ときに思わず苦笑いと共に噴き出してしまうほど。
どちらが正気か酔狂か、といったところ。
上映後の伊東豊雄さんのティーチ・インは、
胸の痞えがおりるような、素敵なものだった。
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鳥の巣の設計デザイン過程と、建設過程の、
圧倒的なギャップを目にするだけでも、興味深いと思う。
作為も消えてしまうほど、“素直な驚き”に溢れている。
技術に焦点を絞った形でなく多面的な構成なので、
その点、技術・構造面での解説を期待していた人には物足りなかったとか。
●鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーロン
http://www.torinosu-eiga.com/