2013-02-13

トム・フーバー監督「レ・ミゼラブル」(新宿ピカデリー)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 「泣ける泣ける」「泣いた泣いた」と世間の評判がうるさいもんだから観たけど。う~ん。どこで泣くんだろう?ワンパスです。
 
 確か小学2年の時、原作を子供用に訳した「ああ無情」を読んだ。そこで前科モンの身分証明書は黄色いので、どこへ行ってもすぐマエが分かって雇ってもらえない・・・というエピソードだけ、いまだに何故か覚えている。生まれて初めて、「差別」を感じたときだ。
人を差別すると、また自分も差別される。裏切ると裏切られる。信じると信じられる。権力を行使すると、行使されてしまう。何かキリスト教の教えのようなことが含まれているのだろうが、どちらかといえばインモラル・サイドで生きてきた俺には納得出来ない。人の為に死ねるか!?愛の為に(好きな女の為に)死ねるか!?ちゃんちゃらおかしいやい。偽善だ!ま、理想だろうけどね。

 ラッセル・クロウの貫禄演技は良かったぞ。ハリウッドの方達は皆さん歌がお上手ですなあ。ミュージカルなんてやってたのが、おはずかしい。俺。

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大倉順憲

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