レディースデーの昨夜、恵比寿ガーデンシネマで公開中の諏訪敦彦&イポリット・ジラルド監督作品『ユキとニナ』の上映後、諏訪監督と演劇ユニット「チェルフィッチュ」の作・演出を手がける岡田利規とのトークショーが行われた。
冷たい雨の夜だというのに、多くの観客に囲まれて充実した表情を見せていた諏訪さん、…よかったね!
『ユキとニナ』は2回目の鑑賞だったので、前回とはちょっと違う発見もあったりしたけど、大画面で観れたのはよかったし、岡田さんのほわんとした独特の存在感も素敵だった。
岡田さんはこの作品について「生々しい」と語り、日本と海外の共同製作が自然に成立できていることに着目。
海外で活動することについての考察…たとえば、海外で岡田さんの舞台が能に似ていると言われたり、台詞が長いせいか枕草子のようだとか言われたりすると、「それは違うでしょ~?」と思いながらも「そうなのかなあ」と納得する…みたいな話もなかなかに味わい深かった。
そんな岡田さんの演劇ユニット「チェルフィッチュ」の新作公演『わたしたちは無傷な別人であるのか?』が2010年2月14日(日)~26日(金)STスポット横浜、3月1日(月)~10日(水)横浜美術館レクチャーホールにて上演されます。
【問い合わせ】http://precog-jp.net プリコグ
私は美術館での公演に行く予定です(…って何年ぶりの生観劇だ!?)。