2014-10-14

2014/10/08 練習 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ども、演出です。

いやはや更新がかなり遅れてしまいました。

仕事も忙しいですし、劇団の公演告知も開始しました。

加えて、

ココに来てやっと危機感を持ち出したのか、役者が小道具のことや衣装、シーンの読み込みについて質問して来る事が増えました。

ま、それは凄く嬉しいことなんですけどね。

ただ困るのが「スマホの充電の減りが早くなってしまう」って事です。

枕元にスマホを充電しながら寝て、当然起きた時は充電率100%。

でも、3時頃には30%以下の事がほとんどです。

ヘビーに使いすぎているのか、単に充電の寿命なのかは分かりませんが・・・。

でも、

やっぱり、

芝居についていろいろ質問してくれるのは嬉しいモンです。

一番嬉しいのは、「おぉ!そんなこと俺も考えてなかったな」何て質問されることなんですが、残念ながら、今はまだそういう質問はされていません。

もっともっと役のイメージや解釈を深くしていって欲しいと思います。

とはいえ、「そんな事まで考えてどうすんだよ!」と、なってしまっては意味がありません。

「意味のある深み」をお願いしたいものです。

さて、

今回は練習日誌というよりも今週練習したオイラの感想、といった方が近いかもしれません。

オイラは4月から、自分で言うのも何ですがフルスロットルで頑張ってきました。

身体がしんどい時も、精神的にしんどい時も、十夢祭の成功の為、動いてきました。

これは演出として当たり前の事なので、別に労って欲しい訳ではありません。

労って欲しい時は遠回しには言いません。

ちゃんと「褒めて!労って!」と言います。
(団員の誰も耳を貸してくれませんが・・・。)

ただ、自分の頑張りに対して、役者の成長が望めなかった時、オイラはとても苦しみます。

苦しむというか・・・悩みます。

今のままの演出で良いのか?指示の出し方は今のままでいいのか?

そもそもオイラが演出で良いのか?

他に適任がいるんじゃないかって。

それはもう、頭の中じゃ絶対に答えの出ない自問自答です。

答えが出ないのは分かってて、でも、自分に問わざるをえない状況が苦しいのです。

「他の演出ならもっと上手くやれるんじゃないか?」

これはいつも思っている事です。

そういう日々を半年、続けてきました。

そして、今週。

その苦労は報われました。

文化祭の通し・地球はチームの後半を見ましたが、

演出として、

うん。面白い。

って思いました。

勿論細かいところで沢山修正したいことはありますが、少なくとも「表現したい」芝居にかなり近付いたと思います。

特に文化祭は短い期間で本当に良く頑張ってくれています。

新人の、しずちゃん、せいかちゃん、しゅんき君が本当に頑張ってるんです。

台詞をちゃんと覚え、新人にも関わらず徹底的な駄目出しをするオイラについて来てくれています。

内心は分かりませんけどね(笑)

「コイツ細かいな~!」とか思ってたりして。

地球はチームも中々の出来でした。

やはり、台詞さえ入れてくれれば見ていられるんですよね。

まだ音響との細かい調整をしたことが無いので「締め」られてはいませんが、ちゃんと締めることが出来れば、面白い公演になると思います。

この手の作品はスピードが命です。

「余計なタイムラグ」をどれだけ削ることが出来るかが勝負です。

きっと、オイラが演出として見れていない間、皆で意見を出し合ってくれたんだろうな。

より良い作品を作る為に、考えてくれたんだろうな。

凄く、凄く凄く嬉しいです。

ただ、

面白いとは思いましたが、これで油断したらすぐに面白くなくなります。

台本を読まなくなり、台詞も直ぐに抜けてしまいます。

ここが重要。

ここから先の3週間がとっても大事。

今まで以上に「台詞を覚える為に台本を読み」、「役を深く理解する為に考える」作業が必要になります。

今度の練習もオイラを喜ばせてくれるかな?

今ままでの約束的展開だと、次の練習では大抵ボロボロなんだよな。

油断するから。

ここでもう一度気合を入れられるかは、役者次第です。

「もっと良い芝居にしたい」と思えるか。

ここ3~4回ほど見上げればチームを見ていません。

見上げればチームは演出のオイラが居なくても意味のある練習をしているでしょうか?

一応、「どこのシーンをやりなさい」と指示はしていますが、何故そのシーンを練習しろと言ったのか理解し、一生懸命成長する為に練習しているでしょうか?

今、4つの芝居を同時進行で作っています。

・頑張れ!幸一君!!

・それは月夜に舞う華の如く

・地球は僕らの手の中

・見上げれば夜空に碧い月

同じ十夢の中ならライバル心を燃やしてもいいと思います。

お客様から一番の「反応」をもらうのは自分達だ!と思っていいです。

それが笑いなのか、涙なのか、ゲンナリする気持ちなのか、は芝居の方向性によりますが。

役者達に良い刺激を貰いました!

オイラも、演出として、役者として、益々頑張ります!!

キーワード:

劇団 / 船橋 / 演劇


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ozking

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“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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