第十三号雑居房・自首企画第2弾
「豚箱の中のお愉しみ」
新宿JAMにてのライブ終了致しました。
ご来場下さいましたみなさまに改めてお礼を申し上げます。
告知しましたように照明を一切使わぬ、生の火のみを明かりとすライブでございました。
巨大な燭台や火鍋、火吹き、
兼ねてよりやりたいと思っておった頭の上で火を灯すグロッテスコ彫刻的な人間燭台。
火は生々しく強く己の奥深くを鳴り響かせる力に満ち満ちた、根源の顕現です。
このところ熊野本宮、丹生都比売神社、会津アートフェスタと
野外で立て続けに行なっていたに加え、
主催の「第十三号雑居房」始めアングラ色の濃いバンドが多かったので
久々に地下に潜る感覚のライブを楽しませて頂きました。
場によってエネルギーの質は異なり、その影響は当然受けます。
小さいライブハウスのような内的にも外的にも閉鎖的な空間では、
意識せずに外よりも内を通る瞑想になります。
外、内と申しましても根源へ向かうルートの違いですので本質的には同じですが
感得される過程は自ずと異なります。
私共、混沌の首メンバー、観客の皆さま共に
何を受けられたかは人ぞれぞれと存じますけれども、
先日のライブは何かしらを感じた方が多かった、そんな感触が今までに無くございました。
一緒に瞑想した、祈ったと仰って下さった方々、瞑想会への興味を示して下さった方々もおり
本当に嬉しく思います。
私共の信じる先に共感出来るかはさておき、本気でどこかに向かおうとしている
その一点のみでも感じて下されば良いと思っています。
11月、12月と瞑想ライブの予定がございますが
単なる繰り返しではなく、
なるべく多くを得ながらひらけてゆきたいと祈念しております。
羅入 拝