鑑賞させて頂きました。ご招待ありがとうございます。
90歳の新人監督作品。
木村氏は監督こそ初だが、美術監督では多数の作品を手がけた人である。
そうした監督の人望か・・・各界からの豪華キャストの映画でした。
映画学校の先生と生徒の交流を軸にその先生が家庭に帰れば、今度はそこで足の不自由な妻との生活を描いた、かなり幅広い年代の方々が観れる映画です。
美術監督ならではの映像画・風景画はまた普通の映画とは違った雰囲気あり。
ただ自殺願望の強い青年の真意が私にはいまひとつ、理解しにくく
「こんなことで・・・・」と心痛める部分もありました。
それにしても妻役の有馬稲子氏の驚くばかりの演技には感嘆するばかり。
そしてこれまた90歳にして原作・監督・脚本もこなす木村威夫氏にこれまた拍手です。