2008-05-30

映画『シークレット・サンシャイン』                            ラブ75点・ヒューマン95点★★★★★ このエントリーを含むはてなブックマーク 

行ってきました、初レビュー!ぬぬぬ。
Web DICE 応募で初参加の試写会でございます。また呼んでね!

映画のもつ宗教的な要素はおいといても、
チョン・ドヨンってすごいんだね。すごうぃ女優だね。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/chondoyon_p.html

「チョン・ドヨンが第60回カンヌ映画祭主演女優賞を
受賞したラブ・ストーリー」とういう触れ込みをあるサイトで
見かけましたが、映画を見た後、彼女といちゃいちゃしたくなる
ような、そんなラブストーリー色は全くありませんでした。
でも、ぼくは確実にチョン・ドヨンが好きになりました。
本作の役柄ではなく、演技力に。

内容的には、後半一気に宗教的な要素とディープに関わって
くる事もあり、きっと他のレビューのかたはそこらへんをついてくる
気がするので、わたくしのレビューはなるべく避けようと思います。
ただ、試写後の出口まで向かう階段で後ろをあるく韓流好きっぽい
ミセス二人が「宗教にすがってもダメってことよね~」とおっしゃてた
言葉とそのお二人の反応につきる気がいたします。

ぼくのいい映画の度合いがわかる目安は、映画を見て映画館を出た後、
その余韻でなぜか街の見え方が変わるかどうかでございます。
影響うけやすいタイプなもので、、、よく入りこんじゃうんですね。
本作は確実にその“余韻”がありました、なので高得点、でもこれ
ラブストーリーって触れ込みなのはちょっと違うと思いラブ度とヒューマン度
と二つに分けてみました。

ぼくは(今ごろなんですが)最近!韓国映画にハマッていて、
よく見るんですね。その中の好きな映画で、

『私にも妻がいたらいいのに』
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/pakfunsik_boku.html

があるんですが、その作品で初めて、チョン・ドヨンを知ったのです。
この時の彼女がまたかわいいこと!それを見たときは、ちょっと
舞台っぽいけど新人女優ぽいなぁ、いいなぁなんて生意気に思ってました。
実は試写前も、その時の同じ女優さんとは知らず、開映後10分くらい
頭の中で「もしや、あのかわいこちゃん、まさか、いや、、、」などと
思い巡らせていました。その後彼女のプロフィールを見てびっくりです。
メジャーな実力派の女優さんなんですね。知らなくてすいません。
しかも、そのプロフィールを見ると彼女はキリスト教信者なんですね。
それでこの作品に出演したのはほんとうにすごい!
(彼女のプロフィールのリンクは冒頭にあります)
そんな彼女の圧倒的な演技力に引き込まれ感じたのは、

何気なく歩む人生
自分を自由に解き放ってみたりして
でも実は危険や不幸はいつもそばにあるもので
不幸・不運に直面したときの絶望感
自分自身をだますことで、くるしみから逃れて
でもそれは、現実を見てない、見ないふり
それでも、支えたいと思ってくれる人がいたり
全てを愛してるふりから、すべてを憎むどん底を味わう
でも本当にほしいのは、逃れられない痛みからたすけてほしい
『シークレット・サンシャイン』

意味不明でごめんなさい、でも映画を見てもう一度読んでもらえたら
伝わるかもしれない。

もちろんこの映画の完成度は申し分ありませんが、個人的にはもっと女優
チョン・ドヨンさんの活躍を見続けていきたいと思う一作でした。
みなさんもぜひご覧あれ。

試写会場シネマート六本木↓
http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/lineup/20080229_1315.html

日本版公式サイト↓
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/

プロのレビュー ネタバレ有りです。
『前田有一の超映画批評』(前田先生、毎回たのしく拝見してます。)
http://movie.maeda-y.com/movie/01122.htm


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