今晩7月25日 午後7時半からのNHK・クローズアップ現代は、
水俣病 “真の救済”はあるのか ~石牟礼道子が語る~
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/
です。
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公害の原点と言われる水俣病。公式確認から56年、未だ被害の全貌すら明らかでなく、症状を訴えながら水俣病と認定されない“未認定患者”の救済は長く紛争の火種となってきた。
国と熊本県の責任を認めた最高裁判決を受けて国はようやくこの問題の「最終解決」に向けて動き出した。210万円の一時金を支払うなどの救済策。その申請期限が7月末に迫っている。
しかし「できうる限りの救済」をうたいながら、地域や年齢などの機械的な線引きによって救われない人が多く生まれつつあることが取材で明らかになってきた。
なぜいつまでたっても国と被害者の溝は埋まらないのか。私たちは日本近代化の陰で起きたこの負の遺産をどう未来に生かせばいいのか。
故郷熊本で水俣病公式確認前から発信を続けてきた作家、石牟礼道子さんを国谷キャスターが訪ね、ロングインタビューを行った。 (番組サイトから引用)
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●もう一つ、九州沖縄地区のみですが、
九州沖縄特集
「医師・原田正純 未来への遺産」
7月25日(水)22:00~22:49
(NHK総合テレビ・九州沖縄地域)
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=501-20120725-21-40754
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詳細)
先月、半世紀にわたって水俣病に向き合い続けた医師・原田正純さんが、急性骨髄性白血病で亡くなった。享年77。
常に現場に足を運び、母親の胎内で有機水銀に冒された「胎児性水俣病」を証明した他、国内各地の労働災害や、更には近代化を急ぐ途上国での公害など、世界各地の現場にも向かった。
見えたのは「被害者はいつも弱い立場の人」という社会のひずみだった。原田さんの人生を振り返り、未来への遺産を見つめ直す。
出演者ほか)
【出演】原田正純, 作家…石牟礼道子, 胎児性患者…坂元しのぶ, 胎児性患者…加賀田清子, 胎児性患者…金子雄二, 金子雄二さんの母親…金子スミ子, 熊本学園大学教授…花田昌宜, 医師・協立クリニック院長…高岡滋, 【ナレーション】井芹美穂
(番組サイトより引用)
写真は、2010年5月1日、水俣で撮影(奥田みのり)
以下の記事で使用したもの。
「水俣病の大なる原因は人を人としてあつかわなかったこと」-原田正純先生をしのぶ
http://www.alterna.co.jp/9282