けさ、見た夢の中でゴジラが現れたってんで、
みんなワーッとそっちに見に行ってしまい、
私一人、教室みたいな部屋に取り残され、というか身を潜めていたのだけれど、
その後どうなったかと、ちょっとカーテンをめくって窓の外を見てみたら、
思ったよりも小さなゴジラが、首をふりながら中庭をこちらのほうに向かってきていたので、
それほど脅威には感じなかったものの、
その部屋を出て、みんなが向かったほうに行ってみたら、
みんな、げた箱のあたりで後ろ手に椅子に縛りつけられて身動きできずにめそめそしていた。
どうも、みんながいっせいに逃げ出そうとしたので、
統制が取れなくなるからって、縛りつけられたのらしい。
それで、集団で生きるとはこういうことか、と思い
（逃げる自由すらないのだ）、
私は学校に留まるか、学校を出ていくかで迷ったのだけれど、
学校には食料があるから、ゴジラがエサを求めて戻ってくるかもしれない、と思い、
そのまま出ていった（ような。この後、あいまい）。
で、4月はひたすら白いものに襲撃される夢を見ていたので
（ここには書かなかったけど、実はあの後も白い巨大カイコ、白い車、と続いていた）、
黒いもの、とりわけゴジラが出てくる夢なんてめずらしい、と思いながら、
ゴジラはどう読み解くのか、と思って、
安直な回答しかないのは知っていながら、ゴジラ、夢、とかで検索してみたら、
みんなの質問にみんなが答えるサイトで、
ゴジラが迫ってきたらどうするか、という設問に出くわし、
そしたら意外と、
とりあえず逃げてから、高台から双眼鏡で眺めるとか、
逃げるけど、途中で写真だけは撮るとかいうのがあって、
そうかー、みんなそんなにゴジラが見たいのかーと思い、
私の夢の中の、私以外の人々の行動がしごく妥当だったことが理解できた
（逃げるよりもまず見に行く）。
みんなは好奇心のほうが強いんだね、すごいね。
私は元々、怪獣ファンじゃないしな……。
というわけで、白いもんよりも黒いもんのほうがパワーがありそうな気がしていたけど、
出てきてみたら、それほどでもなかったし、思ったよりも小さかったから、
やっぱり私には白いもんのほうが合っているのかもしれない。
白、あの超越的な光。
なにも見えなくなってしまうほどの光。
そのまばゆさに取り込まれたら誰でも溶けてしまう。
しかし当分は、黒いもんシリーズが続くのかもしれないし、
もっと怖い黒いもんが出てくるのかもしれない。
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9月のTabelaでのタロット・スケジュール。
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