2011-10-16

神代辰巳監督「アフリカの光」(FC2)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

アフリカへの密入国を夢見るショーケンと田中邦衛が、北海道の漁師町で船を待ちながら地元の人たちと共存するお話。この頃のショーケンは共演者から「天才」と言われたらしい。「天才」って、天から授かった才能なのか。確かにこの作品が公開された75年には、ドラマ「前略おふくろ様」74年には「傷だらけの天使」、77年には「祭ばやしが聞こえる」と立て続けに名作が生まれている。出来れば現場で見たかった。ショーケンを。天才の作業って、どういうのだ?次から次へと、ひらめきが沸いてくるのか。リハと本番では全く違った演技をするのか。それとも一発で撮ってしまうのか?アドリブがバンバン出てくるのだろうか。ああ、タイムスリップして見てみたい。それにしても、この精神的ホモとも言える、ショーケンと田中邦衛の友人関係は、なんだか変だぞ。70年代という時代だから許されたのか。いくら風を引いてるからって、銭湯で「駅弁」スタイルはやらないぞ。男同士が。真っ裸で。俺は嫌だぞ。

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大倉順憲

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