目玉が取れるんじゃないかと心配になるくらいデカイです。
笑って目を細めているのにデカイんです。
羨ましい限りです。
で、突然ですが、
オイラは目が細いです。
もうすんごい細いです。
昔、コンタクトを買いにメガネ屋に行ったのですが、
目を見開いているのに中々コンタクトが入らず、
店員さんに入れてもらおうとしたのですが、
慣れてるはずの店員さんですら入れられず・・・
結果、1時間ほど頑張っていただきましたが・・・
「すみません、無理です。」m(_ _)m
と断られたくらい細いんです。
目は開いてるんですよ?
もうパッチリ・・・というか、グワッ!ってなくらい開けてるつもりなんですけどね。
入れられないなら買っても仕方が無いのでそのまま帰りました。
苦い思い出です。
きっと、せいかちゃんなら何の苦もなく入れられるんだろうなぁ。
笑って細めている目の幅ですら、オイラのグワッ!の方が細いんだからどうなんだって話ですよね。
フッ。( ´_ゝ`)
長年連れ添った細目さ・・・。
いや!!
男で目がパッチリなんて気持ち悪いだけだ!
むしろ、ちょっとくらい細い方が渋いってものだい!
・・・という強がりに対し、
お前の場合、
「ちょっと」じゃないだろ
という切り返しはやめて下さいね。
泣くから。(TдT)
ってな話をしたのも、最近ですね、目薬を買ったのですよ。
台本書いてて目が疲れたのか、右目がもの凄く痛くなってしまいました。
瞬きするだけでも痛くて、周りに人が居ない時はずっとウインクして過ごさなくてはならないくらいです。
昨年もなったんですよね~。何なんでしょ?
タオルで温めると、その時は痛みは若干和らぎますが、すぐに痛くなってしまいます。
どうしようもなくなり、目薬を買いました。
オイラは目薬を使ったことがありません。
過去の経験が経験なのでね(笑)
この細い目に水滴が落とせるわけ無いじゃないか!!!
理不尽な神の造形に腹の底から文句を言いたい。
で、
一応チャレンジをするわけですよ。あまりにも痛いのでね。
指で目をガッと開けて、いざトライ!
極力目薬を目に近づけて・・・近づけて・・・近づけて・・・ってやってたら、
目に目薬の先が刺さりました。Σ(゚Д゚;)
違う痛みにオイラ悶絶。
「はぐぅわ~~~!!!」と怪鳥のような雄叫びをあげて部屋の中を転げまわるわけですよ。
そりゃチワワもビックリさ!!
しばらくして痛みも治まり、再チャレンジ。
同じミスは繰り返さないよう慎重に・・・慎重に・・・慎重に・・・ってやってたら、
足つりました。ヽ(; ゚д゚)ノ
「ぐぅもももぐわ~~~!!」という、およそ人が出しちゃいけない悲鳴を上げながら悶絶。
遊んでもらっていると勘違いしたチワワが乗っかってくるし・・・。
そんな深夜2時を過ごすオイラは十夢の演出。
役者からの信頼は、厚いぜ。
さて、
今週の練習は予定通り1幕の動き作りをしました。
1幕はページ数にして170ページ。
その内、99ページまで終えることが出来ました。
来週残りを一気にやってしまいます。
皆も集中して動いてくれました。
袖にはけたら直ぐに台本に動きをメモる役者もちらほら。
まぁ、メモは全員がしてほしいですけどね。
きっと来週からはしてくれるでしょう。
この動き作りのスピードに合わせて役者陣も台詞覚えをやってくれたらいいのですが。
こればっかりは個人の責任だもんなぁ。
いずれ期限を設けますけどね。
で、ラスト10分くらいで「修正した台詞の情報共有」をしました。
オイラは台本を配って配役を終えたら、まず役者には「語尾の修正」をお願いするようにしています。
例えば、「~~だ。」という言葉で台詞が終わっていたとして、それが役者が言いにくかったら、言い易い語尾に変更してもらいます。
そうじゃないと、本当の意味で感情は入らないと思っています。
一言一句ちゃんと覚えろと言いますが、それは、この作業をしてから。
自分が言い易い台詞に変えてから、完璧に覚えろと指示するのです。
毎回毎回台詞のニュアンスが違ったり、語尾が違ったりすると芝居がやり辛いんですよね。
アドリブのシーンならいいのですが、緊迫したシーンや決めのシーンで、毎回台詞が微妙に違うと周りに悪い影響を与えてしまいます。
台詞の言い方を決めず、毎回自由にやるというのは、それは「活きた(生きた)台詞回し」とは言いません。
単なる責任逃れです。
オイラが演出をやる時はそういうのは認めません。
100%の感情を入れた演技をする為には、100%の台詞が入っていることが絶対条件です。
そして、それを情報共有するのは、
誰が・いつ・どの代役をするか分からないから。
基本的には代役を決めておきますが、個人練習などではその都度で参加者が違います。
その時に情報共有出来ていないと、一々その度に変更された台詞を教えていたのでは時間が無駄になってしまいます。
それと、
ちゃんと自分以外の役にも興味を持つことも大切です。
自分の役の事だけを考えていれば良い訳ではありません。
自分一人は、台本の中の極一部分なのです。
それは主役も脇役もちょい役も同じ。
一部分を担っている役が集まって1本の物語を形成するのです。
役者は、役だけを把握するのではなく、物語を把握しなければなりません。
その為にはまず、自分以外の役に興味を持つこと。それが大切なのです。
だからこその情報共有。
オイラは今後、何度でもいう事でしょう。
皆で協力してクオリティの高い芝居を作るのだ、と。
ただし、
協力と余計な一言は違います。
絶対に違います。
その辺の線引きは追々教えていきます。