飯田橋にある角川試写室で鑑賞。
ここは音響も良くどこに座っても見やすい。
椅子もゆったり。下手な映画館より素晴らしい環境で鑑賞できるので嬉しいマスコミ試写です。
ありがとうございました。
脚本は非現実的で正直、24人のキャラもイマイチ、かなり中途半端感はあるものの、何よりの収穫は、この作品の主演ジェニファー・ローレンス。
彼女の持つ清潔、純粋、ひたむき、強さがこの作品を数倍上質ものにしている。
「ウインター・ボーン」ではまだまだ幼さ残る、未知数の彼女は今どきの女の子にない毅然とした凛々しさがある。そうした風格がこの現代的なリアル感と反比例してとても良い。
ストーリーは、中心部分にいくまでにやや時間が長すぎるのが今回のメリハリに欠ける消化不良を導いてしまう原因かもしれない。
ただ今までに体験しない世界観が圧倒的に目の前に展開され・・・。その辺は監督のうまさを感じる次第。
すでに続編日本公開決定というほどの人気。
続編はもう少し脚本、登場人物の個性など期待したい。