2010-03-24

中の下だから、がんばろう! このエントリーを含むはてなブックマーク 

 タイトルに惹かれ予告編を観てみたら大爆笑、是非とも観たいと思っていた映画です!
主人公の佐和子は、上京5年目にして5人目の恋人と付き合い、5つ目の会社で働いています。
口癖は「しょうがない」。
これを聞いただけで覇気のなさが伝わってきました。
自分の現況に不満を持たないのと同時に、人生に希望を持っていないんですね。
最初は、まだ若いから、いや、若いからこそ焦りがないのかしらと思いました。
でも、あれほど「帰れない!」と言っていた実家に戻った佐和子が少しずつ変わっていく姿を観ていたら、
東京でたった一人で暮らしていた孤独感が
佐和子から“がんばろう”という気持ちを吸い取っていったのかもしれないと思ってしまいました。
やはり、信頼できる友人や恋人、離れて住んでいても自分を応援してくれる親の存在などは、
知らず知らずのうちに自分に前向きな力を与えてくれるものなのだと思います。

 「自分は中の下だから」と決めてかかっていた以前と比べ、
「自分は中の下、大した事ない。だからがんばらなきゃいけない」と一歩踏み出した佐和子を観て
こちらまでがんばろうと思えてくる映画でした。
そして、斬新な歌詞の社歌は、まさに人生の応援歌でした!

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ブルーベリー

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