7月8日に行われた岩上安身さんによる、アイリーン・美緒子・スミスさんへのインタビューから抜粋・要約。
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アイリーンさんの発言要約。
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(311から)二ヶ月目の5月、大阪での集会で、初めてお会いする水俣出身の市民の方から、「これから何がおこるか手にとって見える、すごく怖い」と言われた。ボロボロと泣いていた。私も初めてお会いした人なのに、泣いてしまった。
311の後、水俣の人もすぐにアピールをだして、支援を開始した。(注1)
水俣の失敗、教訓を繰り返さないためにと考え行動するのが大事だから。
水俣の場合、(水俣病)事件を隠そうとしてから拡大した。
対策を遅らせたから、被害が拡大した。
実際に被害をうけた人、現地で何がおきているかについて、知らない大学の先生たち。
誰に学ぶのか?(といえば)当事者に学ぶことが大事。
そこから何をすべきか、見えてくる。
すでに福島でもおきている被害者の分断。
対策を遅らせたり、(支援の対象として)ある人を選んだり、選ばなかったりすると、被害者のほうが、割れて(分断)しまう。分断するための戦略が巧妙。
それを早く見に行って(現地の情報を確認し)、それ(戦略)に対する対策をとるのが大事。
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要約は以上。
()括弧内は、私の解釈による補足。
注1)水俣病被害者が被災者支援に立ち上がる 2011-03-19
http://www.webdice.jp/diary/detail/5408/