2011-06-12

「6.11脱原発新宿アルタ前アクション」に参加して来ました。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 http://chukeisimin.info/611/

 本当は午後早い時間に代々木公園を出発点にして行われる、グリーンピースの集会とパレードに参加するつもりだったんですが、寝坊して間に合わなかったため、夕方からのこちらに参加。

 蒸し蒸しするので、長袖Tシャツ一枚で家を出たら寒いくらいの気候で、途中鼻水が出て参りました。風邪をひかなくてよかったです。

 18時20分頃現地に到着。ただでさえ人の多い週末夕方の新宿駅東口は、新宿駅南口〜アトレ下の辺りから既に人でごった返しており、集合場所のアルタ前は移動が困難な程の人!人!人!

 制服警官により脱原発アクションの会場から離れた場所に隔離された、10人前後の右翼グループもいて、盛んに「こいつら(脱ないし反原発運動家)は己の快楽しか考えていない」といった罵詈雑言を代表者がメガホンで叫んでいました。しかし右翼だったら、「国土」を「汚している」原発には反対する方が「自然」のような気がするんですが…(ただし僕自身は、このような「汚染ー浄化」概念を一切、価値判断に持ち込むべきではないと考えています)。

 「全国各地のアクションを巨大モニターで放映予定」とのことでしたが、街宣車が観える会場の中心部は既に人でいっぱいで、結局木の植えられた築山を隔てた奥の方しか確保出来なかったので、何も観ることが出来ませんでした。だから、街宣車の上でやっていた「著名人」によるスピーチもよく分からず、結果的に集会の熱気を直に感じながら、近くでやっていたサウンドアクションを、ずっと聴いて観ていたという感じでした。

 個人的にサウンドデモで流されるような音楽は好みでなく、騒がしいとしか感じられないこともあって、これまで社会運動に接点を持ったことのない不特定多数の通行人に、アピール出来ていたのかどうかは分かりません。ただし参加者には20〜30代の若い人が多く、皆それなりにファッショナブルで、メイドっぽいコスプレをした子もいたりとか、現代の若者文化や風俗と共鳴しているという点は感じ取れました。

 最終的に21時近くまで同じ場所でずっと立ち見。警察をものともせずサウンドデモは依然盛り上がり続けていましたが、その頃になると本格的に人も退いてきたし、腰が痛くなってきたこともあって僕は撤収。帰り際に端の方で未だスピーチをしている小規模なグループの近くを通りかかったのですが、ちょうどオーディエンスに紛れ込んだ公安警察が見つかって、皆から「公安帰れ!」とヤジられて、数人の仲間と共にスゴスゴとその場を去っていく光景に出くわしました。爽快でしたね(笑)。

 最後に昨日も現地で署名を集めていた、送電線の国有化を求める署名運動のホームページを紹介しておきます。ネットでも署名出来ますので、賛同される方は是非。僕もネット経由で署名しました。

 http://maketheheaven.com/japandream/

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知世(Chise)

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知世(Chise)

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