2013-05-22

凛としたチャン・ツィー:『グランド・マスター』クロスレビュー このエントリーを含むはてなブックマーク 

トニー・レオンとチャン・ツィーの映画ということで、あまりあらすじなど読まないで見たので、勝手に「HERO」や「LOVERS」を連想しましたが、それとは全く違いました。
きれいな映像の中でチャン・ツィーは特にきれいでした。武道家の役なので当たり前かもしれませんが、(顔だけではなく)姿勢もピンとしていてスローモーションの動きも美しかったです。
トニー・レオンも48歳ということで年を重ねて、さらに味がでてきました。この映画のためにカンフーの修業を積んだということで、とってつけたようではない、自然な風格が感じられました。
カミソリの存在も面白かったです。
中国人はあまり年をとって見えないのか、三人ともいつまでも素敵です。
ただ日本語字幕があるとはいえ、カンフー用語にはなかなか慣れませんでした。カンフーの流派の北と南の違いも技の名前も全然知らずに見たので、途中で専門用語とみなしてあきらめて
しまいましたが、十分楽しめました。
久しぶりのウォン・カーウァイ監督作品でしたが映像美は健在でした。まわりの人にも勧めます。

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acilakir

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