2012-10-17

『アルゴ』クロスレビュー:ドキュメンタリーフィルムを見ているかのような このエントリーを含むはてなブックマーク 

 製作ジョージ・クルーニー/ベン・アフレック、そしてベン・アフレック監督・主演のサスペンス映画。1979年のイランにおけるアメリカ大使館人質事件が題材となっています。その題材の事件も架空の映画の撮影という状況を作り出し、人質救出作戦を展開するという、事実は小説より奇なりを地で行くストーリー。実際の事件が元になってるだけあって、そのサスペンスは真実味があり、映画とわかっていても手に汗を握る展開となっています。。もちろん、主演のベン・アフレックも安定した演技であり、アラン・アーキン、ジョン・グッドマンのベテラン二人の演技も絶品。またファッションから眼鏡やネクタイまでの小物までも70年台末の流行をきちんと反映されており、それのおかげか、映画全体のフィルムの色調も70年台っぽく、まるで当時のドキュメンタリーフィルムを見ているかのような印象です。やはりこのようなサスペンスは主人公の表情が重要だと思いますが、年を経るごとに格好良くなっていくベン・アフレック、もちろん髭面も素敵です。

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tunes

ゲストブロガー

tunes

“いろいろ好きだったりします。”