2010-12-27

10月7日(木)HSWのゲストに『名前のない少年、脚のない少女』のエズミール・フィーリョ監督をお迎えしました! このエントリーを含むはてなブックマーク 

2010年10月7日(木)に来日中の『名前のない少年、脚のない少女』の監督、エズミール・フィーリョを配給サポートワークショップのゲストに迎えました!!

地球の裏側から来たエズミール・フィーリョ監督、ちょうど日本に到着した日がお誕生日で28歳になったばかり。ブラジルの新星として注目の監督です。

ゲスト回では、2011年2月に公開となる『名前のない少年、脚のない少女』について語ってくれました!

★キャスティングについて

-初の長編『名前のない少年、脚のない少女』の役者たちは素人ばかりで、インターネットで見つけたとのこと。しかもかなりユニークな方法でキャスティングしてます!先に監督であることを打ち明けず、最初は監督自身の名前を伏せて、ハンドルネームを使い様々なウェブサイトにミステリアスなメッセージを振りまくことから始めたとのこと。そこから、俳優を探していることを伏せながら、会って、互いの世界観について話した上で、最後の最後で自分は映画監督であることを打ち明ける、という方法をとったとのことでした。

★劇中に頻繁に登場するインターネットについて

-今の子供たちにとってインターネットはあって当たり前のもの。映画の主人公のように、インターネットの中で生つづけていきたいと思っている子は多いのではないか。たとえ自分が死んでも、写真や作品を残すことで、インターネットの中では存在していられる。その感覚は、若い観客たちに共感してもらえる部分だった。

などなど。その他にも、次回作についての話や映画の舞台となった南ブラジルの村の話などなど、興味深い話をたっぷりと話してくれました!

<作品>名前のない少年、脚のない少女
南ブラジルのドイツ系移民の小さな町に母親と二人で暮らす16歳の少年。彼の夢はボブ・ディランのコンサートへ行くこと。
学校にも家庭にも居場所を見つけられない少年は、退屈な現実から逃避するようにミスター・タンブリンマンというハンドルネームで日夜インターネットに没頭している。
ある日、彼はネット上で奇妙な動画と写真を見つける。そのどちらにも同じ神秘的な女性が写っていた…。
ブラジル・フランス / ポルトガル語・ドイツ語 / 2009年
公式ホームページ→http://www.uplink.co.jp/namaenonai/

<監督>エズミール・フィーリョ
ブラジル、サンパウロ生まれ。現在28歳。2004年にFAAP 映画学校を卒業後、短編映画監督としてのキャリアを築く。ビデオ作品『Tapa na Pantera』はYouTube で公開され今までにのべ1000万回再生されている。短編最新作『Saliva』は2007年のカンヌ映画祭批評家週間に出品され、シッチェス・カタロニア国際映画祭では短編作品グランプリを受賞。アップリンク配給作品『名前のない少年、脚のない少女』は初の長編となる。

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