2012-03-09

スティーブン・ダルドリー監督「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(渋谷シネパレス)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

傑作。絶賛。トム・ハンクスとサンドラ・ブロックがメインだと思ってたけど、オスカー役の子が断然主役。メチャメチャ良い。調べたら、これが映画初出演、初演技。どーしたら、あの繊細な演技が出来るんだ。子供のようでいて、大人ぶった台詞「キスしていい?」「ハグしてあげようか?」「ママ。I LOVE YOU」。こんなの恥ずかしくって言えないぞ。タンバリンで精神のバランス取りながら歩くシーンは泣けてくる。ジイちゃんとの別れのシーンも泣けてくる。こいつ凄いぞ。日本のカワイイ笑顔だけが取り得の子役は哀れに思えてくる。
ラストカットのブランコ乗りも良い。ここで笑顔だ!そうだ。いいぞ。でも、あの青い花瓶に入ってた鍵の箱には、何が入っていたのだろうか?ちょいと気になったけど。9.11映画の枠を超えている。もいちど絶賛!

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大倉順憲

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