今、ホットなのはDOMMUNEとRadikoなんでしょうかね。
昨夜、DOMMUNEの予定(菊地×大谷)は覚えていたのに、フランス映画祭のオープニング・レセプションはなぜかうっかりしていて、ジェーン・バーキン団長onレッドカーペットを見そびれてしまいました(ひょっとしてギャスパー・ノエも来てるのかな?)。
写真は撤収の様子です(涙)…
でも、オープニング上映が終わった頃にたまたまヒルズカフェの前を通ったら、奥におそらくジャン=ピエール・ジュネらしき?ダンディな男性のお姿が…(「ミックマック」観たかった)…
ああ、昨夜はTOHOシネマズ六本木ヒルズに来てたのになあ。
そう、「シャーロック・ホームズ」のことで頭がいっぱいで、フランス映画祭の存在が飛んでしまったという相変わらずとんちんかんな私…
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作品情報はほとんどノー・チェックで行ったのだけど、劇場は大混雑だったので、レディース・デイとはいえ前評判もよかったのだろう。
ガイ・リッチー、マドンナと別れてから調子よくなったみたい?…いいテンポで集中力がずっと持続している。力量を感じました。
それから、けっこう好きなタイプの男性かもなんです、ロバート・ダウニー・Jr。頭もいいし強そうでもあるのだけど、何気に弱そうな面がチラリと垣間見えたりする…
その彼の魅力が存分に引き出されてる役なんじゃないかと。
しかも、ジュード・ロウ演じるワトソンとの間の微妙な♡に、こちらまで萌えてきます。
アイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)が峰不二子のようにホームズにまとわりつこうが何のその、ホームズとワトソンの間には誰も割り込めない濃密な関係性があるのだね…
それはさておき、下調べを一切してなかったので(元々シャーロック・ホームズ自体にも詳しくない)、この映画に黒魔術が登場することを観始めてから知り、ひえ~面白そう~とワクワクさせられ、神秘的な小道具や装飾品の数々に好奇心をそそられたりもしたのだが、さらに面白かったのは、当然ながらホームズがオカルトに流されずに解明していく手さばきだ。
あの、彼の中での思考のせめぎ合いとか肉体との共存とか…をすごく理解できるのは、自分も少なからずボロボロの心身からそんな能力を搾り出して日々何とか生きながらえるような心境があるからなのか?
魔術や錬金術、修道会…といったオカルティックなパワーと、科学技術の発達は背中合わせでクルクル回っている関係だから、当時の時代背景などを考えながら観るとさらに面白いでしょう。