2012-02-03

『生きてるものはいないのか』クロスレビュー:共に過ごす このエントリーを含むはてなブックマーク 

私達の身の回りに常におかれている「都市伝説」がもし現実のものになったらといった内容でした。思ったていた以上にとてもリアルで自然に世界に溶け込まれてしまいました。最後のひと時、果たしてわたしは誰と共に過ごしているのだろうか、というようなことを考えさせられました。兄弟と共に過ごすも良し。彼女、友達と過ごすも良し。本当に人それぞれだなと思います。また、「もしこの世の中に生きてるものがいなくなったら」ということもこの映画の中でとても大きなテーマだと思います。生きてるものとはわたしたち人間だけでなく、動物もそうです。そのような生きものが全てわたしたちの身の回りから消えてしまうということを想像すると、とてもぞくぞくし、恐怖を覚えます。そのようなテーマをこの映画の中では繊細に、そしてわかりやすく描かれています。軽くもない、そして決して重くもないとても「人生」といったものを深く考えさせられる映画だと感じました。俳優の方々もとても良い演技をなさっていて素晴らしいなと思いました。

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shion

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