2010-07-06

『ぼくのエリ 200歳の少女』クロスレビュー:美しく物悲しい、12歳の少年とヴァンパイアの少女の恋 このエントリーを含むはてなブックマーク 

今までのバンパイアものの映画は、現実離れしているし、ありきたりなラブロマンスに終始していて、好きではなかったので、今回の作品も、どうせそういった類のラブロマンスと思っていたら、大間違いだった。正直、久々のヒットです!!!!

12歳の体に永遠に魂を閉じ込められたまま・・・という設定だけでも切ない!!そんな苦しみを抱えているバンパイアの少女と、友達がいない少年の寂しさ、孤独さがちょうど重なり合い、切ない、切ない恋へと発展していく様は、胸が締め付けられるようでした。そんなきゅーーっとする気持ちを高ぶらせるのは、北欧の寒い冬景色だからなのかと思った。

しかし、寂しいだけのお話ではなく、人と人とが心を通わせていくことで得られる暖かさ、そして、愛ということも感じることができ、共感できるところもある。北欧のインテリアやファッションもおしゃれで、映画があまり好きではない人でも、その世界観を十分に楽しめると思う。

公開されたら恋人と一緒に見に行きたいと思う。

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browntabby511

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